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2024年2月27日火曜日

2024/2/27 個人山行  沼津アルプス縦走

日時:2月27日(火)

メンバー:CL有間,SL増田

行程:
27日:静岡=沼津駅(9:00)-多比バス停(9:25)-多比口峠(10:00)-太平山(10:10)-鷲頭山(10:50)-子鷲頭山(11:05)-志下山(11:25)-徳倉山(12:10)-横山(13:25)-八重坂バス停(13:50)-香貫山(14:15)-香貫山登山口(14:55)-沼津駅(15:23)=静岡
=静岡

記録:
帰省前に一登りしておきたいなあ    、と思い立ったので
昨年先輩から話を聞いて気になっていた、沼津アルプスに行ってきた。

日程が直前まで決まらなかったので、1人山行の予定だったが、フッ軽で暇そうな増田くんも来れることになったので、車を出してもらって一緒に行くことにした。
(のちのちこれで助かったことがもう一つある...)



アクセスは、沼津駅から多比行のバスに乗り、多比バス停へ。
すっかり海の近くに到着。
登るぞー


このルートに決めてから、つい先日、山と渓谷を立ち読みしてしまった。
取り上げられていたのは 沼津アルプス。奥もあるんかーい。それなら全部縦走したかった...

まあ初めての沼アなので今回は王道ルートを楽しむことにする。

すてきな標識

沼津アルプスはこのようなかわいい標識がある。導かれながら進む。

一番目
太平山につくと奥沼津から歩いてきた奥様方に出会う。やっぱり行ってみたかったかも...

楽しい
標高は低いものの、様々な道があった。アップダウンがあり、痩せ尾根や岩のある箇所、木の幹が張り巡る箇所など、飽きの来ない道だった。

素敵な海岸!

くだる

二番目。

一番高い鷲頭山へ着。山頂が広くて休憩にぴったり。


こっちも綺麗だよー

いいカーブ

小鷲頭山では南アも見えた。雪山も行きたいぃぃぃ...


おいしそうだなあ?

鷲頭と小鷲頭

小鷲頭山から下ると、次の登りまでにいい展望が。これは登りも頑張れる。
快晴で気持ち良い。

三番目

こんなところもありました

機関銃座の跡地、すごい深い穴が。こんなところに...


徳倉山 四番目

徳倉山でちょうどお昼を迎えたので、ゆっくり休憩することに。ここも広い山頂で、他の登山者もいました。沼津アルプスの山々は各地に登り口があるので、思い立ってピクニック、にもぴったりだろうな。

じゃーん
私ごとで恐縮ですが、この度新ザックを買いました。(日帰り用)
なのでじゃんじゃん日帰り誘ってください。(もちろん泊りも)

山でのラーメンはうまいよなぁ!

さてここですね、彼の恩恵を受けたのは。
ガスとストーブをまだ持っていない私に代わって、増田君の所持品を使わせてもらいました。
カップラーメン美味しい。
周りの人もみんなお湯沸かしていました。

のんびり休憩して、さあ次へ!

この後の下りが意外と急で、逆じゃなくてよかったなあと思った。
最近の山行(常念)の永遠に続く急登のせいで、どうしても登りのことを考えてしまう。


五番目

ここまで来たら、一回市街地へ降ります。道路を少し歩いて、最後の山へ。

かわいい

サクラだ!

桜台という場所だったが、本当に桜をみることができるとは。 嬉しい。
この山は整備が行き届いており、登山、というより、公園という方が近かった。

最後!
展望台との表示があったので寄り道。ありました意外としっかりとした展望台が。


水が張っているところが海


いつ見ても富士山は良い


元の道に戻り、下っていく。
本当に最後まで気持ちのいい道だ。

こんなものもありました

下山!

