2026年9月24日木曜日

2026/09/14~9/24 南アルプス主脈縦走

日時:9月14日(月)~9月24日(木)

メンバー:CL鈴木,SL日比野,清田,下斗米

行程:
14日:静岡=芝沢ゲートー易老渡
15日:易老渡ー易老岳ーイザルガ岳ー光岳ー光小屋
16日:光小屋ー希望峰ー仁田岳ー茶臼岳ー御花畑
17日:御花畑ー上河内岳ー南岳ー聖平小屋ー聖岳ー兎岳ー大沢岳ー百間洞露営地
18日:百間洞露営地ー赤石岳ー荒川小屋ー中岳ー前岳ー高山裏避難小屋ー小河内岳ー小河内避難小屋
19日:小河内避難小屋ー三伏山ー塩見岳ー北荒川岳ー安部荒倉岳ー熊ノ平小屋
20日:熊ノ平小屋ー三峰岳ー横川岳ー高望池
21日:停滞
22日:高望池ー大仙丈岳ー仙丈岳ー仙水小屋ー甲斐駒ヶ岳ー仙水小屋
23日:仙水小屋ー栗沢山ーアサヨ峰ー早川尾根小屋
24日:早川尾根小屋ー高嶺ー地蔵ヶ岳ー観音ヶ岳ー薬師ヶ岳ー青木鉱泉=静岡

記録:
ぼんち。
今年度密かに計画していた南アルプス全山縦走に行ってました。
停滞日、アプローチ日を含めると11日という人生最長山行になり、
しばらくの間頭がおかしくなっていましたが、この度授業が始まったので
流石に書こうと思います。
長くなると思いますが、ぜひ読んでいただけると嬉しいです。

0日目
流石に静岡から芝沢ゲートはちょっと長いなということで移動日を設けました。
朝集合の時間におきつさんが行ってらっしゃいを言いに来てくれました。
泣けますね。
まあ出発しましょう。
道中丸亀製麺により山行前最後の下界メシを補充しました。
これから最長で13日食べれないと考えると自然と得サイズを頼んでいました。

出発

芝沢ゲートまでは寄り道をしたりして大体6時間ほどかかりました。
車を返すのは梅田さんです。頑張ってください。ありがとうございます。

ピース


今日は易老渡の前まで歩き、いい感じのところでビバーク。
夜ご飯は日比野くんが野菜スープを作ってくれました(マロニー入り)。
なんていい後輩を持ったのでしょう。




明日から楽しみですね。おやすみなさい。

1日目
雨です。
あまり良いスタートとは言えませんがまあなんとかなるでしょう。

クマに気をつけながら登っていきます。
ガンガン高度を上げていきます。精鋭?部隊ということで、ペースはいつもより早めです。
道中清田がヒルに噛まれました。久々のヒル、興奮しますね(当人はキモいと)。

かわいそうに

気持ちがいいね

それほど苦労することもなく易老岳へ辿り着きました。
山頂は気がぶっ倒れており台風のパワーを感じますね。

木が...
数日後台風が来るらしいですが大丈夫でしょうか。1日目にして辞めたくなっている自分がいますね。
光岳初めていきますがすごくいい道です!なんか深南部味を感じます。



因縁の静高平に到着。ここが水場になるので、みなさん水汲んでおきましょう。冷たくてうまい。

因縁
イザルガ岳との分岐に到着。ここめちゃくちゃ好き。

ここは来てほしい

山頂は残念ながらガスって展望なし。


分岐から光小屋はすぐです。
テント泊は私たちだけでした。やったね。




デポをして光岳へ

意外と近い。メインは光岳から降ったところにある光石。


若干キラキラしてますね。ここの岩。これが所以でしょうか。
しばし満喫して帰ります。


帰ってきました。
テント内でしばらく遊んでいると、なんと、晴れているではないですか。
自分を除いた3人はイザルガ岳へ遊びに行ってしまいました。
寂しい。なので私も走っていきます。


