2016年5月9日月曜日

5月8日 十枚山(新歓Part2)

日時:5月8日(日)

メンバー:高田(CL)、若月(SL)、大井、杉山、中村、橋倉、坂本

行程:
8日:静岡=正木峠-地獄峠-十枚山-岩岳-地蔵峠-正木峠=静岡


記録:


燕岳に続き新歓Part2では2名の1年生が参加。

元々は7~8日の一泊二日で青笹山と十枚山の縦走を行うつもりであったが
先週の燕岳に続いて天候不良が予想されたことと

その燕岳では予測が外れ吹雪にあったことから、縦走をあきらめ登山口を変更して8日に日帰りで十枚山に行くことになった。

また、今回縦走をあきらめた代わりに岩岳の岩場を偵察をかねていくことにした。

十枚山があるのが安倍奥で近いということもあり当日の早朝に集合。

部員が浜松と静岡でキャンパスが分かれていることもあり、お互い初めて見る先輩後輩もいたので自己紹介をそれぞれが行った。

その後、装備確認も1年生を重点的にいつも以上に丁寧に行い、2台の車で出発。


安倍奥は縦走、沢登りができる場所が豊富とあってと静大山岳部にとって非常にありがたい山域である。
1年生も今後何度も足を運ぶことになるだろう。


正木峠には登山口近くに車を止めるスペースもありそこに駐車した。

準備を終え7時半ごろに正木峠を出発。

不安を感じていた天候は厚めの雲こそあったが、よく晴れていて良好であった。

1年生は2人とも登山初経験だが、ペースよく登っていく。

最初は木々に覆われた中を歩いていたが、急に開けた景色になった。

途中からはずっと見晴らしのよい景色を眺めながら歩く。

日に当たり続けて暑いくらいであった。

そうこうしていると11時頃には十枚山につくことができた。

山頂にてほかの登山客に撮っていただいた写真。


十枚山といえば山頂にある鐘である。

鳴らすと見た目よりもずっといい音でなっていた。
(ここで写真を撮り忘れるという痛恨のミス)

少しゆっくりして今度は下山しながら岩岳に向かう。

ここで中村が全く見当違いなルートを指すという方向音痴を露呈するが、来たルートを引き返すだけなので問題なく歩き始める。
(メンバーには無駄に困惑させて本当に申し訳ありませんでした。)

この岩岳は最近開拓されたばかりのクライミングゲレンデで地獄谷~十枚山間の登山道のわき道に入るルートがある。

上りでわき道は発見していたので1時間ほどで岩岳にでた。
岩の頭にたたずむ高田。

岩の下に回るには写真の右側のほうにロープが張ってある道があるのでそちらを通ればよい。

道は急斜面をコの字のように迂回するようになっていて
周りの草木もしっかりしているのでロープと合わせて降りれば安全に降りられると思う。

岩の下へ降りた後いくつかルートを見つけるが、1年生にクライミングを体験させるには
どれも難しそうであったのでほかにないかと探す。

すると、降りた方向とは別のほうにも道があることに気づいた。

こちらの道は先ほどとはちがって急斜面を直登していたが、同じくロープが張ってあったのと
笹が群生していたのでそれらをうまく使えばそれほど危険だとは思わなかった。

そこの道を上がっていくと、途中でボルトも打ってあるとりつきやすそうなルートがを発見した
(ルート名がわかりません、ごめんなさい)

先ほどの写真でいうとちょうど岩の頭の左側を登るルートである。

これなら1年生も登れるだろうと準備を始める。
急斜面の途中にあるのでシューズの履き替えが少し難しいようだった。
それでも何とか準備を済ませて岩にとりつく。

リードは今回リード初挑戦の大井。
軽快に登っていく大井
 
 

岩の頭からパシャリ

初めてのリードとあって、一度だけテンションをかけてしまったが無事に登り切った。


次に1年生橋倉がトップロープで外岩初挑戦。
先輩達に見てもらいながら慎重に登る橋倉
 
 
岩に対するこの真剣な表情、とてもいい

無事に橋倉も登り切る。

二人ともホールドはつかみやすいものが多かった(多すぎた?)と言っていた。
1年生にとっては初めての外岩なのでちょうどよかったと思ってよさそうだ。

逆に慣れている人にとってはウォーミングアップにできるかどうかくらいなのだろうか……。

この後、坂本もトップロープで登りきると時間も2時前になっていたので急いで撤収。

4時頃には下山し、静岡へ帰った。

まとめ:

燕岳に続き1年生は本当にお疲れ様でした。
今年の新歓は去年に比べると燕岳の吹雪や今回の山行ついでにクライミングをやったりと濃厚な(充実した?)新歓になったので1年生にとっては大変だっただろうなと思います。
ぶっちゃけ私も大変でした、こんなこと言うと主将に怒られそうですが……。

自分も1年生同様に学ぶことはまだまだたくさんあって、そういったことを
一つ一つ学びながら楽しく安全な山行をしていきたいと思いました。

方向音痴は早いところ改善したいと思います。

(文:中村)

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