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2026年1月11日日曜日

2026 1/10〜11 深南部 六呂場山 不動岳(撤退)

日時:1月10日(土)~1月11日(日)

メンバー:CL青島,SL日比野,笹木,湯本,清田,
大門
行程:
10日:静岡=駐車場-矢筈山-六呂場峠-幕営地
11日:幕営地-不動岳-鎌崩岳-駐車場=静岡 

記録:
こんにちは。1年生だけでは2回目の山行です。今回は冬の深南部ということで、藪漕ぎや多少の積雪を想像しながら、期待と緊張が入り混じった気持ちで臨みました。一方で、当日は風が強くなる予報も出ており、楽しみな反面、少しの不安も抱えての出発となりました。 余裕を持って2時集合という気合の入り方でしたが、やはり山は何が起こるか分かりません。

10日
スタッドレスタイヤを履いていない不安を抱えつつ、慎重に車を走らせます。実は昨年11月、不動岳を目指すもまさかのパンクで撤退した苦い記憶が…。 今年こそは!と意気込んでいた矢先、後ろを走っていた車から連絡が入りました。
「コンビニで車が動かなくなった」
エンジンはかかるのに動かないらしいです。
不動には結界が張られているのかもしれない… 急行してみると、駐車場のど真ん中で立ち往生するレンタカー。数人がかりで試行錯誤した末、最後は大門が運転を代わると、動き出しました。気を取り直して再出発。
林道は一部崩れいたものの、今回は無事に登山口まで行けました。7時頃入山。

読図頑張る


登山口からはいきなりの急登。本来のルートを外れ、右側の尾根沿いを進むことになりましたが、ここがなかなかの悪路。慎重に進みます。時間がかかっているはず、と思いきやコースタイムより早くてびっくり。



最初の急登を登り終わり、開けた場所へ

楽しそう


10:30 矢筈山南峰に到着



11:00 矢筈山にも着きました



しかし、六呂場山への分岐手前で笹木が足の痛みを訴えます。立っているのも辛いようだったので長めに30分ほど休憩しましたが回復せず、予定より手前ですがここで幕営を決定しました。
六呂場山手前の平らなところで泊まり、周回をするという案も出ましたが、明日の天気が悪くなりそうなことや、笹木の足が心配なこともあり、当初の周回プランは諦め、明日は六呂場山をピストンして下山する方針に。 やはり不動岳周辺は、何か起こる。

休憩中


さっさとテントを立て、余った時間は恒例となってきた大富豪をしました。

時間があるとレーションの減りも早いですね。

マヨパン


11日
5時半起床。風の音に少し不安を覚えつつ、スープパスタで体を温めます。幸い、笹木の足も歩けるまでに回復しました。

7時に出発し、荷物を置いて六呂場山へ。 道中は激しいアップダウンの連続。薄っすらと雪が積もった痩せ尾根もあり、気が抜けません。そんな中、日比野と清田は相変わらずの快足ぶり。後ろを置き去りにせんばかりの勢いでずかずか進んでいきました。



コアラ



風が強い


六呂場の山頂直下は広々としていましたが、見晴らしの良さとは裏腹に、足元は不安定な岩が重なり合う急傾斜のガレ場。ヘルメットを着用しても良かったと思いました。

六呂場山まであと少し


六呂場山到着!

六呂場の6?


六呂場山の山頂を無事に踏み、下山開始。 行動中は会話も交えつつ、順調に下っていきます。






ラスト、行きで通った道は絶対に下りたくないので、地図とコンパス、ピンクテープを頼りにルートを探します。



無事に林道へ合流できました。
そして林道を激走する大門・清田・日比野。

林道カット?


一方、青島・笹木・湯本はちんたら歩きます。 すると右手に見えてきたのは、「奈良代橋」。なんか鳥居みたいでかっこいい。
渡れないかな?通行止めの看板は無さそう...
勇者青島が足を踏み入れる。
しかし3、4歩進んだところで、
ズボッ!
きれいに踏み抜いた。
見ている側もヒヤリとしましたが、本人が一番肝を冷やしたことでしょう。
無事に帰れてよかったです。