明日もがんばろー

山頂からは聖、さっきは見えなかった光小屋まで見えます。
ちなみに山頂では電波がつながります。
30分ほど景色を堪能し帰宅します。

テントで遊んでいると、光小屋の方からてかりんご(ドライフルーツ)をいただきました。
その節はありがとうございました。これはとっておいていざという時にいただくとしますか。

もう食べたい

夜ご飯は何食べたか忘れました。写真もなかったです。
今日は疲れたのでもう寝ます。おやすみなさい。

2日目
おはようございます。雨は降ってません。
朝ごはんはカレーメシだったような?写真も記憶もないです。
爆速で準備をし4時に出発します。


とまいをSLにしましたが出発早々道を間違えかける。修行あるのみですね。
易老岳までは昨日の道を戻るだけ。道中イケオジに出会い頑張れをいただきました。
頑張れますね。どうやったらあんな渋い大人になれるのでしょうか?
私たちはまだまだ高校生と間違えられてしまうほどクソガキなので教えて欲しいですね。

イザルガ岳から茶臼岳まではやはり深南部みたいな道を歩きます。
アップダウンが意外ときついですね。


仁田岳にも行ってきました。道中は人が入っていないのか蜘蛛の巣が。



それを除けばとても気持ちい稜線になるのでぜひ行ってみてください。
茶臼岳手前にて雨が降ってきました。テンションは低いです。

ここで雨が

ピースじゃない

御花畑あるじゃないですか。あそこの道が水没しており、それを見た清田が雨宿りを提案。
雨宿りしてますがめちゃくちゃ寒いです。低体温症のリスクが頭に浮かんだので、テントを立てることにします。

御花畑らへん
にしても寒いな。ガスを空焚きして気温を上げます。雨も弱まらず逆に強くなる一方。

寒い

今日は仕方ないですがここでビバークすることにします。
時間はあるのでトランプでもして時間を潰すことにします。
明日百間洞露営地まで行けるのか、それとも悪天で聖平に泊まることになるのか、
どうすればいいのか不安です。みんなで話し合いをしてある程度の方針は決まりました。
晴れてくれーーー。

夜ご飯は筍ご飯を選択。


萎えましたもう寝ます。おやすみなさい。

3日目
雨は若干降っていますが出るしかないです。


上河内までは爆速でつきました。

いえい

危険箇所としてあげていた南岳周辺。
ヘッテン行動なので慎重にいきたいと思います。

危ないですね。雨途中で止んでくれたので行けましたが、ぬかるんでいたりすると滑落のリスクは高いかも。


ここさえ抜けて仕舞えばあとは樹林帯になるのでそれほど危なくはないです。

聖平につくと、空が青いです。ありがとうございます。





みんなテンションmaxになってます。このまま聖岳に登るのもいいですが、やっぱりTシャツが欲しい!小屋まで行きます。
小屋の方はすごく親切でチョコをくれたり、寒そうな私たちを見て暖を取らせてくれました。
ココアやカフェオレも飲ませていただきとても癒されました(心も体も)。


その節はありがとうございます


聖平小屋の人は何故か我々のOB(本合宿であった)を知っていました。バックカントリーのグループで一緒らしいです。すごい偶然。ここまで来ると怖いですね。あの方の人脈の広さは。
人の温かさに癒される2日間です。

いつまでもここにいては行けないのでそろそろ出発します。


聖岳は光り輝いています。ちなみに静岡大学山岳部はことごとく聖岳を敗退しています。
ここでその呪いを断ち切って今後いけるようにしましょう。

道中は興奮しているせいで、なんの苦痛も感じません。
あっという間に小聖に到着。

晴れてる!

