2026年10月18日日曜日

10/17~10/18 南アルプス新南部 中ノ尾根山

日時:10月17日(土)~10月18日(日)

メンバー:CL笹木,SL青島,鈴木,中村,清田,日比野,湯本,旭,小野寺,下斗米,寺地,圓山

行程:
17日:静岡=白倉林道ゲート−朝日山登山口−朝日山−三又山
18日:−中ノ尾根山−中ノ尾根山登山口− 白倉林道ゲート=静岡

記録:
風のにおいも秋のものになってきました。気がつけば10月中旬。夏休みから早3週間になろうかという週末に、みなお待ちかねの深南部へ行ってきました。はいもう深南部の季節ですよ。早いですね。1年生は初深南部。夏までと違い、よりディープな山に浸ってもらおうと思います。

1日目
深南部おなじみ、遠くて悪いアプローチです。過去の記録から道が悪いのは確定なので早めの1時半に集合しました。2時ごろ部室を出発し、6時に駐車場、7時に登山口の予定でした。予定通り2台は6時ごろゲートにつき、もう1台を待っていましたがなかなか来ない。話を聞くと車のナビに通行止めの道を案内されたそう。こればっかりは仕方ない。1時間ほど遅れて到着しました。こういうのも深南部あるあるですね。まあのんびり行きましょう。ちなみに先に到着していた2台のうち1台は免許取りたての1年生がフル運転。最後の最後はだいぶ悪路だったぞ。同乗していた2年生2人に文句を言いましたが、本人がしたいと言ったそう。運転が好きなメンバーは助かりますね。行動に支障が出ない程度に押し付けていきましょう。





そんなこんなで行動開始。さっきまでの道より整備されている。気がする。歩きやすい道でした。ゲートより30分くらいで朝日山登山口につきました。

れっつごー

「久しぶりの新南部だ!どんな急登が来るかな!」とワクワクしていました。歩きだすと、急登なんだけど....なんか物足りん。確かに急登ですが先人が賢かったのかつづら折りに登っているのもあり、あまり傾斜を感じない。少しがっかりしているメンバーもいました。とはいえ急登に変わりありません。



程よく気持ちいい道を2時間登ると朝日山。眺望なんてものがないのも深南部を感じられますね。

黄色いスパイディ

朝日山ではおむすびを頬張る男児とハンバーガーを貪るnice guyを観測できました。



朝日山からはなだらかで広い尾根が続きます。ピンクテープが多く、踏み跡も基本的に明瞭なので迷うことはなさそう。人がおらず好きなところを歩けることにテンションが上がる1年生ズ。を見てニッコリな上級生。たくさん転がっている倒木に、一面の笹。またまた深南部を感じます。笹で泳ぎ出す人もいたくらい気持ちのいい空間でした。


平森山


白倉山


笠松山




今日目指す三又山直下は100mほど急登。本日最後ということでもう一踏ん張り。とはいったものの20分たらずで登り、あっさり終わってしまいました。




三又山から北東に伸びる尾根の広くて平らなところにテントを張ります。一面笹なのでテントが浮き、良くも悪くもふわふわなテント内。夜ご飯はチーズトマト丼です。味も見た目も最高でした。



日が落ち暗くなり始めたとき、突如相撲が始まりました。始めた2人は、寒かったから体を動かしたかったとのこと。選ばれたのが相撲でした。見ているだけでも相当楽しかったのですが、6人のお相撲さんによると楽しいし体温まるしで一石二鳥らしい。おそらく最も標高の高い土俵でした。



足元が見えなくなったのでテントに戻って大富豪。1時間ほど楽しみ、明日に向けて就寝。しようとしたのですが、外で寝る数人が何やら騒がしい。私はほとんど夢の中でしたが、1人のスマホがどこにもないらしい。テント、ザック、ポケット、シュラフ、笹などなどガサガサしてました。暗くて笹の中だととてもじゃないが見つからなさそうなので、明日の朝また探すことにして一旦就寝。

2日目
4時起床。朝ごはんは蕎麦。5時半出発の予定でしたが、スマホ探しのため遅らせることにしました。出発するには暗かったので、どちらにせよ遅らせることになったと思いますが。それでも見つからず、ずっとここにいるわけにもいかないので6時に出発。