痕跡


まとめ:
車のトラブルから始まり、ルート変更など、今回も一筋縄ではいかない山行でした。しかし、メンバーでしっかりと話し合って無理のない判断を下せたことは、大きな成果だと感じています。
今回の山行では、1年生がCL、SLを担いましたが、特定の誰かに判断を任せきりにするのではなく、全員が主体性を持って読図に関わっていた姿が非常に印象的でした。
自分たちの経験が浅いことを自覚していたからこそ、常に慎重さを欠かさず、トラブルの中でも自然と助け合いの意識が共有されていたと思います。
また、深南部ということもあり、自由にルートを見出して歩く楽しさも感じられたので良かったです。
一方で、藪漕ぎができなかった点は心残りです。不動岳はいつかリベンジしたいです。

(文:湯本)










2025年11月15日土曜日

2025/11/15-16 南アルプス深南部 丸盆岳

日時:11月15日(土)~11月16日(日)

メンバー:CL中村, SL鈴木, 菅原, 大串, 梅田, 日比野, 湯本, 青島, 笹木

行程:
15:静岡=麻布山登山口ー黒法師岳ーカモシカ平
16日:カモシカ平ー丸盆岳ーカモシカ平ー黒法師岳ー麻布山登山口=静岡

記録:
秋といえば深南部の季節ですね。ということで今回は先輩方おすすめの丸盆岳に行ってきました。先週はアプローチで車がパンクしてしまって行けなかったので1年生にとっては初めての深南部山行となりました。

朝は登山口まで4時間もかかるので、早めに3時に集合。眠い目をこすりながら靴を履き
、駐車場を後にします。最初のピークの麻布山までは緩やかな気持ちの良い尾根が続いており、ゆったり楽しく登っていきます。

暑くなくて最高

麻布山から先は深南部の山々がよく見え、紅葉も楽しみながら進んでいきます。

深南部の山解説タイム

バラ谷の手前から笹が出現し、ここから先は笹に囲まれながらアップダウンしていきます。

ツルツルなので皆こけてました

初めての1年生も楽しそうに登っていました

黒法師岳を越えたらしばらく下って本日のテン場に到着。1年生がみんな疲れているので、山頂は翌日の朝に行くことにしました。

みんなぐったりしています

2日目、食事を済ませてさあ行くぞと外に出てみたら、かなり濃い霧。日の出前で視界が悪いので日の出まで待機してピークハントに向かいました。

展望は全くなし

さて、ザックを背負って帰路に着きます。背の高さほどの笹の中を下山するところもあり、声を確認しあいながら動きました。

どうやらここ、2000m以上のピークで最南だそうです

下りは笹がなくなったところからSLを1年生に任せ、順調に下っていきましたが、残り1時間のところで青島の足が悲鳴を上げました。レーションを採りながら少し休憩したら復活しました。

深南部って慣れなくて疲れるよね

その後は快適な道を下って下山。帰りの温泉は浜松勢おすすめのあらたまの湯に行きました。

まとめ:
1年ぶりに笹のある山に行けて、上り下りともに楽しかった。1年生も部としては初めて深南部の山行で、新しい山域に出会って慣れなかったと思うが、終始楽しそうにしていたのでよかった。深南部が好きになってくれればと思う。個人的には、今回はSL,CLを2年生が担当したが、たくさんの課題が出てきてまだまだだなと思った。特に全体の指示とコミュニケーションをしっかりしていきたい。自分の中では考えているのにそれを指示として出さずにほかの隊員がぼーっとしている時間があったり、SL,CL間で話を全然していなくて起床時間がずれてしまうというミスもあった。先輩も言っていたが「ほうれんそう」をこれから意識して山行に参加していこうと思った。
(文:中村)

2025年11月9日日曜日

2025/11/8-11/9 シャウヅ山 黒沢山

日時:11月8日(土)~11月9日(日)

メンバー:CL大串,SL堀,清田,日比野

行程:
8日:静岡=奈良代林道-奈良代山登山口-奈良代山-シャウヅ山-中俣山-黒沢山-中俣山-幕営地
9日:幕営地-シャウヅ山-奈良代山登山口-奈良代林道=静岡

記録:
YAMAPで深南部の地図を眺めていると、えらくのっぺりした山を見つけた。稜線上の平らで広い場所が大好きな私はこの山に魅力を感じてしょうがない。林道がだいぶ高い場所まで通っていて、黒沢山まで伸ばしても10時間もかからずに行けそう。きれいな稜線上でゆったり過ごしてうまい飯でも食べようと堀と前の週山行に行けなかった一年生に声をかけた。

8日
なんと残念なことに日曜日は雨の予報。土曜の昼下がりをきれいな稜線でゆったり過ごすはずが、土曜のうちに黒沢山まで登ってテントに戻らなくてはならなくなった。さっさと登り始めたいので水窪まで急ぐ。未舗装の道が苦手なので水窪ダムで堀に交代した。