小聖のあとは少し悪いです、気をつけてね。
途中で水場とビバーク地点があります。水場までは慣れてない方は行かない方が良さそうです。

これが聖水
聖水とかいって遊んでいたのにも関わらず、小聖から聖岳山頂まで50分で到着。
飛ばしすぎました。


念願の聖岳はすごく綺麗でやっと来れたって感動が襲ってきます。

ついに

奥聖も行っちゃいます。


奥聖に県警がいました。体格からして別モンでした。
人手足りないらしいので就職に困っている山岳部の方はぜひ応募してみてはいかがでしょうか。
ここでてかりんごいただきます。うまい。めっちゃうまいです。全部食べちゃいました。

十分遊んだので次に進もうと思います。
問題の聖兎間の尾根。どんなんなんでしょうね。
結論を言うと危ないです。ほぼ垂直の下りがあったり、ザレ場の急登があったり冬は少なくとも行きたくないなあ、って感じでした。


上りはそこまで危なくないです。
兎の避難小屋は潰れていました。周りにはテン場があったのでそちらは使えます。
兎岳懐かしいですね。あの日は爆風の雪景色でしたね。詳細が知りたい方は去年の決算合宿を見てみてください。



あとはちょっと登ってちょっと降ればテン場と思いきや、中盛丸山までの登りがキツすぎる。
ぼんちを合言葉にみんなで頑張ります。
大沢岳こちらは登りはいいですが下りは意外と危険です。山頂までデポで行ってトラバースを選択した方が安牌ではありますね。


テン場到着。テン場の真横には沢が流れています。
流石に頭と体洗いますか。長期山行になるとこのように沢があるのは嬉しい。

夜ご飯は水も豊富なのでラーメンいっちゃいましょう!
うまい。今まで食べたラーメンで一番ではないですがうまいです。

これがうまいんだ

今日はトランプはせず寝ます。おやすみ

4日目
星が綺麗ですね。星は好きです、特に山で見る星は特別だと思います。いろんな夜空を見てきましたがやっぱり山の夜空は一味違います。あと晴れてますしね。



期待を胸に出発します。
百間平に到着。ここも綺麗ですねえ。赤石岳に登る際は時間があればこちらに寄り道しても面白いと思います。赤石岳までは登りならそこまでですが下りだと嫌な感じ。気をつけてください。


快晴の赤石岳。みんなテンション高いです。今日は頑張れるぞ!


赤石岳から下山中、ガッシャを背負った某山岳部に遭遇。
怖い。
また、まつださんの名前を知る人と遭遇。まさか、荒川小屋関係者か?
荒川三山はこの前行きましたので道を覚えている。荒川小屋までは一瞬で行けます。
特に危ないとこも辛いとこもないので楽しいです。

荒川小屋にでまつださんに挨拶。なんと主人からジュースをいただきました。
毎度毎度ありがとうございます。いつかスイカを担いでいかないといけませんね。
来年行けないかなあ。

中岳までは爆速。途中水場があるので荒川小屋で汲み忘れた方はこちらで組んでもいいかも。
前岳以降は危険箇所。どんなんかな?




危ないですこれ。ここはマジで気をつけた方がいい。歩行に不安がある方はしっかりと練習してから進んでください。あと何年持つんでしょうかねこの道。少し行けばつづら降りになるのでそこまでは頑張りましょう。

ここは旧道

トラバースに入ると気温が上がった感じがしました。暑いです。あと全体的に湿っていて石とか滑りやすいです。

道中水場があります。ここは枯れることはなさそう。高山裏避難小屋までの繋ぎとしてはいいね。

避難小屋つきましたが、明日の行程がクソ長いので、小河内避難小屋まで行っちゃいます。
長いですがそれほど危険なとこはなく、小河内岳到着。


避難小屋には我々とは別で1人いました。



ご飯は外で食べます。みんなも気を遣おうね。
小屋の中ってあったかいですね。それはさておき山行に耳栓は持っていきましょう。

疲れたので寝ます。おやすみ。

5日目
まだ5日目!?
そんなことがふと頭に浮かびますが一旦消します。

とりあえず爆速で進んでいきます。三伏峠までの道中ノリのいいおじさまに会いました。
日本の未来を託されたので頑張ります。
三伏峠にて本山行2度目のヒルに遭遇。とまいが被害に遭いかけました。
うまく避けましたね。惜しい



塩見岳すごくいいですね。私が言うのはおこがましいですが、登山者のレベルが高いと感じました。ここで清田が承認欲求を満たしていましたね。私も悪い気はしませんでしたが。

