2024年5月3日金曜日

20245/3〜20245/6 六甲全山縦走

日時:5月3日(金)~5月6日(月)

メンバー:CL松田、SL大串、菅原、梅田

行程:
3日:静岡=兵庫
4日:宝塚駅ー岩倉山(8:10)ー大平山(9:42)ー水無山()ー六甲山(11:46)
  ー摩耶山(15:42)ー市ケ原キャンプ場(17:12)
5日:市ケ原キャンプ場(4:30)ー鍋蓋山(7:05)ー菊水山(8:10)ー
高取山(10:45)ー横尾山(13:16)ー旗振山(14:20)ー須磨浦公園駅(15:03)ー宝塚駅
6日:兵庫=豊田ボルダー=静岡
記録:

2年生山行に行ってきました。
今回の舞台は神戸の六甲山。
西日本の山ということで前日の夜に出発し付近の駐車場で前泊です。 
翌朝5時に起床し、朝の準備をこなしつつ登山口へ。最初のピークである岩倉山の山頂を目指します。

5月上旬とはいえ街がすぐ近くにある低山。そのせいかじんわりと汗をかくくらい暑いです。
道自体はきちんとしたもので神戸の街並みをバックに登っていくと岩倉山に到着。
低山だけあってお地蔵様にきちんとお供物もありました。
木々が生い茂る山中を歩き大平山や水無山の大きなピークや岩原山などの小さなピークもとりつつ歩みを進めます。
六甲山は初心者も歩くハイキングコースもあるため、頻繁に道案内の標識があって助かりました。
六甲山頂上に到着。

ゴールデンウィークで天気も良く山頂の広場でくつろぐ人も多く、六甲山最高峰の柱には列ができていました。
太い道路やロープウェイが通っている広場があり、しばらく歩きやすい道が続きます。
アスファルトの楽な道だなと思いきや排水溝に落ちる大串!

怪我がなかったのが幸いですが、簡単そうに見える道でも油断大敵ですね。
小さなアクシデントはあったものの摩耶山山頂に到着!

近くの掬星台は日本三大夜景にも選ばれるほど美しいらしいです。
真昼間に美しい夜景となる光景を楽しみ本日の幕営地へ。
人気のキャンプ地でテン泊の方がかなりいました。
持ち込んだジュースを近くの川で冷やし夕飯を食べ就寝。
翌日起床。
朝は食欲が湧かないメンバーが多く、大串がよく頑張ってくれました。
大龍寺方面に出発。涼しいうちにできるだけ進んでしましたい。

ついでに再度山によって鍋蓋山に到着。
じんわりと日が出てきて気温が上がってきました。
城ヶ峠にかかった橋を渡り菊水山へ向かいます。

もしこの橋がなかったらこの急な峠を降りてまた登らなければならないと考えるとゾッとしました。
8時過ぎに菊水山山頂に到着。


これから歩く街が一望できました。
淡路島を視界に収めながら市街地へ向かって山を降ります。
全山縦走のためには何度か街を通らなくてはならず照りつける日の下アスファルトの上を歩きます。
先輩方の敗退報告を確認しながらところどころにある縦走路の案内に従い高取山へ。
高取山には高取神社が立っているため神社の階段や鳥居を潜って山頂を狙います。

山頂自体は神社の裏にあり少し見つけづらい位置にありました。
次なるピーク、横尾山を目指して再び市街地を通り抜けます。
横尾山の直前で、今回の山行の危険箇所、馬ノ背を通り抜けます。

両側が崖のように切り立っているだけでなく、家族できている登山者も多く子供からご老人まで様々な人たちとすれ違いました。
屈指の危険箇所を無事切り抜け横尾山に到着。
長かった縦走もあと少しです。
集合住宅地を進むと鉄拐山山頂につながる急な階段が見えてきました。

この山も他の六甲山の山々と同じように地域の生活に根ざした山のようで立派な歩行路が用意されていました。
道なりに進んで鉄拐山、旗振山をとり、最後のピークの鉢伏山を目指して進みます。
降旗山から鉢伏山へ向かう道中には多くの親子連れがいて子供たちも多く見られ、近づくにつれてその数は増えていきました。
鉢伏山山頂はロープウェイや顔はめパネルなどがありテーマパークのようになっていました。
最後のピークをとりあとは降るだけ。
完全に舗装された快適な道を降り無事須磨浦公園駅まで到着です。
少し歩いた須磨駅から電車に乗って宝塚まで戻ってきました。
適当に飯と風呂を済まし明日の豊田ボルダーへ向かいます。
翌朝、ボルダー組と合流。
ボルダーを楽しみました。

