2025年12月20日土曜日

2025/12/20-21 鳳凰三山

日時:12月20日(土)~12月21日(日)

メンバー:CL鈴木,SL中村,青島,笹木,日比野,湯本,清田,大門
行程:
12日:静岡=夜叉神峠駐車場-苺平-南御室小屋

13日:南御室小屋-薬師ヶ岳-地蔵ヶ岳-観音ヶ岳-南御室小屋-夜叉神峠駐車場=静岡

記録:
年末山行で檜尾岳に行くはずが、急遽トラブルが発生し2年と1年で鳳凰三山に行ってきた。鳳凰は1年も2年も同期山行で一度登っているが、2年が主体で行くのはあまりないため、少し緊張した。

10日:
7時30分ごろ登山口に到着。去年はどんな感じだったのか思い出しながら登り始めた。一年生は2ヶ月前に一度登っており、その時あったことを話しながら楽しそうに登っていた。

雪がちらほら

8時30分、夜叉神峠に着く頃には足元に雪が増えてきた。天気があまり良くなくガスっていたため、去年見えた白根は見ることができなかった。

残念

ここからキツめの登りに入り、少し楽しくなってきた。雪の影響か地面が所々滑りやすく、ペースはあまり上がらなかったが、疲れはしないいい登りだった。一度登っている山であるため、皆余裕があり話が合えない楽しい時間がしばらく続いた。

国民的ポーズ!!

会話も少なくなり少し疲れが見え始めた頃、苺平に到着!ここからは降り基調のため、みんな元気が戻っている様子だった。休憩中、中村が雪の上にお茶を少しこぼし、雪の色が少し汚い感じに...その様子を見て爆笑している人が何人かいました。

元気そう

南御室小屋までの下りに入り、全体的にペースが上がり12時ちょうどにテン場に到着。行程は短いといえど少し疲れました。寝不足で私は寝ていましたが、ご飯までの時間に他の人たちはトランプで盛り上がっていたようだ。特に清田が楽しそうだった。ご飯を食べて早めに就寝。水場は凍っておらず、美味しい水が流れていました。

対照的

美味しい?

2日目
朝は4時30分に起床。パスタを食べて、テン場に荷物を置いていき、いざ出発!
気温が思っていたよりも高く、快適に登ることができますた。


6時30分ごろ樹林帯を抜けて砂払いに到着。風が強かったが、アイゼンとヘルメットをつけるため一旦休憩を取った。この準備は樹林帯を抜ける前にしておくべきでした。それはさておき、7時30分には薬師岳に到着。天気が心配だったが、この時は晴れており、八ヶ岳も拝むことができた。


あのでかいのは赤岳かな?

午後から天気が悪くなるということでリミットを10時に設定し地蔵まで目指します。
観音岳までは思っていたよりもスムーズに進むことができた。寒いとかほざきながらスクワットする輩もいて面白かった。やっぱ観音岳に来たらスクワットしなきゃね。


時間も迫っているので早速次に行くぞ!ここからが長いのは前回来ているため把握していた。また、一年生たちはここから先に来れていないため、思ったよりも時間がかかるかもと想定していた。しかし、みんな頑張ってくれたおかげで、ちょうど10時に地蔵岳に到着できた。この時間になってくると不安な天気になっていたため、リミット10時はギリギリだったな。まあ、今回は行けたからよし。

天気悪いね

ここからは安定の爆速下山開始。薬師から地蔵まで行きは2時間30分かかっていたのに、帰りはなんと1時間30分で到着。流石に早すぎないか...
13時にはテン場に到着。早めに準備を終わらせたかったが、グダっていまい少し出発が遅くなってしまった。もう少し強く言えるようになろうかな。
16時に下山。途中清田にSLが変わってから早くなったね。さすがと言えるけど今回はみんな疲れていたからこちらで調節すべきだった。何はともあれ、無事に山行を終えられてホッとしました。2回目だったけど面白い山でした。次来るときは2泊3日でゆっくり行きたいかな。


