2023年12月27日水曜日

2023/12/27-28 年末山行 鳳凰三山

日時:12月27日(水)~12月28日(木)

メンバー:CL増地,SL増田 高林 鈴木 有間 菅原 堀 前嶋 松田 梅田 大串

行程:
27日:静岡=夜叉神峠登山口(7:30)-夜叉神峠(8:20)-杖立峠(10:00)-苺平(11:25)-南御室小屋(12:00)
28日:南御室小屋(4:30)-薬師岳(6:00)-観音岳(6:50)-地蔵岳(8:30)-南御室小屋(13:00)-夜叉神峠(15:20)-夜叉神峠登山口(15:50)=静岡

記録:
2023の締めくくり山行に選ばれたのは、鳳凰三山。
鳳凰三山といえば、今年の夏、数人が初一年生山行で行ってましたね。
2年生にとっても、1年生の時に行ったなつかしい山。
これまでの雪訓ではあまり雪に恵まれず...
いよいよ本格的な雪山へ。

下調べ段階で少々不安ではありましたが。
雪を求めていざ!


27日
7:30
夜叉神峠入口出発。


まあ、まだ雪はないよね…

夜叉神峠までは程よい登り。トラバースでつづら折りを繰り返し、徐々に登っていく。特に迷う箇所もなく、夜叉神峠小屋へ到着。


バックが最高
さてさて、雪はどこかな?
「夏来た時より葉っぱが落ちてて周りがよく見えますねー」(後輩S)
そう、変わったのは葉が落ちたことくらい。
快適に秋山を歩く。



カロリー摂取。💪
        
先輩もどうですか?

杖立峠前に休憩を入れ、杖立峠は写真をとり通過。10:00頃。
そこからが長く感じた。良いペースなのだが、とにかく長い。同じような景色を見ながら進む。2400付近になると、ちらちらと白い雪もでてきた、ほんとうにすこーーし、だ。

女子ズ

苺平につくまでに登山道の広い部分でワンクッション挟む。
苺平11:25頃着。この四角錘みたいなのが看板代わりになっている。

仲良し♡
さーここまで来たら、南御室小屋まであと少し。

がんばれます☺
12:00頃。南御室小屋着。
夏に来たときはテントでいっぱいだったテン場も、今回はどこでも張り放題。
とりあえずど真ん中にテントを設営。時間があるので、雪訓をします。
スタンディングアックスビレーを、ぎりぎり実践。 
ピッケルと環付きカラビナ、スリングで、雪面にアンカーを作る。使用時は主に雪山アルパインもしくは雪山登山でロープを出したい時、懸垂下降したい時など。
なかなか実践で使うことが無いからこそ、しっかり練習しておきたい...


失敗しちゃった。

最初はスリングの位置をミス。これでよーく覚えましたネ。
登る人、ビレーヤーに分かれて実践。
まじめにやりました。


まじめにやった後ですよ。
できる練習も終わったので、テン場満喫タイム。水場とトイレチェック。冬季小屋には、ワインが置いてあった。事前に読んだ山行記録に書いてあったそう。つながりを感じて、素敵だなーっと思いました。
夕食はみんなで食べることに。

広々

年末だしね!
けんしんさんのチーズ類、前嶋のシャンメリーもあって、豪華な夕食になった。


28日
3:00起床。
満月だったため、ヘッテンにプラスされて見やすい。
ヘッテン行動だったが、おかげさまで少し視界が良好だった。
砂払いに出るとその先はもうハイマツ帯、風が厳しいのでレイヤードを行う。
白ーい!砂が。


満月と薬師岳

アイゼンはまだ装着しないが、練習のためピッケルは持って歩く。

岩がごろごろしてきた

左手に見えますのは白根三山になりまーす

時々強い風が吹くが、徐々に明るくなりはじめ、テンションは上々。
雪も吹き飛ばされてほぼない状態。雲海が広がり始め、地上は隠されていく。

後ろを振り返ると。

グラデーション美

観音岳でジーン。

もう、明けましておめでとう日本!って言いたかったね。


雪があった部分。

観音岳から地蔵岳までは登り返しが強く、大変。観音岳を下り少し稜線横部に入ったところは、風が吹きつけないため雪が残り、慎重に下る。

途中で大ウソつきの看板があった、気がする。コースタイムはちゃんと自分で調べてきなさいよってことかな、うん。

とても気持ちの良い稜線で、左に白根三山、前方に甲斐駒、右奥に八ヶ岳と、雪の積もった山が見える。雪山を歩いている気分にさせてくれた。

きれいっ!


