2019年9月24日火曜日

9月14日~20日 小川山クライミング

日時:9月14日(土)~9月20日(金)

メンバー:若月(院1年)、市川(2年)、宮下(2年)
14日~16日の3連休はOBの方もたくさん。

行程:
全日程小川山にてクライミング。行先と登ったルートは以下の通りです。
14日:父岩周辺
小川山ストリート、小川山物語、クライマーのク、モラリスト、岩壁の父(?)

15日:小川山レイバック、林の中のボルダー、最高ルーフ
小川山レイバック、笠間のピンキー、ナデシ、最高ルーフ見学ルート、他ボルダー課題多数

16日:小川山レイバック、八幡沢左岸スラブ
小川山レイバック、トムといっしょ

17日:小川山レイバック、八幡沢周辺、林の中のボルダー
小川山レイバック、クレイジージャム、春の戻り雪、ジャーマンスープレックス

18日:小川山レイバック、マラ岩、ビクター
小川山レイバック、センター試験、卒業試験、サブウェイ

19日:ソラマメスラブ、お殿様岩、林の中のボルダー
つるかめスラブ、ソラマメハング、ソラマメ、やわらかソラマメ、予期せぬプレゼント

20日:マラ岩方面
川上小唄、龍の子太郎


記録:
1週間小川山に泊まって、クライミング合宿をしました。
実は2年前からひっそりと毎年やっていたのですが、今年はOBにもたくさん応援していただいたので、合宿の成果と合わせて報告します。

14日
ナナーズで買い出しを済ませ、10:00ころ廻り目平に到着。
すでに来ていた徳永さん、小林さんと合流し、父岩方面へ向かいました。


すぐに準備を済ませて登り始めました。



小川山物語を登る市川。


クライマーのクを登る若月。


徳永さん、小林さんも。片っ端から登りました。



最後はお隣の父岩で登って終了。


夜はみんなで宴会。さながらOB交流会のようでした。

15日
合宿2日目。現役はこの日から早起きして小川山レイバックに通うことに。
「早朝レイバック」と題して、これは合宿3日目以降も続くこととなりました。


小川山レイバックを登る宮下。
この日はトップロープでもテンション混じりの宮下でしたが、驚異の成長を見せることになります。

この後は朝ごはんを食べて、青木さんとボルダーへ出かけました。


太鼓を登る市川。しかし見事なフレークです。

さらに
ジャク豆へ行っていた徳永さん、ミッキーさんと合流し最高ルーフへ移動。わいわい楽しく登りました。
ナデシを登る青木さん。


笠間のピンキーを登るミッキーさん。
(ジャク豆RPおめでとうございます!)

OBに良い刺激をもらいながら、たくさん登った1日でした。

16日
夜に雨が降りましたが、問答無用で早朝レイバックに行きました。このルートは多少の雨なら登れます。

この日は市川がカム入れの確認をしていました。



この後は岩が濡れていて登れないので、買い出しや洗濯。
午後から晴れたので八幡沢左岸スラブへ出かけました。
目当てのジャーマンスープレックスはまだ濡れていましたが、トムといっしょは乾いていて遊べました。



トムといっしょを登る宮下。
この後林の中のボルダーにも行きましたが、岩が濡れていて登れませんでした。

17日
この日も早朝レイバック。
そして市川が小川山レイバックをレッドポイント!
練習通りのスムーズな登りでした。



若月は裏側のクレイジージャムにも取り付きましたが、核心の?ワイドでテンション。根性が足らない。

この後は、
市川→レイバックが終わって満足
宮下→明日のレイバックのために力を温存したい
若月→クレイジージャムで疲れ気味
と、皆モチベーションが低い
結局、市川・宮下はマルチ(春のもどり雪)に出かけ、自分はボルダー(ビクター)で遊んで過ごしました。

マルチが終わってから2人と八幡沢左岸スラブで合流。ジャーマンスープレックスを登りました。



下部を登る宮下
有名なドスラブとあって、2年生ふたりともかなり擦り下ろされてました(笑)
ジャーマンが散々な結果だったので、このあと林の中のボルダーでスラブ修行。



スラプーシェを登る宮下。
ホールドを限定して遊びながら、ひたすらスラブの練習をしました。

18日
そして来る9月18日。
宮下も小川山レイバックをレッドポイント!
ギャラリーが応援に必死だったためか写真は残っていませんが、、、
早朝レイバックやって良かった。本当に。

この後マラ岩へ移動。昼頃には雨が降ってしまいましたが、まずまず登れました。


センター試験を登る宮下。さくさくのオンサイトで外岩慣れを感じました。


卒業試験を登る市川。市川にとって因縁のルートだったようで、最後は吠えながらレッドポイントしてました。
このあと雨が降ってきたのでそそくさと下山。

「ビクターの裏側は雨でも登れる!」と雨の中ビクターに行きましたが、間もなくハングから水がしたたってきて戦意喪失。


サブウエイを登る市川。
土砂降りだとやっぱりダメですね。(当たり前か)

19日
皆レットポイントしてしまったので、この日は早朝レイバックは無し。
ソラマメスラブにアプローチしました。



つるかめスラブを登る宮下。スラブ慣れするために繰り返し登りました。



そらまめハングを登る市川。見事レッドポイントでグレード更新!



やわらかソラマメを登る宮下。易しいながら面白いルートです。



ソラマメを登る宮下。目標ルートにしているようで、かなり集中して登ってました。

移動して予期せぬプレゼントもトライ。


もがく若月。30分以上格闘して何とかオンサイト。
ワイド苦手です…

この日は活発でさらに林の中のボルダーにも行きました。


市川が兼題だった穴社員を完登(!)し、若月もエイハブ船長を再登。
ボルダーでも成果が上がり、この日はおいしいお酒が飲めました。

20日
最終日はマラ岩へ。龍の子太郎を登りました。


順調にロープを伸ばす宮下。かなり振り絞ってましたが、このあと惜しくもフォール。
呪いでもかかっているのか、市川も同じところで落ちてきました。
しかし、下部のハンドジャムは二人とも本当に安定していて、早朝レイバックの成果を感じました。カムで落ちる経験も貴重だったのでは。




核心手前の市川。この後で苦労してました。
結局トップロープで抜け口の動きを確認し、市川が何とかレッドポイント。
宮下もトップロープでは解決してましたが、リードでは惜しくもテンションが入り、今回はレッドポイントならず。

結局3人で10回くらいこのルートを触り、ひたすら龍の子太郎にクラックを習った一日でした。

「龍の子に手こずっているようでは…」と、
お隣からカサブランカの高笑いが聞こえてくるようでした。





7日間お疲れさまでした!


まとめ:
登攀は登るほど楽しくなる。と思います。ガンガン登りましょう。

(文:若月)

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