まとめ:
今回は異例の3年生がいない山行となった。不安なところもあったけど、中村といろいろ話し合って完遂することができてよかった。一年生に地蔵を見せられたのも個人的には嬉しいところかな。ただ、まだ甘いところが多いと実感する山行でもあった。下級生への指示もそうだし、特に下界への連絡を怠っていたことが改善点である。自分でも山行を組んで山に行かないといけないな。途中までは天気も良くていい景色が見られたから、総合してワクワク、ドキドキが止まらない山行でした。みんなもぜひ行ってみてね。
(文:鈴木)

2025年11月22日土曜日

2025/11/22ボルダリング大会

日時:11月22日(土)

メンバー:前嶋

行程:
22日:静岡=dmg森アリーナ=静岡

記録:
11月22日、三重県のDMG森アリーナでボルダリング大会に出てきました。
参加費12000円を払った時点で全国大会出場という肩書きがもらえる大勝利が確定している大会なのですが、なぜか山岳部でのエントリーは僕一人でした。
山岳部のみんなはいつも無人の山に登っているので、人がいっぱいいるところに行くのが怖かったのかもしれません。

さて、大会の様子や課題の難易度などを書いていきたいのですが、その前に一悶着。
行きの電車の最後の乗り換えでスマホを落としてしました。てへへ
元から乗り換え時間が3分で、かつ電車が3分遅れていたので残された時間は0分。
こちらとしては、瞬間移動するか時を止めるかの二択だったのですが、駅に着くと運転手の方が出発を遅らせ待っていてくれました。
ガンダッシュで切符を買い電車に飛び乗った際、切符売り場にスマホを置いてしまったんだと思います。
すぐに気がつきましたが、スマホを取りに帰ると受付時間に間に合わないのでそのまま会場に向かうことに。
同じ電車にたまたま立正大学の方がいたので、会場まで一緒に車で送ってもらいました。
本当にありがとうございました。

競技が終わって帰路に着いてからスマホを回収したのでこの山行記録には写真がありません。
すみません。

ここからは登った課題についてなのですが、 3課題→2時間休憩→3課題の進行で1課題あたり4分、ゾーンあり、回数制限無しみたいな形式でした。
課題の内容と共にジャムにあったらグレードは何になるかを横に書いておこうと思います。(僕が登れた所までで感じた難易度でほぼスタートしか触ってない課題もあるのであまり当てにならないかも)

1課題目  初段

傾斜は焼津ジャムのジャングルくらい。
左手のつまむ系のピンチ、右足をスタートに置いた時点で気がつきました。
「右手高くね?」
そうです。地ジャンスタートです。
というか、6課題中4課題がジャンプスタート。
コンペは壁を贅沢に使っていて気持ちがいいですね。
右手はでかい持てないスローパーの下にカチが付いておりピンチで持つホールドでした。なんとかスタートを切り1ムーブ目、左にあるアンダーにサイファーで飛び付きます。
飛び先がアンダーでインカットもそこまで入っていなかったのでサイファーで飛距離を出したい、かつ腰が壁から離れるとアンダーが止まらないので体幹を使って体をまっすぐにしたい、とただ飛ぶだけではないムーブが難しくここでタイムアップ。
ジャムの常設だったら2日で止まるかなと思いました。

この課題に限ったことではないのですが、ホールドの持ち感が今回の収穫の一つでした。
僕はクライミングめっちゃ上手いですが(w)、客観的に見て2級クライマーです。
なので、課題の半分ぐらいはスタートのホールドを持てず敗退するんだろうなと思っていました。
しかし、今回の大会においてホールド単体の悪さで落ちることはありませんでした。
どれも自分が持てる程度の悪いホールドを使って、いかに正確なムーブを繰り出し次のホールドを取るか(後半の方は体がバテてしまったのもありますが)という部分で落とされました。
1課題目では、特にダイナミックなムーブをする際の右手の保持が難しかったです。
100%の力で体を振ると右手が保持しきれない、かと言って出力が小さすぎるとアンダーを保持できる位置に入れないということで、サイファーの力加減も難しかったですし右手の肘から上を固定して残りの体を振るという身体操作も難しかったです。
ホールドが悪いという普段ジャムのグレードが上がるごとに感じる難しさとムーブが悪いというコンペ特有の難しさの違いを感じられ面白かったです。