昨夜の運転係の松田はほとんど寝ていましたね。
お疲れ様でした。



まとめ:
六甲山は標高が低く、住宅地もすぐ近くにある山で道やアクセスがよく整備されていて、すれ違う登山者の数も多く、子供も多く見かけます。
そのため一登山者としてのマナーや気遣いを意識する山行でした。
普段の山行では双方共に経験がありますが、経験や実力のないこどもたちとすれ違う中で相手に譲る寛容さを持つことが登山者のマナーを高め、結果的に多くの登山を快適にしていくのだろうと感じました。
(文:梅田)

2024年4月28日日曜日

2024/4/28 新歓山行 満観峰

日時:4月28日(日)

メンバー:CⅬ増田,SL高林,鈴木(琴),有間,増地,大串,堀,菅原,梅田,松田,鈴木(大),中村,貝沼,塩沢

行程:
28日:静岡=花沢の里駐車場-鞍掛峠-満観峰-鞍掛峠-花沢の里駐車場=静岡

記録:
GWに新歓として満観峰に出かけました。過去2年は雨で滝を見に行っていたので久々の新歓山行。しかも1年生が4人も参加してくれました!!!嬉しいですね。
今回は先発隊と後発隊の2チームで登りました。


集合場所で新歓に来てくれた1年生4人全員が登山靴を持っていることが発覚。高校山岳部の3人はまだ分かる。高校で登山をやっていなかった鈴木君もめちゃめちゃかっこいい登山靴を買っていました。いいなー!!

出発!

晴れた休日ということもあって、駐車場にはかなり多くの車がありました。
登山道まで集落の横を通っていくんですが、建物も石垣も横を流れる川も全部が素敵で、風情ある街並みを歩くの楽しかったです。
古民家カフェの看板なんかもあって、寄り道したい気持ちを抑えて進みます。

来てくれた一年生

よく整備されてる登山道でした。危険個所が少ない&経験者が多いこともあってかナイスペースで歩きます。途中鞍掛峠で休憩を取りました。


その頃の先発隊

個人的に満観峰といえば!の日付の切り株を2つ見れました。見てるだけで和みますね。
一体誰が作ってくれてるんですかね、素敵すぎます。

葉っぱで8にしてるの可愛すぎません?


お花も置いてありました

9時過ぎに山頂に到着!!
先発隊が焼きそばを作って待っていてくれました。ちょっとだけ時間の早いお昼ご飯です。
山頂でご飯を作って食べたり、話したり、お昼寝したりといつもの山行とは違うゆっくりとした時間が流れます。

焼きそばめちゃくちゃ美味しい

高校の時茶道部だった堀君が屈強な筋肉でお茶を点ててくれました。
今日一番の楽しみ。泡が細かくてほんのり甘かったです。
山行に来れなかった前嶋君のお茶菓子の差し入れも相まって、とっても優雅な時間です。

ぱわー

山頂からは駿河湾と市街地を見渡せました。富士山だけは雲の中に、、。
それでも静大山岳部には中々ない程の快晴。
一年生に強力な晴れ男、晴れ女がいてくれたら嬉しいです。
一年生同士で楽しそうに話してる姿にもほっこり。

いい笑顔

菅原君が買ってくれた柑橘をみんなで食べたりとのんびりした空気が続く中、明日何をするかという話から、いつの間にか今下山すれば松本のカモシカスポーツ行けるんじゃないか?という話に。

山岳部に入るとみんな距離感覚が麻痺しちゃうんですかね?
山岳用品見るためだけに午後発で長野ですよ?最高ですね。
話が決まると帰る支度を速攻で終わらせます。

すれ違い中

下山途中に、浜キャンの探検部さんとすれ違いました。Twetter見てくれているそうです!
休憩なしで、駐車場までそのまま下ります。

最後は、いつも通り一部上級生が林道ダッシュをしてあっという間に無事下山!!
1年生にはこの光景がどう見えてたんでしょうか。

いつものダッシュ


下山後は片道2時間半のドライブで、カモシカスポーツへ!!

めずらしく高速に乗ってます


みんなでお買い物を楽しみました。クライミングシューズを新調する2年生が3人。
みんなかっこいい靴買ってました。松田はサイズが合うものがなく、買えず。残念。
部としてはボルダーマットを2枚購入。色がオレンジと青の配色でかわいい。
今後の活動がより充実していきそうです!

