メンバー:CL梅田,SL大串,清田,笹木
行程:
14日:静岡=登山口ー七丈小屋
15日:七丈小屋ー甲斐駒ヶ岳ー登山口
記録:
今年は一年生の人数が多く、現役だけで20人近い大所帯(?)になってしまった。笹山は全員で行っても列が長いのが煩わしいだけであまり問題はなかったが、人の出入りの多い山では隊列が長いのは周りに迷惑だろう。そんなわけで隊を二つに分けることになった。メンバーは最初は9人いたはずなのだが、突然の入退部、怪我などが重なった結果、4人にまで減った。個人山行ではないはずなのに、ずいぶんコンパクトになってしまった。
14日
3時集合。梅田10分遅刻。梅雨前線と熱帯低気圧の影響で土曜の午後から日曜にかけて強い雨が降る予報が出ていたため、なるべく早く出発したかったのだが、こういう時に限って彼は遅刻してくる。挙句持っていくはずの鍋を家に置いてきたため、鍋を取りに行ったりする間に出発が3時半になってしまった。
駐車場に着くと、もう雨が降り出そうとしていた。黒戸尾根の急登を悪天候の中登るのかと思うと気が滅入る。なんとか天気がもってくれますように!あわよくば晴れてくれますように!と駒ケ岳神社でお祈りしてから出発。
鎖場は写真で見たよりもあっけない。雨で地面は濡れていたが岩が花崗岩なので滑りを感じることも無くすんなり歩けた。
トリックアートでしょこんなん |
急登とは言われているけれど梯子や鎖場の手を使う登りが多いので足への負担は少ない。いろいろなパターンの登りをお出しされるので飽きずに高度を稼げて楽しい。
梯子あり、鎖場あり |
1時前に七丈小屋に到着。雨は小雨から本降りになるくらいだったので行こうと思えば今日中に山頂をとることもできるが...テントの設営を終えるともう一度出発という雰囲気ではなかった。山頂を目指すモチベーションがない中無理して行くことはないなという事で今日の行程はここで終了。4時半くらいまではテントの中で喋るなどしていた。
グラノーラに憑りつかれた男 |
七丈小屋のテント場は電波が届くので天気予報や天気図を見ていたが、とても次の日の朝に雨が弱くなるとは思えない。一応4時に起きて速やかに朝食を食べ、雨が止み次第出発する手はずではいたが、山頂は半ば諦めていた。
15日
祈った甲斐があったのか、雨が強まることは無かった。ミストのような雨がずっと降ってはいたがここまできてしまえばもう気にしない。山頂手前で清田が強風に圧倒され一瞬過呼吸気味になるというハプニングがあったものの山頂に無事到着。
結局途中で雨が降り出してみじめな下山をする羽目になった。
刃渡りを過ぎたあたりで先頭を一年に交代してみる。まずは笹木。初めて先頭を歩くとペースを掴むのが難しいため、後続はおかしなスピードで走らされる歩かされるのだが、全くそんなことはなかった。速すぎず遅すぎず、読図も忘れずに歩いている。
朝は味噌ラーメン。トッピングにチャーシューとチーズ。チーズ⁉
期待値は高かったが味はイマイチ。別で食べたほうがうまかった。朝食を食べていると、雨の音が小さくなった。行けそうな雰囲気になってきたので急いで食べて準備を済ませる。諦めるにしても前日のうちに荷物をある程度まとめておくんだったな、と反省。5時に出発。
雨雲レーダーとにらめっこ |
下りこそ慎重に |
刃渡りを過ぎたあたりで先頭を一年に交代してみる。まずは笹木。初めて先頭を歩くとペースを掴むのが難しいため、後続はおかしなスピードで
こいつやりおる。
笹の平の分岐あたりで清田に交代。
これを待っていたというか期待通りというか...
左足か右足どちらかは必ず接地していたので一応走りはしなかったが、ランとウォークの境目のある意味神業のようなペースで登山口まで駆け抜けた。
まとめ:
後半組が晴れてしまっただけに一年生二人には雨で景色が見えない山行をさせてしまい申し訳なかったなという気持ちになった。しかし二日目に運よく雨が弱まり山頂まで行くことができ、悔しい思いをさせずに済んだ。また、雨の中の鎖場や梯子を歩くことができたのはいい練習になっただろうし、4人という人数の快適さも教えることができた。雨天の山行の中ではかなりいいものになったと思う。
(文:大串)
まとめ:
後半組が晴れてしまっただけに一年生二人には雨で景色が見えない山行をさせてしまい申し訳なかったなという気持ちになった。しかし二日目に運よく雨が弱まり山頂まで行くことができ、悔しい思いをさせずに済んだ。また、雨の中の鎖場や梯子を歩くことができたのはいい練習になっただろうし、4人という人数の快適さも教えることができた。雨天の山行の中ではかなりいいものになったと思う。
(文:大串)
0 件のコメント:
コメントを投稿