2課題目  1級

スタート、ホールドにぶら下がって体を振りトリプルダイノの課題。
体を振って飛び出す系の課題が本当に苦手で、勢いをつけようとジタバタすると上半身と下半身が逆向きに動くので体全体のモーメントが0になるという欠点があり、いつも堀くんに笑われています。
コンペだしさすがに1課題ぐらいは出るだろうと思っていたらやはり現れました。
初大会出場バフでかろうじて体を振ることは出来ましたが、トリプルダイノするには明らかに出力が少ない状況。
作戦変更でスタートから左手を出し、なんとか次のホールドを掴めましたがそこからどうしたらいいか分からず終了です。
この課題では立正大学の方がとても賢いムーブをしていました。
僕と同じく左手を出し次のホールドを取ってからもう一度下半身だけを振り、左手と同じ高さにあるホールドに左足を振り上げていました。
両手のホールドの距離が長くパツパツで、登ってる最中は「これ足上がんないだろ」と思っていましたが、上半身が固まっているなら下半身を動かせばいいという発想で見事にその部分を突破しており勉強になりました。

3課題目  初段

ジャムでいうところのスロープの課題。見た目より全体的にホールドが悪く、前の人がすんなり行けているところで何度も詰まってしまいました。スタートは体を右にレイバックで左足をキョンであげるだけかなと思っていましたが、手のホールドがかなり悪くしっかり力を込めないと足が上がらない、傾斜はスラブなので足で立ち込む系かと思いきやレイバックしている時間が長くとても体幹を使いました。
他の人がすんなり行っているレイバックしながら左足を右に寄せるところで重心移動が難しく体が剥がれて落ちてしまいました。
他の人は腕を伸ばして手のホールドを持っていましたが保持力の違いで僕は若干腕が曲がってしまい体が回ってしまったのが原因だと考えます。
一方でこの課題、ジャムで常設されていたら期間内に落とせるのではないかとも思いました。バランスや重心移動がシビアですが、1ムーブごとにバラして練習すれば十分繋げられると思っています。
しかしこの課題を4分以内で落とすとなると話は変わってきて、オブザベーションの段階でどこが核心か分かりにくく実際に登ってからどのように体を動かせばいいか考えたので、時間内に完登するにはもっとスラブを上手くならなければならないと思いました。

三課題終わってみて今回2つ目の収穫がありました。
始まる前はボルダリングの大会に参加するのが初めてで少なからず観客もいる中でいつも通りのクライミングはできないだろう、自分のカッコを気にして全くできない課題を無理にトライはしないだろうと思っていましたが、競技中は視界に課題しか入らないので割と変に硬くならず、どの課題も面白かったのでずっとニヤニヤしてました。
会場がガヤガヤしてたのも大きかったですね。

休憩は2時間くらいありましたが、体が疲れてる感じはなくパンプもしていなかったので課題の壁の裏にあるアップウォールを登っていました。最高で4級までしかなかったですが右側に一つ、ジャムのスラブのカチ系の2級からゴール1つ前と2つ前のホールドを取り除いた課題がありました。最後のムーブ、ノーハンド脚替えからバランス保って右足1本でゴールのカチ(片手の大きさ)に飛びつくらしいです。戦慄しました。

4課題目  1級

個人的に一番登りたかった悔しい課題です。
どうやってスタートすんねんww 系のスラブ課題でした。胸くらいにある右手の浅いホールドをジャンプしてプッシュし、左手で上にあるホールドを抑えてバランスを取るというスタートでしたが、やってみると案外体が壁に入り離陸成功。そこからも手はアンダーホールドが続きましたが、足のホールドがそこまで悪く設定されていなかったのでゾーン手前まで進むことができました。
しかし、次の手のホールド触ったらゾーン獲得というところで出てきたフットワークが悪く、そこで落ちました。
右にトラバースしていく状況、右足の粒に乗りこむ→その粒の左上の粒に左足を上げる→右手がゾーンに届くという流れだったのですが、手がアンダーなので実質足だけで体重を支えなければならず、できるだけ右に重心移動しないと左足を上げる時、体が回ってしまいました。
登っている時は足にしか意識が行っておらず、アンダーを持っている左手の肘が伸びきっていないことが原因で左足を上げれませんでした。
そのことに気づいたのはこれもまた立正大学の方の登りを見た時で足運びも重心移動もとても綺麗でした。