引き寄せられますね、、



まとめ
いつもの山行とは違って、晴れた日に山頂でのんびり過ごす時間もあり、新しい山の楽しみ方を知れた気がします。新歓山行としても1年生と話せる時間も多く、有意義な1日になりました。GW後に1年生は山岳部としての活動が本格的に始まっていくわけですが、山の活動の楽しさを知ってもらえるように上級生としての役割を全うしていきたいです。
今年度は晴れの山行が増えますように!!!!!
(文:松田)














2024年4月2日火曜日

2024年4月2日 九州 くじゅう連山

日時4月2日(火)

メンバー:CL菅原,SL松田,前嶋,梅田,堀,大串

行程:
2日:登山口-星生山-久住山-中岳―稲星山-坊がつる-大船山-三俣山-登山口

記録:
今回の山行は、普段行けない九州に足を伸ばすということで、当初2泊3日で登山とクライミングを両方する予定だった。
私はクライミングが大好きなので、駄々をこねて みんなが山登っている間も一人で岩登っちゃおっかな、と考えていた。
しかし、上に書いてある行程では、日帰り登山になっている。
そう、 車にボルダーマットが入らなかったのである!


失意の中、登山開始。

翌日の雨の影響で1泊2日を急遽日帰り登山に変更、行程が長いのでヘッテンを付けてスタート。

        眠そうな梅田君

気温は半袖でちょうどよいくらいだった。日が昇ったらさらに温かくなりそう。

       明るくなってきた

          1座目

道は岩場も含めて歩きやすかった。
久しぶりに夏靴を履いたので、足首の可動域が広がって快適だった。

     ここら辺、鳳凰三山と似ている気がした


       道を間違えるCL(ぷぷ)

          2座目

          3座目


       どんどん進んでいく

          4座目

3座目は九州最高峰の中岳。皆笑顔で楽しそう!ここまでかなりハイペースで歩いたので、日帰りでも当初計画していた1泊2日コースを完走できる可能性が出てきた。

          5座目

          6座目

おや、5座目の時に比べて、みんなの笑顔が少しぎこちなくなっているような気がする。( 特に右下の奴)疲れているのだろうか?

      
一旦峠まで降りてきた。
下りの道が悪く、ここに来るまで思ったより時間がかかってしまったので、ここから巻き返しをはかりたい。

    
ここ、ぬかるんでて歩きにくかった。
何度か転びそうになったが、手が地面についていないのでセーフ。

          7座目

8座目

6,7座目は荷物をデポしてピークを取りに行った。疲れが取れて皆の顔に笑顔が戻っている。


坊がヅルキャンプ場に到着。一旦休憩することに。
地図を見るとここからの道は破線になっている。


正面に見えるのが破線のルートである。沢筋にしか見えない、明らかにキツそうである。
時間も押していて、左に巻くルートもあるので皆で話し合うことに。


話し合いの結果、左から巻いて行くことが決まった。直上したがっていた堀君、この落胆具合である。


坊がヅルの近くに温泉があった。まだ下山していないのに変な気分である。
1泊2日だったらこの温泉に入る予定であったらしい。

         楽しそう

          9座目

          10座目

これが最後のピークである。山頂で少し休憩をしてから、下山を開始した。

          この写真めっちゃいい

             あと少し

駐車場に到着。

無事下山完了である。


夜ご飯はとり天を食べた。唐揚げとの違いは説明できないがとにかく美味しかった。
近くの無料キャンプ場に車を停めてこの日は就寝した。


翌日は福岡に移動し、朝から肉を食べた。キャベツの割合多くない?と思って皆に聞いたら、そこがいいんだよ!と言われた。不思議な感性である。


ご飯を食べ終わると、菅原君たちは福岡ららぽーとに、私は堀君と共に近くのクライミングジムに赴いた。この山行で登れると思っていなかったので気分はウキウキである。
楽しかった、楽し過ぎた。山行記録のための写真を撮り忘れるくらいに。

       でっけぇ、かっけぇ

クライミングを終え、ららぽーとに行くとそこには ガンダムがいた。みた感じ、ガンダムの足に梯子などは付いていなかったので、物語の主人公たちはとんでもないスローパーを使って、 操縦席まで登っていくのだろう。なかなかのクライミング技術である。

    ツーショットも撮って貰った


ららぽーとを出てからの帰りの12時間は思ったよりあっという間だった。車内でなぞなぞや怖い話を出し合って、退屈することなく静岡に帰ってきた。

             部室到着。

まとめ:
今回登ったくじゅう連山は、普段行っている山々に比べて標高は低いが、山頂付近はほとんど草木が生えていなかったので、景色が綺麗によく見えた。山の雰囲気もよく、南米の山に来ているようで楽しかった。でも、外岩でクライミングもやりたかったな~~。

(文:前嶋)