御覧の通り、すっきりとしてました。何月の景色でしょうってクイズ出したい。
雪はないがやはり綺麗。オベリスクが堂々とそびえたっていた。
いつか登った景色を見たい。

下山は雪山岩場の練習を兼ねて、アイゼンを装着。岩場でアイゼンは扱いにくく、いい練習になった。

途中、休憩ポイントをいつ挟むか、ということで意見の違いがあった。
稜線は風をよけれる場所が少なく、判断に迷う。
みんなの体力と、現場状況が要ですね。

稜線はいいなあ

デポしてたテン場に戻り、たたんで撤収。なんと、小屋の方がいました、作業してました。
アルバイトしない~?って、めっちゃお手伝いしたかったです、すみません!

二泊三日の予定だったが、順調に下れたので本日中に下山することに。長い長い下りは先頭鈴木にバトンパス。はっやい!あっという間に夜叉神峠についた。

じゃーんつきました。

最後まで綺麗でした。

無事に下山。ほうとうを食べて帰る。
2023締めくくり完。


まとめ:
雪がなく、本来より難易度が下がった山行になった。雪山の経験を積んでおきたかったので少し残念だった。だが、スタンディングアックスビレーの復習ができたり、アイゼンでの稜線歩きができたりと、基本的な練習を丁寧にすることができて良かった。
雪山を隣に見ながらの稜線歩きは、とても気持ちが良かった。私は雪山に対して、夏山以上の怖さがあるが、それでもあの景色は、山に登りたいと思わせてくれて、驚いた。
全体としてはまとまりはあるが時間管理がいまいちだったと思う。冬山の朝の準備や、休憩時のメリハリは、常に考えておきたい。
色々なことがありましたが、2023も山で遊ばせていただいてありがとうございました。
(文:有間)




2023年11月25日土曜日

2023/11/25 山伏


日時:
11月25日(土)

メンバー:CL堀,SL大串,梅田,菅原,松田

行程:
25日:静岡=山伏登山口ー山伏ー大平沢の頭ー大谷崩登山口=静岡

記録:
今回は2度目の1年生山行となった。
4:00に集合し車に荷物を詰め込む。


6:30頃、駐車場に到着。
ここからしばらくコンクリートで舗装された下り坂や川路を歩いていく。
道中には別荘のような建物も見られた。
まだ体力が有り余っていて、表情にも余裕が見える。
余裕のあまり走り出す男たち

7:40頃、登山口到着。ここから山道に入っていくことになる。
熊の目撃情報があったため、クマよけの鈴をSLにつけて歩かせた。
火の用心の横断幕の前に山伏の地図を記した看板がある。




7:50頃、出発。
道中、川を越える場面があった。
木の橋らしきものが架けられていたが、大人数で渡ったり、バランスを崩したりすると危険だろう。
前日に雨が降った時など水量の増加が予想できる時は特に注意。

8:20 巨石に到着。
YAMAPにも記載がある特徴的な場所なのでチェックをしておくと良いかもしれない。
でっかい
蓮峠に向けて再出発。
蓮峠に向かう道中、右手側に大きく削れた道と出くわす。
注意しながら進む。


蓮峠に到着。
ここで一度休憩をとる。
少し進んだところで記録にあったベンチなどといった蓮峠の特徴をを発見。
先ほど休憩をとった場所は蓮峠でなかったようだ。

再び山伏山頂を目指す。
先ほどの反省を踏まえ、読図に関して意見交換をしながら進んだ。
西日影沢分岐をこえると木の密度が薄まり勾配も緩やかになっていった。
山頂は近い。

10:30頃、山頂到着。
標高と山の名前が記された団子型の看板を写真に写す。



11/25は今回お休みの部員、前嶋くんの誕生日のため、本人欠席の中誕生日会が開催。
この時期は長居すると流石に体が冷えるため早めに食べて下山することになった。



11:30頃、下山開始。
予報通りややガスってきたため素早い下山を目指す。
道自体ははっきりしているためルートのミスは起こらなそうだ。




13:00頃、大谷崩に到着。
ガスが濃くなってきたため、雨具を装着し下山する。
足場がひたすらに悪く、また急勾配であるため細心の注意が必要となる。


14:00頃、大谷崩を抜ける。
かなり慎重に進んだ為、天候がよければもっと早く下れるだろう。
その後は木々の中を歩いて抜けていく。
途中にクライミングに適した岩場が見つかり、少し遊んでいった。