塩見小屋から塩見岳まではヘルメット必須です。特に塩見岳直下は上からの落石が怖いです。
自分が落石させないように気をつけながら登り降りしましょう。


塩見岳に到着。気持ちがいい。仙丈が見えました。

祝誕生日

いや遠いなこれ。仙塩尾根に突入します。
塩見から約1〜2時間は悪いです。ここ危険箇所で出なかったのおかしいだろ。

呑気

メンバーの中でもここが一番登山道っぽくないとも出てたので気をつけてください。

なんだこの道

降っちゃえばこっちのもん。このあとはあまり見たことがない道が続きました。

寝っ転がれたり

熊ノ平小屋まではそれほど危険なところもなくつきました。途中のピークが分岐しないとないので100高山を目指している方は是非見落とさないように。



熊ノ平小屋は至る所に水場があります。ありがたい。テン場も広いので過ごしやすいです。
トイレも水洗なので大満足でした。

ここ以外にも水場がいっぱい

久々にトランプをして時間を潰します。これだけ大富豪やってるとみんな極まってきています。特に、とまいの成長が著しい。めちゃくちゃ強くなってておもろいです。

大満足の3日間に感謝しながらおやすみ。

6日目
今日は天気が悪いらしい。また、明日から明後日にかけて台風が通過するので、どうするか悩みます。
両股小屋は増水が怖い。かといって熊ノ平小屋に停滞ももどかしいと言うことで、計画段階から目星をつけていた、高望池周辺にてビバークをしたいと思います。
水場もあり、テントを張れるくらいには広い、樹林帯なので台風も防げるのではと博打ではありますが、一番の代替案だと思うのでこれでいきます。
方向が決まったのでいざ出発。

三峰岳までは途中から樹林帯を抜けます。風が強く寒いですね。反対の尾根には農鳥小屋から出発した登山者のヘッテンが光っています。私渾身のおはようございますを食らわせてやりました。
三峰岳までは一部岩場があり、楽しいです。

三峰岳に到着したと同時、雨が降ってきました。


間ノ岳までは往復で1時間くらい。しかしまだ日の出前、
そして風も強そうなのでやめておきます。

ざんねん

三峰岳からの下りもだいぶ悪いです。一部鎖場があったりしたのでちょっとヒヤリとしました。雨が強かったら滑りそう。

下りは爆速です。あっという間に両股小屋との分岐に到着しました。



ここから少し進んだところに今回のビバーク地である。高望池はあります。


水は無事流れていました。
時間が有り余っているのでトランプで時間でも潰しますか。


人は時間があるけどすることがない場合、頭がおかしくなるらしいです。
清田が言うにはどっかの部族は夜通し音楽を演奏しながら過ごすそうです。
私たちもその仲間入りですね。

7日目(停滞日)
今日は台風が通過するため停滞です。
ビバークに選んだ場所、周りにあまり木がなくて不安でしたが、風もほぼ感じませんでした。
完璧な位置どりですね。これから行く人は参考にしてください。

ちなみに私は停滞を体験するのが初なのです。
楽しみに思っていましたが、意外とすることがなく時間が長く感じます。


あと、めちゃくちゃお腹が空きます。レーションはできるだけ食べたくないのでひたすら耐えます。下山したら目一杯美味しいものを食べてやる。

特にこれといったこともなく夜ご飯。今日は最後のラーメンをいただいちゃいます。




めちゃくちゃ美味しかったです。眠くないですが、明日はついに仙丈ヶ岳に行けます。
仙丈は個人的に一番好きな山ですので嬉しいです。興奮でなかなか眠りにつけませんでした。