蕎麦

スマホ捜索


左手に朝日を浴びながら中ノ尾根山へ向かいます。進行方向右手が崖になっており、少々悪い道もありますが、気をつけて歩けばそんなに怖くない道です。






山頂直下の登りも気持ちいいくらいの急登。出発から50分たらずで中ノ尾根山に着きました。浜松市最高峰です。木々に遮られ何も見えませんが、広々とした山頂だったのでここで休憩もとりました。




ここから笹の背丈が少しずつ伸びていきます。一番高いところで人が隠れてしまうくらい。





この辺りはみんな自由に歩いていました。笹の上を滑るように下る笹セードをする人も何人か。重力だけでは滑らず、足をモゾモゾ動かしていたので側からみるとイモムシの類でした。そのおかげでズボンに穴を開ける人も。一応踏み跡らしきものはありましたが、基本的にはどこも歩けました。

コルあたりで稜線から外れます。笹によって地形がわかりにくかったのですが、なんとか下山の尾根の乗れました。今回のルートで道に迷うとしたらこの辺り。尾根に乗ってしまえばピンクテープも踏み跡もありました。





山頂から1時間くらいのところにカブト岩という巨岩があります。崖からはみ出しており、しばらくは大丈夫だと思いますがいつか落ちちゃうのかなぁと。







その先で前の方が盛り上がっている。何やら2年前の記録に登場したモナドとやら(ゲームの知識が皆無なもんですみません)に似ている木がまだあったらしい。一部の人間に大刺さり。






そこから特に何もなく1時間下ると林道に着いてしまいました。登山口にある小屋にはドキンちゃんとしょくぱんまんのぬいぐるみとシラリンに向けたメッセージ。シラリンは「白倉林道」のことらしい。(私調べ)





その白倉林道を今から9キロ歩きます。4人ほど林道ダッシュを敢行し1時間ほどで、他の人たちもサクサク歩き1時間半ほどで車の元にたどり着きました。





深南部の時の定番となりつつあるあらたまの湯が臨時休業のため、浜松市民だと異常に安くなるやすらぎの湯で汗を流し、帰静です。


まとめ:
程よい急登に笹や倒木など、割とお手軽に深南部を楽しめるいいルートだったなと思います。今までにないディープな山域ならではの楽しさに気づいた1年生も多いはず。あと1ヶ月もすれば冬山だなんだと忙しくなるので、今のうちにたくさん秋山に浸っておきたいですね。

(文:笹木)

2026年10月11日日曜日

10/10~10/11一年生山行鳳凰三山



日時:
10月10日(土)~10月11日(日)

メンバー:CL寺地,SL小野寺,下斗米,旭,圓山

行程:
10日:静岡=夜叉神峠登山口駐車場-辻山ー南御室小屋
11日:南御室小屋ー薬師岳ー観音岳ー地蔵岳ー夜叉神峠登山口駐車場=静岡

記録:
こんにちは!VIVANTを見なさ過ぎて世間に置いて行かれている寺地です。9月とは打って変わって10月に入り晴れの日が続いてますね。こんなに天気がいいと岩のフリクションもさぞ良いことでしょう。小川山に行く日が待ち遠しいです。
さて今回は初めての同期のみで山行に行ってきました。
先輩がいなくてどきどき

普段はいる頼もしい先輩方がいなくて少し不安になりながらもみんでしっかり共装を確認していざ車に乗り込みます。今山行運転はほとんど圓山がやってくれました。ほんとに頼もしかったです。僕はまだ車校を申し込んですらいない怠け者なんで早くとらなければ、、
運転が多少荒かったらしく車酔い

いけめんだな

なんやかんやで3時間ほどで夜叉神峠登山口駐車場に到着。
しかしここで大事件発生
僕が財布の入ったバックをどこかに落としてしまいました。おそらく車に乗るまでのどこかで落としたのではないかとは思います。
先輩に連絡してもらい探してもう
結局見つかることなく時間もあるので警察に届け出をだしてカードだけ止めて出発。このとき同期にはほんとに迷惑をかけた。ほんとに申し訳なかったです。
やることはやったので本日の宿南御室小屋を目指すことに。
レッツラゴー
今回みんなSLをやりたいとのことで一時間ごとに交代で行うことにしました。まずは小野寺が夜叉神峠までの緩い登りを先頭で引っ張ります。
到着~


