メンバー:CL蓮容,SL増地,池田,生熊,奥津,有間,鈴木
行程:
27 日 静岡=乗鞍高原第7駐車場―かもしかリフト最上部(ツアーコース開始点)―避難小屋付近で幕営
28 日 幕営地―ツアーコース終点朝日岳(乗鞍)―蚕玉岳―乗鞍岳頂上小屋―乗鞍岳―乗鞍岳頂上小屋―肩の小屋口―ツアーコース終点―かもしかリフト最上部(ツアーコース開始点)―乗鞍高原第 7 駐車場
年末のお楽しみ合宿として計画された本山行。冬の北アルプスは天気が悪いイメージがあるが、今回は晴れそうだ。去年、蓮容と池田は乗鞍岳に登ろうとしたが、雪崩の危険があったため登頂は断念した。この2人にとって今回はリベンジ山行である。
高速を使ってMt.乗鞍スノーリゾート駐車場へ。ちょっとガスあるけど天気良さそう。
今回はかもしかリフト最上部までリフトで行く予定なのだが、リフトの営業開始時間よりも少し早く到着したため、しばし車の中で待機した。
文明
リフトから降りて、わかんつけてSTART
去年より雪少なく歩きやすい
進行方向
後ろ
去年とは違い、気持ち良い天気の中での歩行だったが、天気が良すぎるせいで激熱だった。
雪盲予防のためにゴーグルをしていたのだが、顔からの熱気で曇るどころかベチャベチャになりとても不快だった。体力的にはそこまで辛く無かったが、暑すぎて大変だった。このような天気の時はサングラスのほうがいいかも。
激熱な登り
激熱な登りを超えしばらくするとと雪崩地形が現れた。ここは過去に雪崩事故が発生しているため注意して歩いていたところ、スキーヤーがこの雪崩地形をジグザグに滑ってきた。スキーによる雪崩誘発の動画を見たことがあるので、おいおいと思いながら登った。やめてほしい。
雪崩地形
雪崩地形付近
ようやく位ヶ原に到着した。なだらかな地形で乗鞍岳も見え気持ちが良い。
青白
なだらか
途中雪に埋まったハイマツの上を歩きつつ、今回の幕営地の避難小屋に到着した。
幕営地にて、蓮容、覚醒。
そこそこ風が強いので小屋のそばにテントを設営した。割り箸をペグとして使った。
テント場の整地
明日登る肩の小屋〜剣ヶ峰の辺りはクラストしている可能性がある。一年生はカチカチの雪面を歩いた経験がないため、幕営地上部の斜面でアイゼン歩行訓練を行うことにした。各々アイゼン歩行の感覚を確認できたと思う。
歩行訓練のようす①
歩行訓練のようす②
歩行訓練を終え、いよいよご飯の時間になった。今回の飯はすき焼きです!いい牛肉を買ってきたそうです。えらい。
なんだこれは!
飯だ飯
夕べ
見たらわかる高いやつ
完成
池田は卵を2個持参したので絡めて食べた。1個は鈴木にあげた。皆も持ってくればよかったのに。蓮容さんの差し入れの馬刺しもうまかった。
蓮容さんは外で寝てました。(ちゃんとしたシュラフ、シュラフカバー、防寒着を使用。追い出されたわけではない) 池田も外で寝てみたかったが、モンベルの#2のシュラフを使っているためやめておきました。
星を見ながら就寝
朝飯は何を食べたか忘れました。多分、ラーメン。
この山行の飯の記憶はすき焼きしかない。
テントはここ
アイゼンつけて日の出とともに出発。荷物はテントにデポした。
日の出
朝日に照らされながら
→風→
雪面は予想よりもカチカチではなく、いい感じに締まっていて歩きやすかった。
こんな感じのところを歩く
進行方向左側からの風が強く、体表の温度が奪われる。
サクサク
トイプードルみたいな雪を発見(どこでしょう?)
ここでした
↓お気に入りの一枚。アウトドアブランドのポスターとかに使えそうだと思いませんか?
THE NORTH FACE
伝統的なピッケル使ってます。
この写真を撮った後、低温により池田のスマホのバッテリーが0%になった。
いくつかのトラバースを慎重に突破し、ようやく山頂に到着。鳥居に氷がくっついている。
着
他のパーティーの方に撮ってもらいました
山頂からの眺め
山頂も風が強く、じっとしてると手足の指先の感覚が無くなりそうだった。20分後くらいに下山開始した。
↓評判の良い一枚。雲の白と雪の白。
秀
時間があったので、幕営地上の斜面で滑落停止訓練を行いつつ一休み。
あまりスピード出ない
テントを片付け、下山。下りはリフト使えないのでひたすら歩く。尻セード出来そうなところはほとんどない。数名はトレーニングの為、わかんをつけずに歩いた。
帰りも青空
帰りは近くの温泉に行った。硫黄のかをり。
ピザ食いました
まとめ:2日間とも天気良く、いい肉を使ったすき焼き食えて、雪上訓練もできて大満足な山行でした。去年のリベンジができたと思います。
(文:池田)
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