15:00頃、駐車場到着。
荷物を詰め下山する。

まとめ:
私にとっては初めての一年生のみでの山行である。

強く感じたのは先輩方が不在の中自分たちで答えを出さなくてはならない難しさだ。
自分の読図が間違った時や、危険地帯を通り過ぎる時は普段の山行以上に緊張した。
今後上級生として後輩を引っ張っていく立場になった時のため、普段の山行から自分ならどうするか、問題は対処できるのかなどすべき事と出来る事を考えておきたい。
(文:梅田)

2023年11月5日日曜日

2023/11/3~5 鈴鹿セブンマウンテン

日時:11月3日(金)~11月5日(日)

メンバー:CL高林,SL増田,増地,有間,菅原,堀,前嶋,大串,渡邊,松田,梅田

行程:

3日:静岡=藤原岳登山口(7:00)-藤原山荘(9:05)-藤原岳(9:20)-治田峠(11:14)-竜ヶ岳(13:30)-三池岳(17:10)

4 日:三池岳(5:30)-釈迦ヶ岳(8:13)-猫岳(8:43)-羽鳥峰(9:35)-根の平峠(11:21)-御在所岳(13:33)-国見峠(14:00)-杉峠(16:35)

5 日:杉峠(4:00)-雨乞岳(4:34)-武平峠(7:12)-鎌ヶ岳(8:15)-水沢岳(10:12)-入道ヶ岳(12:05)-椿台神社バス停(14:14)-藤原岳登山口(15:50)=静岡

記録:

こんにちは。現主将です。
個人的にここ一ヶ月は激動の一ヶ月でした・・・。色々ありましたが感情を失うこともなく楽しくやっております。
今回は私の地元でもある三重の鈴鹿セブンマウンテンへ。鈴鹿セブンマウンテンとは、鈴鹿山脈の藤原岳、竜ヶ岳、釈迦ヶ岳、御在所岳、雨乞岳、鎌ヶ岳、入道ヶ岳の7つを繋ぐ縦走路の総称です。地元ではありますが訪れるのは初めてで、前々から行ってみたかった山域の一つです。秋晴れの中、紅葉で色とりどりに染まる鈴鹿の山々を堪能してきました!



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3日:天候 快晴

今回のルートは、3日間合わせて30時間(1日平均約10時間)のCT設定のため、日没が早いこの季節でそこそこシビアな時間管理が求められることを皆念頭に置いた上で行った。

高速を使い7時前に藤原岳登山口へ

いざ、出発

読図練習のため、1年生主体で先頭を交代していく。先発は1年梅田。梅田の後先考えないナイスペースにより、予定より1時間強巻いた状態で藤原岳に到着。

1. 藤原岳


標高が低いというのもあるが暑すぎる。夏山かな??

治田峠に向け下る


先頭を菅原に交代し先へ進む。この区間は全体的にザレており落石注意。三点支持を交えつつ丁寧に下る。3日間通してザレ場、砂礫が多かった。

多志田山での尾根の方向転換にも1年生はきちんと対応

振り返る

治田峠。アップダウンばっか

治田峠から少し進んだピークで先頭を渡邊にバトンタッチ。渡邊家の家訓は「急登は一気に登れ」だそうです。


いい雰囲気が続く

この辺で小さいながらも二重稜線地形を発見。ちょうどよかったので1年生に説明しておく。

飲むには不適かな?


2. 竜ヶ岳

竜ヶ岳は開放的な笹原。もうここにテント張ってしまいたかったが進みます。

重ね岩


石榑峠に降り立ち少し上がった広場で休憩するが、高林の様子がおかしい。今朝から言っていたが頭痛がひどいらしい。鎮痛剤を飲んでしばらく休むとのことで、その間他のメンバーで水場へ水補給しに行った。今回は全員6Lの水を持って来たが、このペース、この暑さ、水の消費が激しく水場の存在は非常にありがたかった(7Lの水と2Lの三ツ矢サイダーを持って来た堀くんは病気だと思います)。