5課題目  2級

この課題は落とせるはずでした。
シットスタートから始まり特に詰まることなくゾーン獲得。途中で出てきた悪いスローパーも保持せずに次のガバに飛びつくだけで突破できました。ゾーンの次のホールドの向きが悪く、勢いをつけて体を上げてラップ持ちを試みますがなぜか止まりません。
何回かトライするうちに気づきました。
「なんかよれてるわ」
そうです、僕の体幹がパンプよりも先に終わりを告げたのです。
特に胸や背中周りが疲れていてホールドが持てるのに引けないという不思議な状態になりました。
こうなると登っている際中にどんどん肩が上がってしまい、結局そのアンダー気味のホールドを取れず終了しました。

6課題目  初段

ここまで来るとスタートのホールドを持つだけでも一苦労。
ホールド自体はそこまで悪くないのですが、 手を引っ掛けているだけでそこからムーヴを起こせません。
やりたかったことは右へのサイファーで両手のホールド間が広く、手がパツパツなので右足を左に振ったタイミングで左手を右手ホールドにマッチして飛び出す難しいやつです。
ジャムで強い人がやっているのを見たことはありますがやったことはなかったので、 右後方に無様に射出され終了しました。
まとめ:

終わってみると1ゾーン0完登、本当に出場しただけみたいな感じになりましたが、どの課題もスタートからワンムーブ起こせたことや僕の所感ではどの課題も初段以下だったのでこれからの大会に向け、割と前向きな印象を受けました。
ここに書いたことを含め、色々な収穫も出来たので大満足です。
これ書いてたらまた登りたくなったあ。

スマホを回収するため、駅までとぼとぼ歩いて帰る男の手には金メダルではなく参加賞でもらった細い指のテーピングが握りしめられていた…

ありがとうございました。

(文:前嶋)

2025年11月15日土曜日

2025/11/15-16 南アルプス深南部 丸盆岳

日時:11月15日(土)~11月16日(日)

メンバー:CL中村, SL鈴木, 菅原, 大串, 梅田, 日比野, 湯本, 青島, 笹木

行程:
15:静岡=麻布山登山口ー黒法師岳ーカモシカ平
16日:カモシカ平ー丸盆岳ーカモシカ平ー黒法師岳ー麻布山登山口=静岡

記録:
秋といえば深南部の季節ですね。ということで今回は先輩方おすすめの丸盆岳に行ってきました。先週はアプローチで車がパンクしてしまって行けなかったので1年生にとっては初めての深南部山行となりました。

朝は登山口まで4時間もかかるので、早めに3時に集合。眠い目をこすりながら靴を履き
、駐車場を後にします。最初のピークの麻布山までは緩やかな気持ちの良い尾根が続いており、ゆったり楽しく登っていきます。

暑くなくて最高

麻布山から先は深南部の山々がよく見え、紅葉も楽しみながら進んでいきます。

深南部の山解説タイム

バラ谷の手前から笹が出現し、ここから先は笹に囲まれながらアップダウンしていきます。

ツルツルなので皆こけてました

初めての1年生も楽しそうに登っていました

黒法師岳を越えたらしばらく下って本日のテン場に到着。1年生がみんな疲れているので、山頂は翌日の朝に行くことにしました。

みんなぐったりしています

2日目、食事を済ませてさあ行くぞと外に出てみたら、かなり濃い霧。日の出前で視界が悪いので日の出まで待機してピークハントに向かいました。

展望は全くなし

さて、ザックを背負って帰路に着きます。背の高さほどの笹の中を下山するところもあり、声を確認しあいながら動きました。

どうやらここ、2000m以上のピークで最南だそうです

下りは笹がなくなったところからSLを1年生に任せ、順調に下っていきましたが、残り1時間のところで青島の足が悲鳴を上げました。レーションを採りながら少し休憩したら復活しました。

