2022年8月8日月曜日

2022/8/8 木曽川水系岩倉谷 樽ヶ沢遡行

日時:8月8日(月)

メンバー:CL蓮容 SL増地 池田 奥津 

行程:
8日:静岡=岩倉林道ゲート-樽ヶ沢出合-樽ヶ沢遡行-林道-岩倉林道ゲート=静岡

記録:

初めて中央アルプスの沢へ。樽ヶ沢は泳ぎよりも登攀メインの2級の沢である。高速を使い岩倉林道ゲートへ向かう。

恵那SAボルダー 9級

7:00 岩倉林道ゲート


樽ヶ沢にかかる橋から取り付く。容易に降りることができる。池田はこの日のために度付きのゴーグルを購入していた。

ここから入渓

序盤から小滝の連続

ひたすら登る


写真が逆さまのせいでどう見てもプロである




快適な登りがしばらく続いた後に大滝が現れる。一段目の6m滝は右岸巻き。二段目の30m滝は蓮容さんがリードで取り付く。滝の右側は逆層になっている箇所があり悪そうなので左側から登った。

リード中


アッセンダーで後続が続く。滝の音で全く声の伝達ができないので、事前に蓮容さんと手振りでの合図を設定したがこれはなかなか有効だったのではないかと思う。何気に沢でのビレイとハーケン回収は初めての経験だった。ハンマーで強く叩いてもハーケンがなかなか取れず苦戦した。


登攀自体は簡単で楽しい

ライフジャケットに感謝()しながら飛び込む

CS滝 登れそうにないので左岸から巻く。踏み跡、テープあり


この高巻きを終えしばらく進むと35mの大滝が。これも蓮容さんがリード。右から攻めるのが良さそうだ。

見上げる池田

高度感がある。待ってる間寒い...

上から


ホールド多めで明るい沢ということもあり落ち着いて登ることができた。



そしてここが増地のやらかし地点である。この滝の上部がスラブ状になっており、足を滑らせ下まで滑落してしまった。痛い

あの箇所は他大学の記録によると上部が悪かったので1人が巻いてロープを出したらしい。自分があの箇所を突破できるできないにかかわらず、後続の安全を考え一度全員クライムダウンするのが最善だっただろう。不幸中の幸いか足の打撲のみで済んだので遡行を継続。

あと蓮容さんの迅速な容態確認はとても参考になった。

簡単な右から登り直します

ここです

このCS滝は裏から登れる。ただ落ちた後で余裕が全くありません(笑)

うおおおおあああ

分岐 右俣へ進む

左は水量が少ない


分岐のすぐのところにちょっとした滝があるので、ここは蓮容さんがフリーでのぼりロープを垂らして肩がらみビレイする方式で突破した。

ここを抜けると徐々に水量は減ってくる。ちょうど良いタイミングで大雨が降り出したので適当な枝沢を詰めあがり林道へと帰還した。

この枝沢はけっこう脆かった

13:20脱渓 3年池田と1年奥津

林道を歩き最初の入渓点まで戻ってきた。この辺りで水が苦手な僕の特訓をしたり馬鹿なことをやったりして車へ戻った。


あ、垢BANだ〜〜


帰りに立ち寄った柿其温泉というところ、休みだったのに入れていただけたし何故か安くなったし温泉も最高だったしでオヌヌメです。



まとめ:

滑落は初めての経験だった。ある意味貴重な経験をあそこまで安い怪我で済んだのはラッキーと言うしかない。
蓮容さんは言わずもがな、奥津と池田も水属性のようでありマグロのように動き回っていた。僕はマグロにはなれないかもしれないがせめてマンボウぐらいまでいけたらもう少し沢を楽しめるのではないかと思う。ただ写真を見返していると生き生きとしているので案外楽しんでいるのかもしれない。

(文:増地)


1 件のコメント:

  1. 蓮井ムキムキになったな〜。いつか海外の山登ってくれ!そん時は俺も連れてってくれ!
    中嶌

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