2017年3月15日水曜日

2017年2月17~24日 厳冬期 聖岳東尾根(決算・春季合宿)

日時:2月17日(金)~2月24日(金)

メンバー:CL髙田,SL若月,装備L大井,食料L中村,杉山,橋倉,山本,岩城

行程:
17日:静岡=土砂崩れ箇所手前(畑薙第一ダム10.5km手前)(7:30)-白樺荘(9:05)
18日:白樺荘(2:20)ー畑薙第一ダム(3:10)-聖沢登山口(8:10~9:45)-出合所小屋跡(10:55)-1580m付近(12:45)
19日:1580m付近(7:20)-ジャンクションピーク(14:50)-2320m付近(15:30)
20日:2330m付近(8:00)-2450m付近(9:50)
21日:2450m付近(9:20)-白蓬の頭(10:55~11:15)-2600m付近(12:00)
22日:2600m付近(6:30)-奥聖岳(8:00)-前聖岳(8:35)-奥聖岳-山頂直下岩場(9:25~10:05)-2600m付近前泊幕営地(11:45~12:50)-ジャンクションピーク(14:45~15:00)-出合所小屋跡(17:55)
23日:出合所小屋跡(15:00)-聖沢登山口(15:55~16:05)-白樺荘(19:55~21:15)
24日:白樺荘(6:45)-土砂崩れ箇所手前(畑薙第一ダム10.5km手前)(7:55)=静岡

記録:
今年度の部目標であった、厳冬期聖岳東尾根に行って参りました。
牛歩の如く、少しずつ少しずつ標高を上げピークを踏むことができました。

17日:曇のち雨
寒冷前線の通過に伴い昼前から雨が降る予想。
初日からテントを濡らすことに戸惑い出発を一日遅らせることも考えたが、
少しでもキャンプ地を進めたいということで決行。
岩城の110Lザックもパンパン
3時に部室に集合し念入りに装備確認を行い、4時過ぎに部室出発。
7時過ぎには年末に発生した土砂崩れ現場手前の駐車適地に到着。
いざ出発!
ここは畑薙第一ダムまでまだ10km以上あり、辛い林道歩きが始まる。
土砂崩れ現場
9時過ぎに白樺荘に到着する。
土砂崩れの影響で休業中の白樺荘だが、なんと聖平小屋の大島さんがいらした!
この後雨が降ること、トイレが利用できる、水が利用できるということで
駐車場で幕営させて頂くことに。


1年生は白樺荘にある本や漫画を読んだり、2年生はテントで駄弁ったりしながら過ごした。
晩飯はマックスバリューで買ったハンバーグとコロッケ。
雨は夜半まで続いた。

18日:曇
1時半に起きる。朝飯は明るくなってから摂ることとし、テントをしまい出発。
空は曇っており、星は見えない。
畑薙第一ダムにて
沼平にも一台も車が無くひっそりとしている。この辺りで橋倉が遅れる。
前日の雨が凍ったようで風が吹き抜けるような場所は道全面がスケートリンクのように
なっている。大井はここで転倒し眼鏡が故障。山本も転倒の危機をガードレールに助けられる。慎重に慎重に

赤石トンネル内にて
赤石ダムバックウォーター。よく凍ってます



赤石ダム湖付近
土砂の押し出しが所々あり、落石も頻繁にある。上部に気を付けて通過。
駐車地点から約30kmの林道がようやく終わり、聖沢登山口でラーメンを作り朝飯とする。
聖沢登山口から出合所小屋跡までは夏道。ここも凍結に気を付けながら登っていく。
出合所小屋跡辺りから常に積雪があるようになる。
出合所小屋跡から夏道を外れ、尾根にのる。
出合所小屋上部(1450m付近)

1580m付近に尾根を南側にずれたところに夏はヌタ場となっていそうな広い平坦地を
見つけ、本日はここで行動終了。
初日の雨で濡れたテントやテントマットを風にあて乾かす。
夕飯はトマト煮込み。ぺミカン肉が合いいい感じ。
乾かす
19日:晴のち曇
4時起床が寝坊し4時半過ぎに起きる。人数の多さに甘え、アラームをセットしなかったのが迂闊であった。
急ぎ朝食をとり準備撤収出発するが、出発が予定より40分遅れる。

