2024年7月4日木曜日

六甲全山縦走

日時:5月3日(金)~5月6日(月)

メンバー:CL松田、SL大串、菅原、梅田

行程:
3日:静岡=兵庫
4日:宝塚駅ー岩倉山(8:10)ー大平山(9:42)ー水無山()ー六甲山(11:46)
  ー摩耶山(15:42)ー市ケ原キャンプ場(17:12)
5日:市ケ原キャンプ場(4:30)ー鍋蓋山(7:05)ー菊水山(8:10)ー
高取山(10:45)ー横尾山(13:16)ー旗振山(14:20)ー須磨浦公園駅(15:03)ー宝塚駅
6日:兵庫=豊田ボルダー=静岡
記録:

2年生山行に行ってきました。
今回の舞台は神戸の六甲山。
西日本の山ということで前日の夜に出発し付近の駐車場で前泊です。 
翌朝5時に起床し、朝の準備をこなしつつ登山口へ。最初のピークである岩倉山の山頂を目指します。

5月上旬とはいえ街がすぐ近くにある低山。そのせいかじんわりと汗をかくくらい暑いです。
道自体はきちんとしたもので神戸の街並みをバックに登っていくと岩倉山に到着。
低山だけあってお地蔵様にきちんとお供物もありました。
木々が生い茂る山中を歩き大平山や水無山の大きなピークや岩原山などの小さなピークもとりつつ歩みを進めます。
六甲山は初心者も歩くハイキングコースもあるため、頻繁に道案内の標識があって助かりました。
六甲山頂上に到着。

ゴールデンウィークで天気も良く山頂の広場でくつろぐ人も多く、六甲山最高峰の柱には列ができていました。
太い道路やロープウェイが通っている広場があり、しばらく歩きやすい道が続きます。
アスファルトの楽な道だなと思いきや排水溝に落ちる大串!

怪我がなかったのが幸いですが、簡単そうに見える道でも油断大敵ですね。
小さなアクシデントはあったものの摩耶山山頂に到着!

近くの掬星台は日本三大夜景にも選ばれるほど美しいらしいです。
真昼間に美しい夜景となる光景を楽しみ本日の幕営地へ。
人気のキャンプ地でテン泊の方がかなりいました。
持ち込んだジュースを近くの川で冷やし夕飯を食べ就寝。
翌日起床。
朝は食欲が湧かないメンバーが多く、大串がよく頑張ってくれました。
大龍寺方面に出発。涼しいうちにできるだけ進んでしましたい。

ついでに再度山によって鍋蓋山に到着。
じんわりと日が出てきて気温が上がってきました。
城ヶ峠にかかった橋を渡り菊水山へ向かいます。

もしこの橋がなかったらこの急な峠を降りてまた登らなければならないと考えるとゾッとしました。
8時過ぎに菊水山山頂に到着。


これから歩く街が一望できました。
淡路島を視界に収めながら市街地へ向かって山を降ります。
全山縦走のためには何度か街を通らなくてはならず照りつける日の下アスファルトの上を歩きます。
先輩方の敗退報告を確認しながらところどころにある縦走路の案内に従い高取山へ。
高取山には高取神社が立っているため神社の階段や鳥居を潜って山頂を狙います。

山頂自体は神社の裏にあり少し見つけづらい位置にありました。
次なるピーク、横尾山を目指して再び市街地を通り抜けます。
横尾山の直前で、今回の山行の危険箇所、馬ノ背を通り抜けます。

両側が崖のように切り立っているだけでなく、家族できている登山者も多く子供からご老人まで様々な人たちとすれ違いました。
屈指の危険箇所を無事切り抜け横尾山に到着。
長かった縦走もあと少しです。
集合住宅地を進むと鉄拐山山頂につながる急な階段が見えてきました。

この山も他の六甲山の山々と同じように地域の生活に根ざした山のようで立派な歩行路が用意されていました。
道なりに進んで鉄拐山、旗振山をとり、最後のピークの鉢伏山を目指して進みます。
降旗山から鉢伏山へ向かう道中には多くの親子連れがいて子供たちも多く見られ、近づくにつれてその数は増えていきました。
鉢伏山山頂はロープウェイや顔はめパネルなどがありテーマパークのようになっていました。
最後のピークをとりあとは降るだけ。
完全に舗装された快適な道を降り無事須磨浦公園駅まで到着です。
少し歩いた須磨駅から電車に乗って宝塚まで戻ってきました。
適当に飯と風呂を済まし明日の豊田ボルダーへ向かいます。
翌朝、ボルダー組と合流。
ボルダーを楽しみました。

昨夜の運転係の松田はほとんど寝ていましたね。
お疲れ様でした。



まとめ:
六甲山は標高が低く、住宅地もすぐ近くにある山で道やアクセスがよく整備されていて、すれ違う登山者の数も多く、子供も多く見かけます。
そのため一登山者としてのマナーや気遣いを意識する山行でした。
普段の山行では双方共に経験がありますが、経験や実力のないこどもたちとすれ違う中で相手に譲る寛容さを持つことが登山者のマナーを高め、結果的に多くの登山を快適にしていくのだろうと感じました。
(文:梅田)

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