奈良代林道はこれまで通った中で断トツで酷かった。一応アスファルトで舗装されてはいるが端っこが崩壊していたり一部えぐれていたりととにかく心臓に悪い。前の週に不動岳に行こうとして林道でタイヤをパンクさせアプローチ撤退をかましていたので林道への姿勢がより慎重になっていたこともあり、まだ道の状態が走れるうちに道の端に車を停めて歩くことに。登山口までいけないことも無さそうだったがレンタカーのヤリスでは心もとないかも。

出発。途中にあった高森山はスルー。森林が伐採され周りが開けて景色のいい場所があった。すでにそこそこ満足している。


あれ?遠くね?

登山口

登山口から奈良代山まではほぼ林道。一部登山道。途中から林道をそれて尾根に乗った。

謎ゲート

奈良代山からは山っぽくなるのだが、周りの紅葉が凄い。見渡す限り赤や黄色に色づいている。今年はこれまで秋らしい山に行けていなかったので紅葉の中歩くのがとても気分が良かった。

紅葉の隙間から見える青空がいい

途中崩壊を眺めたりしながら尾根の南東寄りを歩いていたのだが、ピンクテープが尾根の北西寄りを通っていたことに帰りに気づいた。多分そっちの方が歩きやすい。

崩壊の上から。向こうが何山かはわからない

奥布山を過ぎるとだんだん木がまばらになってきてシャウヅ山の最後の登り手前でお待ちかねの笹薮ゾーンに。笹の丈自体はシャウヅ山までは低かった。

木が減って遠くの稜線がだんだん見えてくる感じがいい

シャウヅ山からはバリエーションっぽい感じになった。けもの道か人の通った跡かわからない踏み跡がそこかしこ走っているのでどこを歩くのが正解かよくわからない。ところどころ目印があったような気もする。

謎の三角形
地図で見るとシャウヅ山からはしばらく平坦な場所が広がっているので、この辺ならどこでもテントを張れるだろうと踏んでいたが、実際は地面に笹や倒木があり快適な場所を探すのに少し苦労した。1810mの奥か手前か大体そのあたりに笹の落ち着いた場所があったのでそこにテントを張った。


身軽になった荷物で出発。黒沢山方面は雲がかかり始めて天気が怪しい。動きだしてすぐの段階では平坦だったので進みやすかったが、緩やかに登り始まってから気づく。
この藪、深い!
藪が濃いし高いし固い。斜度が緩やかなのが逆に進みにくい。まさに笹の海。何回か溺れかけた。晴れていた天気もすっかり雲が出てきてしまい真っ白い景色の中を進む羽目に。中俣山あたりで気持ちがだいぶ萎えていた。
立ち枯れも相まって風景が寂しい

黒沢山の尾根に合流する手前で今度は傾斜がきつくなる。ただここから黒沢山までは笹は低いままなので普通の登りだった。

黒沢山到着。真っ白。本当は黒山の方に少し進んで見晴らしの良い場所まで行くつもりだったがこの視界では何も見えないため断念した。


テントまで戻ろうと下ったら晴れ始めた。振り返ると登りの時に雲に隠れて見えなかった黒沢山もばっちり見えていた。

後ろの不動岳がかっこいい

下り、踏み跡かピンクテープがあったのでそれを辿ってみると、藪漕ぎのある尾根上ではなく尾根の側面をトラバースするように踏み跡が通っていてびっくり。途中崩れていたり若干悪い部分があったが藪漕ぎよりはよっぽど歩きやすい。こんな弱点を突く道があったのかと感心した。途中で尾根上に復帰したが、大して苦労してないのに中俣山をパスするくらい進めたので得した気分。

自分たちの張ったテントがどこかわからなくなって探すというハプニングがありつつも土曜の行程を終了。3時をまわっていたのであまりゆっくりする時間はなかったが、夕飯までの間みんな好きなことをしていた。(主に食べるか寝る)

夕飯は一度山で食べてみたかったビーフシチュー。ちゃんと牛肉を使ってるしローリエ入ってるしバゲットは一人1本。めちゃめちゃうまい。
こだわりのビーフシチュー

9日
昨日のさわやかな空が嘘みたいにどんよりしていた。7時過ぎから雨が降り始める予報なのでさっさと出発する。

ノンストップで歩いていたら1時間半ほどで奈良代山の林道まで下りてこれた。ここからはずっと林道歩きなので長めの休憩がてらそこらへんにあったボルダーで少し遊んでいたら雨が降り始めたので下山。雨に降られながら車の停めてある場所まで2時間弱歩いた。
1年ズは折り畳み傘を忍ばせていたのだった