夜叉神峠からは白根がきれいに見えました。さて次はとまいが先頭です。とまいは一年生なのに南アルプス全山縦走を完遂した猛者です。やはり早いですね。通常1時間40分ほどの道をわずか一時間で登りました。恐ろしい、、
さてここでいいとおもったレーションの紹介タイムです
エントリーナンバー1リンゴ
旭がものすごく大きなリンゴを持ってきていました。この写真で見ると旭の顔くらいありますね。リンゴがでかいのか旭の顔が小さいのか、、
以上いいと思ったレーションの紹介コーナーでした。
杖立峠を越え次は旭がSL。ちょっとはペースましになるかな思いきや、、おや?様子が変だぞなんかペースそんな変わってなくて草同期に猛者は一人ではなかったようです。こちらも150%ほどの速さで歩いてました。恐ろしい、、
途中最高の景色


みんなで撮影タイム



紅葉きれいだね
さてここでいいなと思ったレーションコーナーのお時間です
エントリーナンバー2
マクドナルドのハンバーガー

これめちゃくちゃいいなと思ったのがまずうまいんですよ。しかも190円で250キロカロリー
これなかなか1円単位のカロリー高いんですよ。おすすめですよ皆さんぜひマクドナルド立ち寄ってみてください。以上おすすめのレーションコーナーでした。
同期山行をして思うのが普段はしない話ができたりみんなの意外な真実が知れてとても楽しいことです。実際今回もみんなのことをより深く知れたと思います。そんなこんなで1時間ちょっとで苺平手前に到着。ここからは圓山がSLを担当し、辻山に向かいます。
1日目暇すぎるということで行くことが決まったこの山。ほんとに来てよかったなと思います。なんだって頂上から見た景色が


これですよ。白根三山が一望できる素晴らし展望。来年の一年生にもぜひおすすめした場所です。
わーい🙌

看板が石でちょっと新鮮
さてここから20分ほど下って本日のテント場南御室小屋に到着です。
これはほんとに何を言っているんだ?



到着!
12時半ごろにテント場につきましたがすでに多くのテントが張ってありました。三連休は混むという情報を得て早めの行動をしておいてよかったと思いました。さてようやくのんびりタイム
山でその組み合わせはずるいだろ!

各自おしゃべりしたり寝たり自由時間を堪能しました。
同期は山も強いのですが料理も強いです(?)圓山と小野寺が結構料理が好きなのかな?こだわりが強い気がします。今回はチキンシチューを作りました。こだわりポイントはおそらく赤ワインではないでしょうか。山でまさか赤ワインを調味料で使うとは思ってもみませんでした。ぼくは料理に関しては全くの無知なので完全に勘ですがなんかたぶん赤ワインのおかげでコクが増した気がします。。たぶん。テント内が幸せな匂いになってきました。このシチューに合わせるのは小野寺の実家のパン。これがまたうまい!一つ一つ手作りなのもあってスーパーで買うものとはレベルがちゃいましたねー。
また食べたい

めちゃくちゃうまい
冷えた体に温かいシチューが沁みました。いままでいろいろな山ご飯を食べてきましたが間違いなく山ご飯のフルコースに入りますね(トリコはYoutube shortsでしかみたことがないにわかなので人生のフルコースがなにかもよくわかってません)。おいしいご飯を食べて幸せな気分で体もぽかぽか一気に眠くなりました。明日は3時起きなので6時ごろに就寝。明日は稜線歩きが楽しめるはずなので楽しみです。
2日目
朝3時におはようございます。僕はアラームをかけ忘れてしまっていたので圓山に叩き(原義)起こされました。朝ごはんはマルタイラーメンです。カレーメシといいマルタイラーメンといい僕は山の食事で初めて口にするものが多いのですがどれも味に感動させられますね。個人的には袋めんよりもマルタイラーメンのほうがおいしいと思いました。
チャーシューもうまい
テントをたたむ必要がないのでご飯を食べるとすぐに出発。
めっちゃきれい
さてここからは僕がSLです。薬師岳まではコースタイム1時間30分ほどですが巻いて1時間でつきたいなーと思いながら緩い上り坂を登っていきます
おいおいきれいすぎだろ
稜線にでると素晴らしい景色が広がっていました。動いてることもあって吹いている風も心地よく最高の稜線歩きを楽しめました。稜線に出てからはほとんどなだらかな道を進んで、、
登頂!わーい
山頂からは次に登る観音岳だったり夏に登った白根三山などがよく見えました。後ろの山は北岳で、山頂アタックしているヘッテンが見えたり北岳バッドレスを登っている光が見えました。バッドレスもいつかいきたいなー。現在時間は5時、日の出は5時半、観音岳までは30分、、、つまり観音岳で日の出を見ることができる!薬師岳で軽く休憩をとりささっと観音岳に移動します。 
明るくなってきた!