なんとか寝たいと思います。おやすみなさい。

8日目
台風が過ぎ、朝起きてみると満点の星空。最高です。
いざ出発。

稜線までの道は危険箇所はありませんが、意外とルートが見にくい。
何回か間違えては戻りを繰り返し。稜線に出ました。



仙丈が近い。


せっかくなら日の出を見たいという事で、スピードアップ。

めちゃくちゃきつかったですが、なんとか大仙丈ヶ岳にて日の出を拝むことができました。
今回の日の出なんか違います。


空にレーザービームが伸びていました。
中央アルプスや北アルプスも一望できる大仙丈を私たちだけで独り占めしている。
なんとも言えない幸福感に包まれました。


仙丈にも到着。ついに来ることができました。
まあ、夏と冬1回ずつきてるんですがね。


最高の夏山は体験できたので、次は冬に最高のコンディションの仙丈を拝みたい。今年どっかで行きたいと思います。

名残惜しいですが仙丈ヶ岳を後にし、仙丈小屋に向かいます。
なんででしょう。
はい、Tシャツを買うためですね。
清田と日比野がTシャツを購入。
私ですか?もちろん買いましたよ。km4k Tシャツ。

km4k、なんか可愛いですね。後で調べたらスノーボードウェアブランドらしいですね。
3Dキーホルダーちょっと欲しいかも。
そんなことはどうでもいいです。
仙水小屋に向かいましょう。

小仙丈からは綺麗なカールが!

仙丈の下りは人気コースでもあるため危険なところはありません。
しかし、登山者が多いため、譲り合いには注意を払いましょう。
しっかりと声掛けをして、互いに気持ちよく登山しましょうね。

降りてきました。水場があるので頭洗います。
気持ちいいい

長衛小屋、2年前に来た時はトイレ改築中でしたが、今回完成していました。
めちゃくちゃ綺麗です。


仙水小屋までの道は沢筋を歩くのでとても気持ちがいい。


つきました。

テン場代はなんと1000円。
このご時世2000円が当たり前になっている中、とてもありがたいです。
トイレも水洗で匂いません。最高。充電も100円で満タンにしていただきました。
もうこの小屋大好きになっちゃった。またきたいです。


時間があるので甲斐駒ヶ岳に行っちゃいましょう。
デポをしているので爆速。
ちょっと待って、なんか早過ぎじゃない?
死にかけました。
SLを私に変更し続き進みます。


なんやかんやあって甲斐駒ルート分岐に来ました。
ヘルメットもあるので今回は直登ルートを選択したいと思います。
このルートコースタイムも短く、クライミング要素も若干あるのでとても楽しいです。
ルーファイが少し難しいかな?


間違えた道を進むととても危ないので経験を積んでから来るのがいいですね。
意外とみんなヘルメットしてない。


山頂に到着。景色は最高です。
ここで長めの休憩をとります。

km4kの3Dキーホルダー買っちゃいました。なんでや。
甲斐駒からは鋸岳が見えました。いつか行きたいですね。

摩利支天に向かいます。下り怖いですね。滑ります。
到着。
なんかいっぱい剣があります。かっけえ。


ここでもちょっと休憩取っちゃいました。
仙水小屋に戻って休みましょう。
下りは安定の爆速。とまいの下りが上手くなっています。
いいね。

仙水小屋に戻ってきました。
沢が流れているので水浴びをしましょう。クソ冷え。
流石に冷え過ぎたので小屋の前で日向ぼっこします。

謎やかん

なんか今日は疲れましたね。明日は天気があまりよくなさそう。
雨が心配ですが、寝ます。おやすみなさい。

9日目
今日は早川尾根小屋を目指します。
栗沢山を登っていますが、かなりの急登。
きついですが地道に標高を上げていきましょう。
なんかこんなに長く山に篭っていると急登が来ても何も感じなくなってきます。
そろそろ人間を引退したいところですが、そんなことはなく。





山頂につきました。なんか雨が降りそうなのでそそくさと次に向かいます。


ここら辺は意外と岩岩しい。
アサヨ峰意外と遠いな。
雨が降ってきました。
風もあり、寒いのでレイヤードはしっかりしましょうね。

着きました。めちゃくちゃ疲れました。やばいかも。


寒いのでそそくさと樹林帯に逃げ込みたいところ。

樹林帯まで長いですね。細かいアップダウンが多く疲労が溜まります。


足場が悪いところがたまにあるのでそこは慎重に。
一度足に気が引っかかって正面から転けました。痛恨のミス。
なんやかんやあり、着きました。小屋主は主は歩荷に行っており、不在。
先にテントを立ててしまいましょう。水場は近くにあり、トイレは由緒正しきぼっとん式。
あまり下は見ないようにしましょう。