深南部って慣れなくて疲れるよね

その後は快適な道を下って下山。帰りの温泉は浜松勢おすすめのあらたまの湯に行きました。

まとめ:
1年ぶりに笹のある山に行けて、上り下りともに楽しかった。1年生も部としては初めて深南部の山行で、新しい山域に出会って慣れなかったと思うが、終始楽しそうにしていたのでよかった。深南部が好きになってくれればと思う。個人的には、今回はSL,CLを2年生が担当したが、たくさんの課題が出てきてまだまだだなと思った。特に全体の指示とコミュニケーションをしっかりしていきたい。自分の中では考えているのにそれを指示として出さずにほかの隊員がぼーっとしている時間があったり、SL,CL間で話を全然していなくて起床時間がずれてしまうというミスもあった。先輩も言っていたが「ほうれんそう」をこれから意識して山行に参加していこうと思った。
(文:中村)

2025年11月9日日曜日

2025/11/8-11/9 シャウヅ山 黒沢山

日時:11月8日(土)~11月9日(日)

メンバー:CL大串,SL堀,清田,日比野

行程:
8日:静岡=奈良代林道-奈良代山登山口-奈良代山-シャウヅ山-中俣山-黒沢山-中俣山-幕営地
9日:幕営地-シャウヅ山-奈良代山登山口-奈良代林道=静岡

記録:
YAMAPで深南部の地図を眺めていると、えらくのっぺりした山を見つけた。稜線上の平らで広い場所が大好きな私はこの山に魅力を感じてしょうがない。林道がだいぶ高い場所まで通っていて、黒沢山まで伸ばしても10時間もかからずに行けそう。きれいな稜線上でゆったり過ごしてうまい飯でも食べようと堀と前の週山行に行けなかった一年生に声をかけた。

8日
なんと残念なことに日曜日は雨の予報。土曜の昼下がりをきれいな稜線でゆったり過ごすはずが、土曜のうちに黒沢山まで登ってテントに戻らなくてはならなくなった。さっさと登り始めたいので水窪まで急ぐ。未舗装の道が苦手なので水窪ダムで堀に交代した。

奈良代林道はこれまで通った中で断トツで酷かった。一応アスファルトで舗装されてはいるが端っこが崩壊していたり一部えぐれていたりととにかく心臓に悪い。前の週に不動岳に行こうとして林道でタイヤをパンクさせアプローチ撤退をかましていたので林道への姿勢がより慎重になっていたこともあり、まだ道の状態が走れるうちに道の端に車を停めて歩くことに。登山口までいけないことも無さそうだったがレンタカーのヤリスでは心もとないかも。

出発。途中にあった高森山はスルー。森林が伐採され周りが開けて景色のいい場所があった。すでにそこそこ満足している。


あれ?遠くね?

登山口

登山口から奈良代山まではほぼ林道。一部登山道。途中から林道をそれて尾根に乗った。

謎ゲート

奈良代山からは山っぽくなるのだが、周りの紅葉が凄い。見渡す限り赤や黄色に色づいている。今年はこれまで秋らしい山に行けていなかったので紅葉の中歩くのがとても気分が良かった。

紅葉の隙間から見える青空がいい

途中崩壊を眺めたりしながら尾根の南東寄りを歩いていたのだが、ピンクテープが尾根の北西寄りを通っていたことに帰りに気づいた。多分そっちの方が歩きやすい。

崩壊の上から。向こうが何山かはわからない

奥布山を過ぎるとだんだん木がまばらになってきてシャウヅ山の最後の登り手前でお待ちかねの笹薮ゾーンに。笹の丈自体はシャウヅ山までは低かった。

木が減って遠くの稜線がだんだん見えてくる感じがいい

シャウヅ山からはバリエーションっぽい感じになった。けもの道か人の通った跡かわからない踏み跡がそこかしこ走っているのでどこを歩くのが正解かよくわからない。ところどころ目印があったような気もする。

謎の三角形
地図で見るとシャウヅ山からはしばらく平坦な場所が広がっているので、この辺ならどこでもテントを張れるだろうと踏んでいたが、実際は地面に笹や倒木があり快適な場所を探すのに少し苦労した。1810mの奥か手前か大体そのあたりに笹の落ち着いた場所があったのでそこにテントを張った。