観音岳につくと僕たちと同じように日の出を待つ人がいっぱいいました。ここで10分ほど日の出待ちタイム
おなかが、、出てる???


                                 
背中で語る系男子
わおイケメン

お!ついにボルダーに興味を持ったかい??圓山君

まあこんなことしている間にあっという間に10分が過ぎようやく日の出の時間です
めっちゃ綺麗やんけ!

最高の景色でした。やはり何度見ても日の出の瞬間はいいですね。でも寒いーー遮るものが何もないので着込んではいたもののかなり体が冷えてしまいました。写真を撮ってさっさと出発しましょう。
登頂!!やったね

さてここからは地蔵岳に向かいます。遠くには目的地の地蔵岳のオベリスクも見えます。なんか、、結構ちかくね?これとおもいました。いやまじで実際1時間半くらいのコースタイムなので近いです。さっさと行きましょう
右の槍みたいなのがオベリスク

ここからの道は朝日が紅葉した葉っぱを照らしとてもきれいでした。
いえーい
日が昇るまでは涼しくて快適だったのですが日が昇るとやはり暑い。僕は暑がりであり寒がりでもあるのですぐ暑い暑いというしすぐ寒い寒いといいます。どうにか変温動物へ進化することはできないのだろうか、、、
こんな感じで普段山ではいろいろ考え事しています。あとは小学生みたいな教室に強盗が入ってきたときの対処法なども考えいます。同期のみんなや先輩方は、何を考えているのかいつか聞いてみたいですね。観音岳から地蔵岳まではあまり面白い道もなっかたので考え事をしながら歩いているとなんか目の前にオベリスクがありました。そう地蔵岳についたのです。
やったーー!

さてお楽しみオベリスクを登りに行きますよーー。圓山は下で休んでいるそうです。下斗米が下から写真を撮ってくれるらしく、下に残ってくれました。ありがとう。
よじよじ

うわなんか挟まってる
ワイド好きの旭ここでもワイド?みたいな隙間から出てきました。
上部のチムニーみたいなとこ

上部はきれいなクラックが走ってました。初心者なのでグレードの予想なんてできませんが
5.6か5.7くらいなのかな?右壁面に足おいてくださいみたいなところがあったのでワイドみたいな登り方かレイバックで登るのかな?いつかは上まで行ってみたい。
わーい🙌

上から見るとこんな感じ

さてオベリスクを堪能したところでここから夜叉神峠まで下ります。同じ道を行くのでおもしろみがない、、、まあつべこべ言わずさっさと下山しましょう。
僧侶おった
ここからは来た道を戻るので特に面白いことはなし。薬師岳近くには大きな岩がいっぱいあってハイボルダー?みたいなやつがたくさんありました。でもさすがに登るのは危険だからやめときました。まあマットがあっても登れなさそうなくらいにはホールドはなったです。
南御室小屋についてすぐテントを撤収して夜叉神峠に向かいます。みんなはやく帰りたかったようでめちゃくちゃハイスピードで下っていきました。
鹿いた
南御室小屋から2時間半ほどで夜叉神峠登山口駐車場に到着。強度的には物足りなさもありましたが、初めての同期だけの山行が無事終わったのでほっとしました。
おつかれ
この後はお風呂に入って夜ご飯を食べ帰宅。行きも帰りも運転してくれた圓山ほんとにありがとう。

後日談にはなりますが落とした財布は無事見つかりました。中身のお金を抜くことなく届けてくれた人には感謝しかありません
やったーー







まとめ:
今回初めての先輩がいない山行で、いきなり僕が財布を無くすハプニングを起こしながら無事完遂できてよかったなと思います。普段こんなにみんなとしゃべることがなかったのでみんなのことをより知れた気がしました。無事みんな怪我無くて下山できてよかったです。降りた後にまた今度同期山行やりたいなという話もでて、正直かなりうれしかったです。いつかまたみんなで行きましょう!

(文:寺地)