小屋主が帰ってくるまでトランプで暇つぶしです。


3時くらいに3時くらいに小屋主が帰って来ました。ここも安いですね。
明日が最終日、前日の疲労も溜まっているため、早く寝ましょう。

10日目
最終日になるはずです。風が強い。
みんなに寝れたか聞くと、興奮して寝れなかったと言っていました。
私もです。

今日で降りられると興奮を胸に出発。初手から爆速です。
今日の天気は大丈夫でしょうか。日が出て来ました。
ああ素晴らしい。これは勝ちましたね。最終日にして最高のコンディション。
みんなテンションが高いです。





最終日ということで力をセーブすることがないため、下だけでなく登りを爆速になっています。
これなら高嶺にもすぐに着きそう。
高嶺の山頂直下はとても面白い岩綾帯登りが。ご褒美ですね。


着!

地蔵は近くすぐに着きました。



オベリスクで一通り遊んだ後。

なんか穴が


順調

次は観音。その次は薬師。あれ、こんなに早かったっけ?

ここめっちゃ綺麗!


薬師

過去2回行っていますがその時とは非にならないスピードで進んでいます。
ちなみに観音からの景色は今日イチでした。日本一位、二位、三位を一気に眺めることができます。


薬師からは安定の爆速下山。どれくらいで行けるのか試したくなりました。
後でヤマップを見ると常時200パーを超えてました。怖い。
2時間ほどで下山。この瞬間をどれだけ待ち侘びたことか。


いつも通り最後の林道で足を挫きました。なんか締まらないね。

下山連絡をすると先輩方からお疲れ様が。少しうるっと来てしまいました。

ついに

本当は男泣きしたかったですが、年々泣けなくなっています。本当は泣きたいんですけどね。
林道を歩き終え、迎えを待ちます。

ここでトラブル発生。最後にして山ビルが現れました。こいつらどこにでもいるな。
くつろぎたかったですがしょうがない。立って待つことにします。
余談ですが、ザックを置いたところにちょうどうんpがあり、僕のザックは汚されてしまいました。
誰だよここでしたやつ。許せん!
最後まで締まらない山行でしたが、これが私ってことでいいよね?

きたー!

完遂!
何事もなく完遂できてとてもハッピーです。
ついて来てくれた3人には感謝しかないです。
送り迎えをしてくれた、梅田さん、笹木にも感謝してもしきれません。
ありがとうございました。

あと約3年間耐えてくれた登山靴、今はソールがほぼないです。本当に頑張ってくれた。
リソールできるかな。これからも使っていきたい相棒です。

よく頑張った

まとめ:
正直最初はなんやかんや完遂できると思ってました。でも2日目の大雨でビバークした時、生半可な覚悟では完遂できないと悟ってそこから真面目にやりましたね。真面目ではあったけど楽しむことは忘れず、そんな山行ができたと思います。こうして振り返ってみると10日間もいたんだなあ、としみじみ感じます。山行中は必死だったので7日くらいに感じたんですが、不思議なものですね。危険箇所はあると言っても、やはり登山道の域は出ないものばかりで、深南部での経験やバリエーションルートの経験が役に立ったと思います。正直、去年の私では完遂はできなかったと思います。今年になってしっかりと歩荷をしたり、ルートの検討は嫌になる程しました。食料についてはもう少し持って行ってもよかったかもとは思いつつ、これ以上重くすると3日目、5日目の行動は無理だったとも感じています。振り返ってみるとやはりターニングポイントは2日目でしょうか。あそこですぐにビバークを選択できたのは最良の判断だったと思います。少しでも遅れていたら、低体温症になり撤退でしたからね。雨の行動は慣れていましたが、周りの気温にも視野を広げることの大事さを知りました。南アルプス全山は体力面・技術面・知識面で一気に成長ができるいい山行でした。本当に完遂することができてよかったです。誰かこの記録を見て、自分もやってみたいと思ってくれると嬉しいです。ここまで見てくださりありがとうございました。
(文:鈴木)