市街地に下りて、下山!
沼津駅まで歩きながら、今日の山行を振り返る。



まとめ:
標高が低いながらも、様々な道がみられ、楽しく歩くことができた。
普段の山は、海を見ながら歩くことが無いので、新鮮だった。
今後、意外といったことのないすぐ近くの山にも手を出していきたいと思う。
低山ハイクの魅力にも気づけたが、やはり高い山に登りたいという欲も高まってしまった気がする。これからもいろいろな山の良さに気づきたい。
(文:有間)

2023年11月25日土曜日

2023/11/25 山伏


日時:
11月25日(土)

メンバー:CL堀,SL大串,梅田,菅原,松田

行程:
25日:静岡=山伏登山口ー山伏ー大平沢の頭ー大谷崩登山口=静岡

記録:
今回は2度目の1年生山行となった。
4:00に集合し車に荷物を詰め込む。


6:30頃、駐車場に到着。
ここからしばらくコンクリートで舗装された下り坂や川路を歩いていく。
道中には別荘のような建物も見られた。
まだ体力が有り余っていて、表情にも余裕が見える。
余裕のあまり走り出す男たち

7:40頃、登山口到着。ここから山道に入っていくことになる。
熊の目撃情報があったため、クマよけの鈴をSLにつけて歩かせた。
火の用心の横断幕の前に山伏の地図を記した看板がある。




7:50頃、出発。
道中、川を越える場面があった。
木の橋らしきものが架けられていたが、大人数で渡ったり、バランスを崩したりすると危険だろう。
前日に雨が降った時など水量の増加が予想できる時は特に注意。

8:20 巨石に到着。
YAMAPにも記載がある特徴的な場所なのでチェックをしておくと良いかもしれない。
でっかい
蓮峠に向けて再出発。
蓮峠に向かう道中、右手側に大きく削れた道と出くわす。
注意しながら進む。


蓮峠に到着。
ここで一度休憩をとる。
少し進んだところで記録にあったベンチなどといった蓮峠の特徴をを発見。
先ほど休憩をとった場所は蓮峠でなかったようだ。

再び山伏山頂を目指す。
先ほどの反省を踏まえ、読図に関して意見交換をしながら進んだ。
西日影沢分岐をこえると木の密度が薄まり勾配も緩やかになっていった。
山頂は近い。

10:30頃、山頂到着。
標高と山の名前が記された団子型の看板を写真に写す。



11/25は今回お休みの部員、前嶋くんの誕生日のため、本人欠席の中誕生日会が開催。
この時期は長居すると流石に体が冷えるため早めに食べて下山することになった。



11:30頃、下山開始。
予報通りややガスってきたため素早い下山を目指す。
道自体ははっきりしているためルートのミスは起こらなそうだ。




13:00頃、大谷崩に到着。
ガスが濃くなってきたため、雨具を装着し下山する。
足場がひたすらに悪く、また急勾配であるため細心の注意が必要となる。


14:00頃、大谷崩を抜ける。
かなり慎重に進んだ為、天候がよければもっと早く下れるだろう。
その後は木々の中を歩いて抜けていく。
途中にクライミングに適した岩場が見つかり、少し遊んでいった。



15:00頃、駐車場到着。
荷物を詰め下山する。

まとめ:
私にとっては初めての一年生のみでの山行である。

強く感じたのは先輩方が不在の中自分たちで答えを出さなくてはならない難しさだ。
自分の読図が間違った時や、危険地帯を通り過ぎる時は普段の山行以上に緊張した。
今後上級生として後輩を引っ張っていく立場になった時のため、普段の山行から自分ならどうするか、問題は対処できるのかなどすべき事と出来る事を考えておきたい。
(文:梅田)

2023年11月5日日曜日

2023/11/3~5 鈴鹿セブンマウンテン

日時:11月3日(金)~11月5日(日)

メンバー:CL高林,SL増田,増地,有間,菅原,堀,前嶋,大串,渡邊,松田,梅田

行程:

3日:静岡=藤原岳登山口(7:00)-藤原山荘(9:05)-藤原岳(9:20)-治田峠(11:14)-竜ヶ岳(13:30)-三池岳(17:10)

4 日:三池岳(5:30)-釈迦ヶ岳(8:13)-猫岳(8:43)-羽鳥峰(9:35)-根の平峠(11:21)-御在所岳(13:33)-国見峠(14:00)-杉峠(16:35)

5 日:杉峠(4:00)-雨乞岳(4:34)-武平峠(7:12)-鎌ヶ岳(8:15)-水沢岳(10:12)-入道ヶ岳(12:05)-椿台神社バス停(14:14)-藤原岳登山口(15:50)=静岡

記録:

こんにちは。現主将です。
個人的にここ一ヶ月は激動の一ヶ月でした・・・。色々ありましたが感情を失うこともなく楽しくやっております。
今回は私の地元でもある三重の鈴鹿セブンマウンテンへ。鈴鹿セブンマウンテンとは、鈴鹿山脈の藤原岳、竜ヶ岳、釈迦ヶ岳、御在所岳、雨乞岳、鎌ヶ岳、入道ヶ岳の7つを繋ぐ縦走路の総称です。地元ではありますが訪れるのは初めてで、前々から行ってみたかった山域の一つです。秋晴れの中、紅葉で色とりどりに染まる鈴鹿の山々を堪能してきました!



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3日:天候 快晴

今回のルートは、3日間合わせて30時間(1日平均約10時間)のCT設定のため、日没が早いこの季節でそこそこシビアな時間管理が求められることを皆念頭に置いた上で行った。

高速を使い7時前に藤原岳登山口へ

いざ、出発

読図練習のため、1年生主体で先頭を交代していく。先発は1年梅田。梅田の後先考えないナイスペースにより、予定より1時間強巻いた状態で藤原岳に到着。

1. 藤原岳


標高が低いというのもあるが暑すぎる。夏山かな??

治田峠に向け下る


先頭を菅原に交代し先へ進む。この区間は全体的にザレており落石注意。三点支持を交えつつ丁寧に下る。3日間通してザレ場、砂礫が多かった。

多志田山での尾根の方向転換にも1年生はきちんと対応

振り返る

治田峠。アップダウンばっか

治田峠から少し進んだピークで先頭を渡邊にバトンタッチ。渡邊家の家訓は「急登は一気に登れ」だそうです。


いい雰囲気が続く

この辺で小さいながらも二重稜線地形を発見。ちょうどよかったので1年生に説明しておく。

飲むには不適かな?


2. 竜ヶ岳

竜ヶ岳は開放的な笹原。もうここにテント張ってしまいたかったが進みます。

重ね岩


石榑峠に降り立ち少し上がった広場で休憩するが、高林の様子がおかしい。今朝から言っていたが頭痛がひどいらしい。鎮痛剤を飲んでしばらく休むとのことで、その間他のメンバーで水場へ水補給しに行った。今回は全員6Lの水を持って来たが、このペース、この暑さ、水の消費が激しく水場の存在は非常にありがたかった(7Lの水と2Lの三ツ矢サイダーを持って来た堀くんは病気だと思います)。

ここでテント張るか、否か

日没も迫っているが、高林が復活したので進むことに決定。先頭を自分に代わってもらい日没に間に合うようペース調整した。

痩せ尾根を通過しつつ

三池岳までのアップダウンをひたすらこなす

渡邊がバテてキツそうだったが、松田は「段々元気になってきました」と言っていた。怖い


日没ギリギリで幕営予定地に到着できました。
6人テント❎2をギリギリ張れるスペースを見つけそそくさと設営。


夕食は鍋。食担の1年の気合が入っておりかなり具沢山、豪勢な鍋を堪能できた。しゅ、しゅごい、、、
明日も行程時間が長いので4時起床5時半発に設定して就寝。

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4日:天候 晴

おはようございます。目覚ましを止めようと手を伸ばしたら高林の顔を鷲掴みしてしまい割と本気の「ごめん」が出た。

ラーメンチャーシュー入り
水を惜しげもなく使ったおかげで美味でした

予定通り5時半に出発し、釈迦ヶ岳を目指す。本日の先発は松田。


日の出

出発から1時間たち休憩をとっていたところ、松田が幕営地にスマホを残置して来たことが判明。急遽自分と二人で往復1時間のトレランが始まりましたがその後の行程に概ね支障はありませんでした。