身軽になった荷物で出発。黒沢山方面は雲がかかり始めて天気が怪しい。動きだしてすぐの段階では平坦だったので進みやすかったが、緩やかに登り始まってから気づく。
この藪、深い!
藪が濃いし高いし固い。斜度が緩やかなのが逆に進みにくい。まさに笹の海。何回か溺れかけた。晴れていた天気もすっかり雲が出てきてしまい真っ白い景色の中を進む羽目に。中俣山あたりで気持ちがだいぶ萎えていた。
立ち枯れも相まって風景が寂しい

黒沢山の尾根に合流する手前で今度は傾斜がきつくなる。ただここから黒沢山までは笹は低いままなので普通の登りだった。

黒沢山到着。真っ白。本当は黒山の方に少し進んで見晴らしの良い場所まで行くつもりだったがこの視界では何も見えないため断念した。


テントまで戻ろうと下ったら晴れ始めた。振り返ると登りの時に雲に隠れて見えなかった黒沢山もばっちり見えていた。

後ろの不動岳がかっこいい

下り、踏み跡かピンクテープがあったのでそれを辿ってみると、藪漕ぎのある尾根上ではなく尾根の側面をトラバースするように踏み跡が通っていてびっくり。途中崩れていたり若干悪い部分があったが藪漕ぎよりはよっぽど歩きやすい。こんな弱点を突く道があったのかと感心した。途中で尾根上に復帰したが、大して苦労してないのに中俣山をパスするくらい進めたので得した気分。

自分たちの張ったテントがどこかわからなくなって探すというハプニングがありつつも土曜の行程を終了。3時をまわっていたのであまりゆっくりする時間はなかったが、夕飯までの間みんな好きなことをしていた。(主に食べるか寝る)

夕飯は一度山で食べてみたかったビーフシチュー。ちゃんと牛肉を使ってるしローリエ入ってるしバゲットは一人1本。めちゃめちゃうまい。
こだわりのビーフシチュー

9日
昨日のさわやかな空が嘘みたいにどんよりしていた。7時過ぎから雨が降り始める予報なのでさっさと出発する。

ノンストップで歩いていたら1時間半ほどで奈良代山の林道まで下りてこれた。ここからはずっと林道歩きなので長めの休憩がてらそこらへんにあったボルダーで少し遊んでいたら雨が降り始めたので下山。雨に降られながら車の停めてある場所まで2時間弱歩いた。
1年ズは折り畳み傘を忍ばせていたのだった

まとめ:
せっかくいい場所だったのに天気のせいで忙しいスケジュールで終わったのがとても悔しい。リベンジする機会があればリベンジしたいけど...もう二度と奈良代林道を通りたくない。しかし登山口から2時間ちょっとで笹薮と秋なら紅葉を味わえるのはとっても魅力的。頼むから誰かあそこの道をきれいにしてくれーっ!
(文:大串)

2025年10月13日月曜日

2025/10/12-13 一年生山行 鳳凰三山

日時:10月12日(日)~10月13日(月)

メンバー:CL笹木,SL大門,日比野,青島,石田,清田,湯本

行程:
12日:静岡=夜叉神峠登山口ー夜叉神峠ー枝立峠ー苺平ー南御室小屋
13日:ー薬師ヶ岳小屋ー薬師ヶ岳ー観音ヶ岳ー薬師ヶ岳ー薬師ヶ岳小屋ー南御室小屋ー苺平ー枝立峠ー夜叉神峠ー夜叉神峠登山口=静岡

記録:
 初めまして、山岳部1年の笹木です。山に入り浸っていた夏休みが明け、1年生7人中5人が免許持ちになったため、恒例の1年生山行として先輩に勧められた鳳凰山に行ってきました。
自分が雨男であるうえに、週末に台風がやってきそうだという予報で、半ば諦めながら事前準備を進めました。

