2024年5月18日土曜日

2024/5/18〜19 瑞牆山

日時:5月18日(土)~5月19日(日)

メンバー:CL菅原、SL前嶋、高林、堀、大串、松田、板場、中村、鈴木、塩澤

行程:
 18 日:静岡=みずがき自然公園-不動滝-瑞牆山-富士見平小屋
 19 日:富士見平小屋-大日小屋-丸山-金峰山-丸山-大日小屋-富士見平小屋-1722m 付近分岐-みずがき自然公園=静岡

記録:
新入生を迎えての初山行は瑞牆・金峰に行きました!
二年生は1年ぶり、3年生は2週間ぶりの瑞牆でした
最初から二時半集合はしんどいよね...(慣れるから大丈夫)
駐車場で準備をして出発。30分ほどの林道歩きで体を起こしていく。
今年はモンベルのザックが多いようです。
今回はコンパスを使えるようになることに重きをおいているので、逐一読図して現在地を確認。SL前嶋の読図ポイント選定が冴えわたっていました。
時には岩をさわさわ
渡渉ポイントやフィックスロープがある区間を通過して不動の滝まで。
水が透き通っていてきらめいていました。
滝を過ぎると少しだけ傾斜が急になってハイステップも増えてきた印象。
初山行から泊り装備を持たされる一年生大変そうだと思いつつ、筆者は新緑がきれいな晴れた瑞牆を堪能していました。
頂上直下の鎖場、はしご場は人が多かったので隊を区切りながら通過。
久々の大人数山行でこの感覚を取り戻しつつまだまだ練習がいると感じました。
部の山行でここまで景色が良いことがあっていいのだろうかと思うくらい360°全て綺麗でしたね。長めの休憩を取った後、今日のテント場の富士見平小屋まで下ります。
道はきれいではあるが長く急な下りは一年生にはだいぶ堪えたよう
二年生は他の登山者とのすれ違い、追い抜きのタイミングに四苦八苦してました。
二年生の中でも感覚に差があって今後山行を通してすり合わせていく必要があるかなと。
今年度も一緒にたくさん山に行きましょう
疲労の色が見えつつもここまでくればもう一息、とりあえず桃太郎岩には挟まります。
富士見平についたらテントを設営。高林さんがポールを買ったという話は聞いていたのでおそらく使いたくて持ってくるだろうと踏んで自分はツエルト泊を敢行。
ペグダウンの必要はあるものの普通に寝れました。天気が良ければツエルトでもいけますね。
食事中でも車内でもいつでもすぐ将棋ウォーズをやり始める前嶋が今回将棋盤を持ってきてました、勝てたら下山後の温泉代おごってくれる話だったので一年生が果敢にチャレンジ!
...が前嶋はさすがの強さを見せていたので日頃の積み重ねは活きてくるものですね。
晩御飯はカレーライスを作りました。去年の八ヶ岳の炊飯はひどい惨劇であったために水をかなり入れて慎重にかつ大胆に10合を炊き上げ無事美味しいカレーライスを作れました。
なぜか今回は汁をやりたがる謎事案が発生。ゆっくりしつつ翌朝は早いので早めに就寝。
2時半に起床してラーメンを作り、4時に出発。テントはたたまずにデポして行ったので3時起床でも良かったなと少し後悔(もっと寝たかった)
金峰までは樹林帯を進んだあと、岩稜チックな稜線に出ます。鎖場もありつつ慎重に進みます。自分は稜線の切り立ってる感じが好きなのでワクワクで歩いてました。
太陽も隠れて涼しい(なんなら止まると寒い)くらいでちょうど良かったです。さすが人気な山だけあって人は多いですね。早く出た分まだマシだったとは思いますが
山頂に着く頃には雲が出てきてしまって富士山は隠れてしまいましたが来週行く小川山は綺麗に見えました
(岩のテーマパークはダテじゃないですね)
岩を見たら挟まりに行く精神は非常に良いと思います。来週には手足をクラックにスタックさせる快感に目覚めることでしょう
下りで若干雨が降ってきましたが、予定通り樹林帯に入った後だったので特に問題はありませんでした。しかし濡れた岩場と鎖場の通過に時間がかかってしまって休憩時間の配分がうまくいかなかったのは反省してます
体力が有り余ってる上級生+中村は休憩時間に鷹見岩まで爆速でピークハントに行きました。堀くんが見切れてるのは本人の希望(!?)です。
読図も随所に交えながら駐車場まで下山。荷物を整理してボルダーに向かいます。
ボルダーがやりたくて瑞牆に来たと言っても過言ではありません。(2日目の出発を4時にしたのも半分はボルダーやりたかったからなのは秘密)マットも4枚に増え楽しい限り
1年生も果敢に挑戦!初めての外岩はどうだったでしょうか。ジムとはまた違う面白さがあると思います。今年の一年生もクライミングのポテンシャルは存分に持っていると感じました。
高林さんは今回3年生1人で新入生を連れていくことの不安と緊張で全然寝れなかったそう。お疲れ様でした。
去年は登れなかった岩が登れるようになるって嬉しいですよね。自分の成長を自分で感じられるのもクライミングのいい所だと思います。
早く帰りたいなと内心思ってたのかもしれませんが1年生も積極的に取り付いててくれて良かったです。岩を踏む感覚は岩稜歩きなどで活きてくる気もするのでやっておいて損はないと思います。
筆者としては去年は離陸だけで落ちてたスラブもかなり勝負はできるようになってて嬉しかったです。今回は落とせなかったので瑞牆ボルダー合宿も組んでみたいですね
最近城ヶ崎、豊田、富士川とボルダーに連れ回され気味な大串の成長は目を見張るものがありますね(新しいシューズとっても似合ってると思います)
今年は月曜一限ある勢が多いので去年よりは早めに引き上げました(と言っても帰静が0時越えは瑞牆山行の十八番ですが…)駐車場上の広場に寝っ転がる至福は何物にも代えがたいですね
晩御飯は新しいお店を開拓して、かなりボリューミーで大満足して帰りました。


まとめ:
2週間前にも瑞牆・金峰に行っている高林さんには悪いなとも思いながら初めて一年生を連れていくのに勝手がわかっていた方が精神的に楽だったので選びましたが、去年は真っ白で何も見えなかった瑞牆山を堪能出来てよかったです。ここ最近は6人とか4人とか少人数山行が多かったので大人数での行動の感覚を取り戻さないといけないことだったり、先輩の立場となることを感じながら歩いていました。今年度もみんなで色んな景色見てたくさん経験積んで強くなっていきたいですね。
(文:菅原)


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