日時:6月17日(土)~6月18日(日)
メンバー:CL増田,SL高林,有間,鈴木,梅田,大串,米虫,菅原,堀,前嶋,松田,渡邊
行程:17日:静岡=八ヶ岳山荘駐車場ー行者小屋ー中岳ー阿弥陀岳ー行者小屋(泊)
18日:行者小屋-地蔵の頭ー赤岳ー横岳ー硫黄岳ー赤岳鉱泉ー八ヶ岳山荘駐車場=静岡
記録: 1年生の初の泊まり山行として八ヶ岳の赤岳~硫黄岳の縦走が選ばれました。上級生(2年)4人で1年8人を見るということで行く前からドキドキしてました。
17日 山岳部にしては珍しく天気予報が良い!おかげで駐車場はいっぱいでギリギリとめられた。
一年生達も手慣れた手つきで準備を行い、速やかに出発できた。一方で、地図などの忘れ物がいくつかあり最初から反省点ができてしまった。
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出発 |
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やっぱ人数多いよな |
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今回のSL高林 |
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読図にも積極的に取り組みます! |
今回の山行はなにせ人数が多い。休憩するにも読図をするにも適度に開けた場所が必要になり判断が難しかった。1年生は、外で読図をするのは瑞牆以来2回目...にしてはちゃんと読図できてるよなぁ。うん。上級生もうかうかしてらんないね。
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明日登る山とか蓮容さん達の大同心とか |
今年の1年、体力も割と凄いんです。順調にいき、コースタイム通りに到着。早めに着いたのに山荘には、人、人、人...。流石テーマパーク
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鍋ゼリー |
良い時間になり、夜ご飯。今日はミネストローネ、美味しかった...らしい。米はまずくてみんなで頑張って流し込んだ...らしい。
(尚、CLは睡眠不足による高山病によりダウン。睡眠大事!!。美味しくないお米12合を11人で食べたみんなに感謝。早めに就寝し、明日に備えます。
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美味 |
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職人 |
ご飯の後も思い思いの時間を過ごす。テン場での暇な時間の潰し方も立派な技術。テントに入らず外で寝る人が多く、周囲の人にビックリされた。
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夕日を見たり |
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駄弁ったり |
19時前、2時間弱の睡眠により回復したCLはお腹が空いたと蓮容さんにたかり、おにぎりにありつきました。
18日 朝起きて大同心組を見送り、ラーメン作り。今回はいつもの反省を生かして水を多めに作り、美味しくできた。ラーメンアンチの高林をラーメン党に寝返らせることに成功。
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美味いよな |
朝もちゃんと起き、支度も早かった。しかし、人の多さとトイレの行列を見誤っていた。長蛇の列ができあがっていて出発時間過ぎてしまった。これは反省点。
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やる気十分の1年s |
出発のときにはもう明るかった。どんどん明るくなる空を尻目にどんどん高度を上げていく。
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足場も良くはない |
地蔵の頭に着くときにはもう日が上がっていた。人も多かった。
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赤岳へ向けて |
赤岳に着く前は落石の危険性もあるためヘルメット装着。忘れた1年に貸したい上級生の間でじゃんけん勃発。みんなで落石・転倒に注意しながら登っていく。
1年は、大きな落石や危険な箇所もなくしっかりと歩を進めていく。泊装備を持っての山自体初めてなのにほんと凄いよね。
赤岳も人が多かった。写真撮るために行列に並んだ。
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赤岳山頂 |
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よし、頑張るぞ!! |
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横岳 |
それにしても、すれ違う人の多いことよ。人気なだけある。山岳部に似合わず天気も良かったし。しょうがない。
「後ろに15人いるんで先に行かせて貰って良いですか?」某パーティー
(くそう、こっちは12人だ、譲るか...)
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すれ違いの待ち時間 3パーティーを譲ったため待ち時間発生 |
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今年の1年はクライミングも頑張っている |
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山岳部に映えはいらん |
今年の1年は去年に比べたら静かである。去年がうるさいだけか?けど、大串、渡邊は一生2人でしゃべってるし、他の1年も思い思いに楽しんでいる。横岳のトラバースは事前のルート検証で挙がってたが特に危ないところなく通過。
この頃から大同心に見える米粒みたいな物体についてみんなでワイワイ。
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懐かしの
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▼▼▼ |
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半年前 |
米粒に思いをはせつつ横岳に到着
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爽やか1年 |
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わちゃわちゃ2年 団子は食べるものだろ!! |
山頂で写真撮り、しばらく行ったときである。”あの”声が八ヶ岳に響いた。
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米粒改め大同心組 |
もちろん蓮容さん&健心さん
周囲の人全員で声の方へ視線を送る。もちろん!答えたかった!!けど、いかんせん人が多過ぎてシャイな僕には返せず...代わりに拍手&歓声で答える。
あそこ登ってるのはマジで凄いと思った。このまま山岳部頑張っていけば自分もああなれるかな、やってみたいなと感じた。おかげでアルパインちっくなことに対しモチベが(個人的に)爆上がりした。
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いよいよ硫黄岳 |
硫黄岳が見えてきたこのなだらかな下り、鈴木がかなりのペースで進み始めた。びっくりびっくり。みんなちょっと小走りだったため最後にきてあげる先輩の凄さ?を感じた。
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爆裂火口と稜線 |
硫黄岳の爆裂火口は想像以上だった。あの大きさの火口があるってことは...想像に胸が踊る。
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硫黄まで歩ききりました |
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おぼん??? |
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下山開始~ |
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ひょっこり梅田 |
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先輩によるありがたいレクチャー |
下山途中はまた読図をしたりしながら帰った。途中、転倒が目立ったので、最後まで集中力をキープし続けることは重要である。
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赤岳鉱泉で休憩 |
その後、SLを1年の松田に交代。驚きはここからである。おっそろしいペースで下り始めた。経験者とはいえ1泊の最後でこのペースは凄い。上級生はびっくりであった。
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お疲れ様 |
まとめ:
今回は1年生の初山行になった。自分たちが1年の時に比べて遙かにしっかりしていて、体力もあり、技術もあるように感じた。自分たちができなかった時間に対する意識も高く、今回の山行でさらにレベルアップしたように感じる。
また、自分たち2回生が最上級生となる山行だったため、反省点が多く見つかった。これから自分たちで連れて行くことが多くなるため、しっかりと経験を積んでいきたいと強く感じる山行となった。判断や技術などまだまだ至らないところが多いため、先輩と一緒に行けるうちに吸収していきたい。
(文:増田)