悲しそうな松田

標高1000mの雲海

3. 釈迦ヶ岳(逆光)

トラブルで遅れましたが釈迦ヶ岳到着。今日も天気が良く気持ちいい。

猫(にゃんこ)岳😸

歩きやすい道が続く

羽鳥峰

何やら見えますね

羽鳥峰からの登り返しでスズメバチの大群を発見。藪を漕いで登山道を迂回する羽目に・・・通行の際はお気をつけて。

迂回中

根の平峠

国見岳〜御在所岳に向けてもう一踏ん張りの登り。この辺りは花崗岩が特徴的で前嶋が喜んでいました。

御在所岳はこちらになります

こちらではないです

国見峠で荷物をデポし御在所岳へ。


4. 御在所岳

御在所岳、自分の母が山岳競技をやっていた頃トレーニングでよく通っていた思い出の場所になります。山岳競技をやっていたことを知ったのは自分が山岳部に入った後ですが・・・血は争えないようです。

国見峠近くの沢で再び水補給。煮沸するか悩んだが味に問題なく時間もなかったのでみんなそのまま飲んでいた。

さすがに皆疲労の色が見えてきたが、再び日没時間が近づいて来たのでもう一度先頭を代わってもらい、早足で杉峠を目指す。

ひたすら沢地形を下っている感じでルーファイとしては楽しい

1時間強歩いたか、少し時間に余裕ができたので1年に交代する。杉峠に向けて最後の登り返しは後ろにいる増田有間の合唱を聴きながら。

この辺に小学校あったの?まじですかぁ〜〜!!?(迫真)

写真では伝わりませんが、
杉峠にはでかい杉が一本ドシンと

ん?


杉峠には先客が。杉峠から少し北へ上がった適地に幕営しました。
本日は梅田、堀、大串が外で寝たいとのこと。今年の代はテント外で寝たい勢がちらほらおり、テントが広く快適になってありがたい!冬もお願いします!

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5日:天候 晴れ時々曇

バスに乗りたい関係で4時に出発。暗闇の中、しょっぱなから急登をこなし、笹藪をかき分ける。

5. 雨乞岳

東雨乞岳

東雨乞岳〜1026m分岐間の下りがぬめっていて歩きにくかった記憶があります。

沢地形を下る

沢谷峠まで来れば分かりにくい箇所はなくなる

一旦おりますが、また登ります・・・

大串のナイスペースもありつつ

6. 鎌ヶ岳

鎌ヶ岳〜水沢峠間は痩せておりちょっと怖い。

素敵な山容

薄雲に太陽はおぼろげ

水沢岳(宮越山)

書くこともなくなってきたが何やかんやあり

7. 入道ヶ岳
セブンマウンテン完遂!

疲れたー!みんな山頂へ滑り込んでいました。ここまで歩き通し達成感あふれるムードが漂います。

しばらく寝てから

椿大神社へ下山

予定ではバスと電車を乗り継ぎ車へ帰還するつもりでしたが、たまたま近くにきていた自分の母が運転組を車まで送ってくれることに!親は偉大です。


お疲れ様でした



まとめ:
深南部、冬山に向けての読図練習、体力錬成・・とか言いつつ個人的にただ行きたかっただけの山行。地元にこんないい山があるとは!日本アルプスだけでなく、他の山域にももっと足を伸ばしてみたいと思うこの頃です。

(文:増地)