メンバー:堀、菅原、OB真達
行程:25日:静岡=美濃戸別荘地-赤岳山荘-南沢大滝小滝登筆練習一行者小屋周辺適地幕営
26日:幕営地—阿弥陀北陵—阿弥陀―行者小屋―美濃戸別荘地
記録:
今回は山岳部OBの真達さんが今年の冬、暇しているということを聞き、こんな機会は滅多にないと思い「一緒にアルパインに行ってくれませんか?」と聞いたところ快く引き受けてくれたのでその第一回目です。
1日目
この日はアイスクライミングの練習。
毎回八ヶ岳の林道は面倒くさいなと思いながら進んでいきます。
真達さんはペースも速いです
準備中
南沢小滝に到着!
僕は初めて滝が凍っているところを見てむちゃくちゃ興奮しました。
ところで何で氷って青っぽいんですかね?気になります。
早速、真達さんに教えてもらいながら低いところでトラバースしてみます。
真達さんが速攻でトップロープをかけてくれたので実践で登ってみることに。
僕はじゃんけんに負けたので最初は菅原が登ります。
菅原はアイスクライミング今回が2回目。
登っている姿がカッコいい。
堀は今回が初めて。最初はバイルを振るのがめちゃくちゃ慣れなくて全然刺さりませんでした。
超パンプ
菅原が気分が悪くなりダウン。前日の親知らずを抜いてそれのために飲んだ薬のせいかも?
菅原が登れなくなったので真達さんとマンツーマンで教えてもらうことに。登っては降りてお繰り返してました。
カウンターバランスに挑戦。足を信じれば登りやすい登り方かなって感じました。
色んなラインから
ある程度登りに慣れてきたのでアイススクリューを打つ練習をしながら登っていきます。
疑似リード
真達さん「リードしてみる?」
堀「やってみます」
「してみる?」と言われたらやるしかない!
まさかアイスクライミング1日目でリードすることになるとは。
意外とあっさり登れちゃいました!
リード自体は普段のクライミングみたいな感じで緊張感は多少ありましたが手がガバなので落ちついて登れたと思います。
菅原も少し元気になったみたいで最後に小滝を登って次は大滝へ!
デカい!!
小滝の2倍以上の滝が現れた瞬間ビビりましたね
真達さんリード
60mロープでちょうど半分。
真達さんはスイスイ登っていきます。
堀が先にトライ。下の方はなだらかなので簡単だったが上の方は徐々に垂直になり結構難しい。
今回習ったことをフル活用して登りました。
結局上の方でバイルが抜けて撃沈。
バイルは下から力をかけないとスッポ抜けちゃうみたいです。次はリードしてみたいな
次は菅原。
菅原も上部で苦戦。何回かテンションしてトップアウト。
時間もなくなってきたので今回はこれでおしまい。
真達さんが回収してくれました。ありがとうございます。
暗くなる前に行者小屋に到着。
真達さんのファミリーテント
広くて快適でした。
今回の晩御飯はジンギスカン鍋。菅原が北海道から持ってきてくれました。マジでおいしい。感謝。
菅原が熊のコンビーフをお酒のつまみに持ってきてくれた。熊と言われれば?熊を食べたことはないが。
明日のために早めに就寝。おやすみなさい。
2日目
朝は餅入りラーメン。密かに餅入りを流行らせようと企んでます。
真達さんが「一般的なルートだと山岳部らしくないから行者小屋から直接北陵まで行ってみようよ」と提案が。
面白そうなので直接北陵に行ってみることに。
コンパスを頼りに進みます。
場所によっては腰以上のラッセルが待ち受けており相当疲れます。
出発前は「ワカン要らないでしょ」とか真達さんと話していたが後悔することに。
ラッセル核心
真達さんからラッセルが速いねとお褒めの言葉が。
むちゃくちゃ嬉しかったです。
ハイハイラッセル
真達さんからハイハイラッセルのやり方を伝授してもらいました。コツはピッケルを真下に押すことです。
ジャンクションピークに到着してコンテの準備をします。
実践でやるのはもちろん初めて。
しっかり確認していざ出発!
先行パーティが2パーティいて第1岩峰が混んでいたので隣から登ることに。
登り終わると
真達さん「一般登山道と同じぐらいだったね」
堀「???」
岩をアイゼンで登る経験が浅い堀にとってはアイゼンが効いているのか不安になってむちゃくちゃ難しく感じました。
景色最高!
初めて阿弥陀岳の山頂に到着!
天気が本当に良くて、八ヶ岳全体を見渡すことができて感激でした。
大同心がいかつく見えました。雪が無くなったら行こうかな。
編笠山に有間、前嶋、大串が今登っているらしいのでインディアンコールを飛ばしてみることに。
真達さんと堀が試してみましたが返事は返ってこず。残念。
十分景色を楽しんだので足早に下山。
行者小屋まではこれまでのラッセルに比べればあっという間でした。
やることはもう無いので時間は早いですが下山します。
カツカレー
まとめ:
真達さんと一緒に登れる貴重な機会。色々学べました。
まだまだ真達さんに連れて行ってもらっている感じなので、今年の冬は積極的に登りたい!
(文:堀)
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