ここでテント張るか、否か

日没も迫っているが、高林が復活したので進むことに決定。先頭を自分に代わってもらい日没に間に合うようペース調整した。

痩せ尾根を通過しつつ

三池岳までのアップダウンをひたすらこなす

渡邊がバテてキツそうだったが、松田は「段々元気になってきました」と言っていた。怖い


日没ギリギリで幕営予定地に到着できました。
6人テント❎2をギリギリ張れるスペースを見つけそそくさと設営。


夕食は鍋。食担の1年の気合が入っておりかなり具沢山、豪勢な鍋を堪能できた。しゅ、しゅごい、、、
明日も行程時間が長いので4時起床5時半発に設定して就寝。

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4日:天候 晴

おはようございます。目覚ましを止めようと手を伸ばしたら高林の顔を鷲掴みしてしまい割と本気の「ごめん」が出た。

ラーメンチャーシュー入り
水を惜しげもなく使ったおかげで美味でした

予定通り5時半に出発し、釈迦ヶ岳を目指す。本日の先発は松田。


日の出

出発から1時間たち休憩をとっていたところ、松田が幕営地にスマホを残置して来たことが判明。急遽自分と二人で往復1時間のトレランが始まりましたがその後の行程に概ね支障はありませんでした。

悲しそうな松田

標高1000mの雲海

3. 釈迦ヶ岳(逆光)

トラブルで遅れましたが釈迦ヶ岳到着。今日も天気が良く気持ちいい。

猫(にゃんこ)岳😸

歩きやすい道が続く

羽鳥峰

何やら見えますね

羽鳥峰からの登り返しでスズメバチの大群を発見。藪を漕いで登山道を迂回する羽目に・・・通行の際はお気をつけて。

迂回中

根の平峠

国見岳〜御在所岳に向けてもう一踏ん張りの登り。この辺りは花崗岩が特徴的で前嶋が喜んでいました。

御在所岳はこちらになります

こちらではないです

国見峠で荷物をデポし御在所岳へ。


4. 御在所岳

御在所岳、自分の母が山岳競技をやっていた頃トレーニングでよく通っていた思い出の場所になります。山岳競技をやっていたことを知ったのは自分が山岳部に入った後ですが・・・血は争えないようです。

国見峠近くの沢で再び水補給。煮沸するか悩んだが味に問題なく時間もなかったのでみんなそのまま飲んでいた。

さすがに皆疲労の色が見えてきたが、再び日没時間が近づいて来たのでもう一度先頭を代わってもらい、早足で杉峠を目指す。

ひたすら沢地形を下っている感じでルーファイとしては楽しい

1時間強歩いたか、少し時間に余裕ができたので1年に交代する。杉峠に向けて最後の登り返しは後ろにいる増田有間の合唱を聴きながら。

この辺に小学校あったの?まじですかぁ〜〜!!?(迫真)

写真では伝わりませんが、
杉峠にはでかい杉が一本ドシンと

ん?


杉峠には先客が。杉峠から少し北へ上がった適地に幕営しました。
本日は梅田、堀、大串が外で寝たいとのこと。今年の代はテント外で寝たい勢がちらほらおり、テントが広く快適になってありがたい!冬もお願いします!

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5日:天候 晴れ時々曇

バスに乗りたい関係で4時に出発。暗闇の中、しょっぱなから急登をこなし、笹藪をかき分ける。

5. 雨乞岳

東雨乞岳

東雨乞岳〜1026m分岐間の下りがぬめっていて歩きにくかった記憶があります。

沢地形を下る

沢谷峠まで来れば分かりにくい箇所はなくなる

一旦おりますが、また登ります・・・

大串のナイスペースもありつつ

6. 鎌ヶ岳

鎌ヶ岳〜水沢峠間は痩せておりちょっと怖い。

素敵な山容

薄雲に太陽はおぼろげ

水沢岳(宮越山)

書くこともなくなってきたが何やかんやあり

7. 入道ヶ岳
セブンマウンテン完遂!

疲れたー!みんな山頂へ滑り込んでいました。ここまで歩き通し達成感あふれるムードが漂います。

しばらく寝てから

椿大神社へ下山

予定ではバスと電車を乗り継ぎ車へ帰還するつもりでしたが、たまたま近くにきていた自分の母が運転組を車まで送ってくれることに!親は偉大です。


お疲れ様でした



まとめ:
深南部、冬山に向けての読図練習、体力錬成・・とか言いつつ個人的にただ行きたかっただけの山行。地元にこんないい山があるとは!日本アルプスだけでなく、他の山域にももっと足を伸ばしてみたいと思うこの頃です。

(文:増地)