まとめ:
せっかくいい場所だったのに天気のせいで忙しいスケジュールで終わったのがとても悔しい。リベンジする機会があればリベンジしたいけど...もう二度と奈良代林道を通りたくない。しかし登山口から2時間ちょっとで笹薮と秋なら紅葉を味わえるのはとっても魅力的。頼むから誰かあそこの道をきれいにしてくれーっ!
(文:大串)

2024年11月24日日曜日

2024/11/23~11/24 南アルプス深南部 丸盆岳

日時:11月23日(土)~11月24日(日)

メンバー:CL梅田,SL堀,大串

行程:
23日:静岡=麻布山登山口(7:30)ー麻布山(9:10)ー前黒法師山(9:50)ーバラ谷の頭(11:30)ー黒法師岳(12:40)ー丸盆岳(14:00)ーバラ谷の頭(16:00)
24日:バラ谷の頭(7:45)ー麻布山(10:00)ー麻布山登山口(11:15)=静岡

記録:
不動岳の山行を私用で休んだため、笹薮でのテント泊をすることができなかった。しかしどーしても深南部のあの稜線で一泊したい!ということで深南部に行きたそうな堀と二つ返事でOKしてくれそうないると心強い梅田に声をかけ、前々から行ってみたかったバラ谷の頭に行くことにした。丸盆岳はおまけ。山岳部にあるまじき発想である。

23日
3時に部室集合。梅田6分遅刻。
麻布山登山口までは細い部分はあったがえらく道がきれいで、駐車場にも車が十台近く停まっていた。事前に調べていたわけではないが、戸中川林道の方から入る計画ならこうはいかなかったはず。ラッキー。

山日和

麻布山までは整備がかなり行き届いていた。整備されているが故の階段がきっつい。梅田に水の量を聞いたところ、8Lと答えが返ってきてビックリ。計画の4Lでは少ないからという事らしいが、じゃあ6Lでいいじゃんと思った。多分彼はリットルではなくガロンの世界で生きている。

麻布山に着いたが山頂標識が見えない。探すのも面倒だったため山頂には帰りに寄ることにして先に進んだ。


こんな看板が麻布山から前黒法師山への下りにあったため身構えたが、ピンクテープとご丁寧に下りの階段まで用意されていた。階段は戸中山に着く前に無くなったが、今回の山行ピンクテープと踏み跡が途切れることはなく、ルーファイに困ることがなかった。楽できて嬉しいような物足りないような。

前黒法師山までの登り、急に堀が速くなった。まずい離される!と思いながら一生懸命位食らいつく。なんとか山頂まではもった。山頂での休憩中に堀に速かったと文句を垂れたところ、梅田はそんなこと無いと言う。真相は闇の中。

座ったら丸太がへし折れた

名前を前黒法師岳だと思っていたので写真を見てあれ?と思い調べてみると、前黒法師岳はまた別の場所にあった。どちらの山も前と呼ぶにはずいぶん離れているような気がする。他に前のつく山は前常念岳くらいしか思い浮かばないが、あそこは地図で見ても距離感的にも常念岳の一つ手前って感じがするし...。うーんわからん。

前黒法師山からはしばらく下りと平坦で楽だったが登りが始まるとずっと辛かった。足が上がらない。だんだん遠ざかっていく堀の背中、後ろからの視線が痛い。バラ谷の頭に着くころにはもうボロボロで、デポができることに安堵していた。ちょいとペースが速いだけで登り自体は普通だった。


本日の幕営地、バラ谷の頭に到着。テントを立ててしまい荷物を軽くしてふたたび出発!霜が降りていて嫌な下りだなーと思っていると、前で堀が尻セードを繰り出した。ずざざざざと滑っていく堀を見て真似してみるとおお、進む進む。楽しかったので下りは試せそうな場所で笹セードをひたすら試していた。

登りは笹の丈が高く大変だった。しかし手がかりになるのがありがたい。

前が見えねェ

久々のおだんご

黒法師岳からの下りは霜がさらに多い。地面からにょろにょろした霜がたくさん生えていた。さらに樹氷ができかけていて綺麗で、さっきまでとはまるで別の世界にいるみたいだ。ガレていて転んだら下まで転がっていきそうだったので慎重に下っていく。

