日時:7月2日(土)~7月3日(日)
メンバー:若月、高田、杉山
行程:
2日:静岡→南部町成島→林道終点から三ツ沢に入渓→標高約1000m地点の三俣
3日:野営地→奥の三俣→奥大光山付近の稜線→十枚山→成島→静岡
記録:
戸栗川水系の三ツ沢を遡行してきた。
静岡キャンパスに集合し、レンタカーで南部町成島に向かう。
午前8時30分。
温井沢の3つ目の堤防へ続く林道の入り口に駐車し、出発の準備。
林道を少し下り、温井沢出合から入渓。
しかし、堤防を巻く際にすぐに右岸の林道に戻されてしまった。
気を取り直して、林道終点から再び入渓。
林道がすごい壊れ方だった。
午前10時。
遡行開始。最初は平凡なゴーロから。
すぐにちょっとしたゴルジュや小滝が連続して楽しくなる。
鞍掛沢出合。
間違えて鞍掛沢に入り込みかけた。
少し戻って三ツ沢に入ると、すぐにゴルジュとなり7mくらいの滝が行く手を阻む。
直登した記録もあったが、取り付く気も起きない(笑)
ゴルジュ入り口まで戻って大きく巻いた。
巻き終えた後もナメや小滝が連続して息つく暇もない。
カエル。
10mくらいの大滝。
右岸の小沢から簡単に巻ける。
直後の美しい滝。
上部が意外に難しく、さらに奥に大滝が見えていたので、右岸からまとめて巻いてしまった。
高く巻き上げられて困ったと思ったが、急斜面をトラバースする獣道を利用して何とか沢に戻る。
沢に戻ると間もなく野営予定地の三俣。
午後4時くらいに到着。
平坦で快適だが、ヒルやブヨも多い。
沢の夜は楽しい。
夕食は牛丼とみそ汁。
さらにソーセージやマシュマロ、サツマイモを焼いて食べた。
夜10時に就寝。
翌朝。
火を起こすのに苦労した。
ラーメンを食べて、午前7時ころ出発。
小滝を越えていくと、5mくらいの滝が現れる。
直登は出来ず、左岸の泥の斜面を登り、懸垂下降で沢に戻った。
この後はロープを出すこともなく水量の減った三ツ沢をつめていく。
午前8時30分。
奥の三俣。
大滝が見えている左俣を行くことにした。
奥の三俣から見えていた大滝。
15mくらいの高さがありそうだが、易しいのでノーロープで慎重に登る。
この滝を登り終えるとすぐに源頭となった。
しばらく余韻にひたる。
この後はやや左側へトラバースしながら稜線を目指し、奥大光山付近に出た。
阿部奥の気持ちの良い縦走路を楽しみながら下山路を目指す。
大光山。
苅安峠。
過去の記録によると、この峠からの下山路は荒れてしまって使えない。
十枚山でグダる。
この日、下界は猛暑だったらしい。
十枚山から少しの下りで下山路へ。
下山路との分岐にクマの目撃情報の看板が設置してあった。
注意が必要である。
この後は登山道から林道へ出て車へ戻った。
暑いので温井沢で水浴びをしてから静岡へ帰った。
まとめ:
適度な滝やゴルジュが連続してとても楽しい沢登りだった。
また来る機会があるだろう。
初日に3mくらいのCS滝で滑落し、ケガをしてしまったのが個人的な反省点である。
沢登りから一切の危険を除いたらその魅力が半減することは分かっているが、やはり気を付けなくてはいけないと思った。
全体としては間違えて違う支流に入りかけるなど、読図に課題が残った。
7C
(文:若月)
クマの目撃笑った(笑)
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