12日
 午前3時、先輩がいない部室に違和感を感じつつ、わくわくと不安を詰め込んだザックを車に乗せ、さぁ出発!…とはならず、遅刻した青島の到着を待ち、気を取り直して出発。免許持ち5人とはいえ全員がペーパードライバーの中、わナンバー+初心者マークという最強の盾を持ち、夜の道路を突き進んでいきます。休憩をはさみながら無事登山口に到着。運転怖かった。やっと一息つけるねって思ったのも束の間、メインは山なので休むのもそこそこに、準備して登り始めます。
        

さぁ行こうか


清田はこっちを向いてくれません


歩き出して1時間ほどで夜叉神峠に到着、ここで一休み。うすうす感じつつ誰も何も言わなかったのですが、結構なペースで登りました。あれだけ心配していたのは何だったのだ、と言わんばかりの登山日和な天気です。

 
晴れてよかった


レゴブロックの話で清田と日比野が盛り上がりながら、1時間ほどで枝立峠。大門がいいペースで歩いてくれます。


フルグラ勢多め


その後も気持ちのいい登りが続き、和気あいあいと登っているとアクシデントが。突然笹木が足を攣りました。幸いすぐ歩けるようになりましたが、大事をとって一休み。時間に余裕があったので、その後のペースも落としてもらいました。運転中に余計な力が入っていたのかなと。反省ですね。



登っていて楽しい道でした



謎の看板



そうこうしているうちに小屋に到着。


本日のホテル


チェックイン(テントの受付)を済ませ、テントをたて終え、時間は13時前。各々が持ってきたジュースやお菓子を飲み食いして時間をつぶします。この時間も楽しい。夜ご飯まで大富豪をしながらいろんな話をしました。たった1人の女子である湯本も楽しそうにしてました。



3時間ほど続けてました



安定の鍋

夜ご飯を食べようとしたその時、メンバーに衝撃が走ります。石田がヘッテンを持っていないことが発覚。翌日の行動は少し長めなため、ヘッテン行動をする予定でした。小屋の方にヘッテンを借りることができないか聞いてみましたが、無いとのこと。みんなで話し合った結果、明るくなってから行動、観音ヶ岳まで行って引き返すことにしました。翌日の朝食べるお米を炊いて、よく眠れることを願い就寝です。


13日
 山岳部に入って一番の快眠で、個人的には五つ星テン場でした。ほかの人たちもよく眠れたようで一安心。朝ごはんに食べたお米がお世辞にもおいしいとは思えない味で、下山したら美味しい白米を食べようと決意し行動開始。
しばらく歩き樹林帯を抜けると讃えたくなるような景色が広がってました。天気がもってくれて本当によかった。



ずっと見てられる


穴があったら入りたい


薬師ヶ岳小屋で休憩をはさみ、薬師ヶ岳、観音ヶ岳と問題なくすすみ、地蔵ヶ岳に行けそうな感じもありましたが、無理はしないと前日に決めたためここで撤退。



薬師ヶ岳


右上の人は部員ではありません


富士山もよく見えますね

いつかリベンジしてやる、という強い気持ちをもって下山開始。ひとまず南御室小屋まで一気に下ります。



不完全燃焼


南御室小屋からは先頭を交代。あまり先頭で歩いたことがない人たちに歩いてもらいます。石田、湯本、青島の順に歩いてもらいました。



やっぱりいい景色

不完全燃焼な気持ちを晴らすかのようなスピードで、12時過ぎには駐車場に到着。これまでの山行のように温泉に向かうと、そばにボルダリング(笑)の壁が。



壁があったら登りたい


少しさわったあと温泉で汗を流し、もうひと踏ん張り。安全運転で静岡まで帰りました。白米は美味しかったです。


まとめ:
1年生だけの山行ということで緊張感はありつつ、ゆったりとした空気感で行動できました。心配していた台風の影響は特になく、気持ちの良い登山でした。
ヘッテンがない時の対応など、今回の山行についての話し合い・改善の余地は大いにあります。そのことに気づけただけでも意味はあると思いますし、次回以降の山行にもつなげていかなければならないと、今まで以上に感じました。非常事態も歓迎できるくらいの精神で山に登れるようになりたいですね。

何はともあれ、メンバー全員が無事に帰ってくることができてよかったです。

(文:笹木)