本日最初のトップ(ラッセル)は大井・岩城のグループ。2人グループながら奮闘。
まだまだ余裕の表情
いい笑顔 大井


橋倉
中村


山本・若月
途中でトップ(ラッセル)を若月・杉山・山本のグループに交代。ガシガシ進んでいきます。さすがのラッセル力!
橋倉・中村・岩城のペースが落ち、後部がトップと離れてしまう。途中で注意。
橋倉は軽い吐き気を訴えるが、その他高山病の兆候が見られないため注視しながら進む。

2000m辺りから積雪が一層増える。途中でトップを高田と交代。
身長が182cmある私だが、所によっては首のあたりまで埋まりながらラッセル。
埋まりながら 大井
こんな想像以上の積雪でしたので、ジャンクションピークに着いた時にはホッとしました。いやぁ、でもラッセル楽しいね。来年は「先輩!ラッセル任せてください!」
なんて言ってくれるようなラッセル狂が増えてないかな~



ジャンクションピークより100mほど登ったところで行動終了。
底を掘り下げ快適な平坦な幕営地ができる。
天気図を取り、翌日以降の荒天下での行動指針を討議。
寒冷前線の通過は早くとも正午以降であると予測されたため、
行動打ち切り最終時刻を正午とし、朝の天候・隊員の状況で再度判断ということになる。
かぼちゃシチューを食べる。うまうま!
体調不良者がいること、全体的に疲れが見えることから翌日の起床を5時とする。

20日:曇のち風雪(静岡市:暴風警報)
朝は小雪がちらついている程度で風もまだなく、空気が変わった感じもなかったため
前日決めた指針通り行動することに。トップは大井・高田。

赤テープが隠れそう。
風がでてきたように感じ、これからくる嵐が避けられそうな若干凹地となった
場所をみつけ底を1m程掘り下げ、テントを張る。
午後になると風が強まり、雪も本格的に降り始めた。
後まで語られることになるであろうキムチーズ鍋事件…

あっという間に雪が積もり、テントが埋まっていく恐怖を感じた。
寝る前にはテントの周りに膝上高さの堀を掘り埋まることを防いだが
翌朝にはその堀もすっかり埋まるほど雪が積もった。(降り始めから7,80cm)

そして、この日に関してはもう一つ記録に残さねばならないことがある…
「キムチーズ鍋事件」についてだ。
チーズが約1kg、そして水の量に対してあまりに多いキムチ鍋の素…
減らないキムチーズ鍋…
頑張って食べたのであるが、
日中に摂取していた水分量が少なかったことも相絡まって
髙田、若月、中村が脱水症状に陥った。このメニューに関しては反省せねばならない。
この事件と除雪作業の影響で寝るのが10時前となってしまった。
また、翌日は白蓬の頭周辺以降には進めない関係で行動が短い予定なので、
起床を6時とし回復に努めることとした。

21日:曇のち晴
朝起きると風はあるが雪は止んでいる。
若月・杉山トップ。雲もどんどん流されていき青空に。
青空に樹氷が映える
ふっじさーん!

岩城は終始、コースサインが樹木に引っかかるのと格闘してました
白蓬の頭 赤石岳をバックに
白蓬の頭ではどでかく赤石が待ち構えてくれていました。
もちろん僕らの目標の聖も
聖と美しいシュカブラ


大井と聖

天気は良いが風が強く、止まると寒い。
白蓬の頭より15分程聖岳方面に歩いた樹林帯内に幕営。
ここでもテントが隠れるほど底を掘り下げ、快適な幕営地となった。

明日の午前中は移動性高気圧に覆われる予報。
聖アタックの行動指針を打ち合わせ、豚汁を食べ早めに寝る。

22日:晴のち曇
天気は最高。風も昨日より弱くなっている。
条件の最高さに興奮する自分を落ち着かせ、各確認・体操を念入りに行い、いざ出発。
富士山と日の出

聖モルゲンロート
トップは2年で回す。若月がポイントポイントでコースサインを刺していく。
ペースもよく、予想より早く進む。


髙田




山頂直下、下山時懸垂下降使用点

山頂への最後の登り
山頂直下の危険個所は登りに関しては手足丁寧に決めていけば問題なく通過することができた。上部で一部岩が露出していた。
登頂の瞬間
奥聖岳登頂

一年間目標にしてきた厳冬期聖岳。そして冬の3000mの稜線を歩き、その素晴らしい景色を望んでいることに達成感と感動と様々な思いが押し寄せてきて胸が熱くなった。
聖岳 3013m