無事下ることができたが、何の変哲もない、ちょっと泥でヌルっとした登りで足を滑らせ、梅田に後ろ蹴りをかましてしまった。すまんかった。


カモシカ平にはテントが1張張ってあった。というか張ってあるテントを見て丸盆岳の手前にカモシカ平があることを思い出した。軽くショックを受けた。のんびりしている暇はなかったので今回は足を止めなかったが、またいつか行こうと思う。

丸盆岳に到着。疲れた。山が見渡せるが不動岳以外はどれがどの山かさっぱりわからない。奥の方の山は雪が積もっていて、冬の訪れを感じた。せっかくなので鎌崩の様子を見てから帰った。

実は反対側は曇り

いいねーないでるねー

丸盆岳からの下りは笹セードがたくさんできて面白かった。カモシカ平を通過していたところ、テント泊をする方に「楽しんでたね!」と言われ、若干恥ずかしかった。

嬉々として滑る大串、頑なに滑らない梅田

バラ谷の頭までの途中、カモシカ平に泊まるグループとすれ違った。麻布山からそうだったのだが、夏の南アルプスほどではないもののやけに人が多い。何組かとすれ違ったりバラ谷の頭で出会ったりした。

バラ谷に戻ってくると、先客が。どうやら貸し切りにはならないようだ。せっかく天気もいいし外で鍋をやろうとしたが、鍋も体も全く温まらないので、結局テント内に逃げた。11月下旬に外は厳しいか。


今日の晩御飯はキムチ鍋。辛いのが苦手な人がいるので部の山行ではキムチ鍋を食べることができない、という事で決まった。3人しかいないからと贅沢をし、豚肉に加え今回は魚も用意!切り身を持ってきただけなのでぐつぐつ煮ているうちに崩れてどこに行ったがわからなくなり、魚のうまみも辛さに埋もれてどこかに消えたが、いつもより具沢山な鍋を食べているという気分だけで普段より五割増しでうまかった。

食後にはケーキを用意。少し早いが梅田の誕生日を祝った。

明日の行程は5時間程度、今日来た道を下りるだけと行程に余裕がある。明日は5時起床6時発にして、今日の夜は夜更かしをしようなんて話をしていたが、実際夜になってみるとあまりそんな元気はないようだ。時間は午後6時20分。すでに会話は少ない。まだ寝ないけど寒いからとシュラフを出した後、梅田はクイックにいびきをかいて寝始めた。堀はまだ起きていてスマホをいじってたため、私もしばらくネットサーフィンにしゃれこむかとぼんやりスマホを見ていた。

ふと気が付くと7時半になっていた。どうやら寝落ちしていたらしい。こりゃいかんと急いで歯を磨いて用を足し寝た。ちらっと横を見るといつの間に堀も寝ていたようだ。

24日
なんとなく目を覚まし時計を見ると午前2時過ぎ。外はシャカシャカと音がする。笹が風で揺れているのか、シュラフってこんなにあったかくなるんだ、と考えながらまどろんでいた。

─────────

目が覚めた。どうやらあの後すぐに寝たらしい。しかし疲れているおかげかよく眠れたな、と明るくなったテント内をぼーっと眺めていた。

うん...?明るい?

腕時計は6時30分を指していた。

跳ね起きると堀も体を起こしているのが見える。真ん中でぐっすり寝ている男をたたき起こした。みんなで仲良く寝坊した。1時間30分で済んだのが不幸中の幸いだった。

テントに何かがくっついているのが陰で見える。霜かと思ったらうっすらと雪が積もっていた。昨日歩いた稜線も白色になっている。ゆうべバラ谷の頭に登ってきた人たち曰く、22日は強風だったらしい。いいタイミングで丸盆をとれた。今回やたら運に恵まれている。

朝ごはんは味噌ラーメン。昨日のキムチ鍋の汚れのおかげでうっすらキムチ風味。いそいそと食べて撤収した。

11時間寝てスッキリ!

麻布山の山頂は帰りはすんなり見つかった。行きの時は木の陰にうまいこと隠れて見えなくなっていたみたい。

全員スラっとした体形に

登りではあんなに恨めしかった階段も下りではすいすい歩けてありがたく感じる。なんか速ぇなあと思いながら下山した。

まとめ:
個人山行でよかった………
(文:大串)