3000mの稜線で 若月
前聖と奥聖の間は特に風が強く、耐風姿勢を何度か取った。
下山時、山頂直下のリッジの雪が柔らかく、所々露岩していることから特に一年生の
通過に不安を覚え懸垂下降で通過する。
支点構築はスノーバーとピッケルで行う。8名ということもあり、通過に時間が掛かった。
確実な支点構築、各人のロープワークのスピードアップは今後の課題だろう。
山頂直下リッジ 懸垂下降中

山頂直下リッジ 下部より見る

雲海を見ながらの下山
下山は杉山のアイゼンが外れたことに気づかず少し戻った以外には順調に進み、
正午には幕営地まで戻ってくることができた。

翌日は低気圧・寒冷前線の通過で午前中は確実に動けないことが分かっていたので
なるべく下まで降りたい。
下山は楽なもので、尻セードで遊びつつみるみる標高を落としていく。
ジャンクションピーク時点で15時前であり、2泊目の1580m付近まで降りることに。
するとジャンクションピークから南向きの尾根に入った瞬間、カチコチのクラストに変わった。数日前、首程までのラッセルに苦しめられたところだ。
「これが行きだったら随分と楽だったのに…」と思いながら、滑落しないよう注意しつつ
アイゼン装着する。
尻セードを楽しむ山本

中村
2泊目の1580m付近まで順調に降りてくる。ここから先迷い込むような支尾根がないこと、翌日以降の行程を考え、ヘッテン行動を覚悟で出合所小屋跡まで下る。
この辺りは行きに比べ明らかに雪の量が減っている。しかし、凍結しており滑る人が続出したので滑った回数を数えさせ滑ることを抑制する。
無事、出合所小屋まで降り牛丼を食べそそくさとテントに入る。
テントに入ったと同時に雨が降り始める。

23日:雨のち曇
雨は夜の間一時雪になったようで朝起きると積雪が増えていた。
雨が降っているので9時前まで惰眠を貪る。
テント内は水たまりが出来たりで雨はほんとに嫌だ。
トランプなんかをやり時間を潰していると昼過ぎ雨が止む。
一年生のテントは結構な浸水だったようで、雨が止むなりテントの外で装備を乾かしていた。
装備を乾かす一年生

シュラフを絞る山本
1時間ほどで林道に降りれるので、15時出発とし進めるところまで進むことに。
出合所小屋跡

聖沢登山口

林道途中何か所かあった土砂崩れ

雪の押し出しなんかも何か所か
辛い林道歩きが終わりに差し掛かる白樺荘で下山の挨拶をする。するとなんと、
お風呂を溜めて待っていてくれた。本当に毎度毎度ありがとうございますm(__)m
そして井川ダムの工事の関係で夜間は道路が通行止めになっているという話を伺い、白樺荘でもう一晩を過ごす。

24日:晴
エンディングにふさわしい清々しい青空。
白樺荘の管理人の方、大島さんによくお礼をしてから、出発。
土砂崩れ現場
土砂崩れ現場の道路復旧はいつになるでしょうか?
ここを超えると駐車地点まですぐ。往復60kmの林道。よく歩きとおしました。
静岡のMARK ISでバイキングに行き死ぬほど食いました。

オフショット
岩城 馬鹿三の一人

橋倉 馬鹿三の一人

馬鹿三(一年生)
まとめ:
去年の1月。どんな山岳部にしていこうか。何を目的に何を目標に僕らは山に登るのか。
そんな議論の結果の目標が「厳冬期聖岳」。
その当時の自分たちにとっては途方もなく高い目標だった。
この一年間この目標に向けて個の技術レベルの向上、体力の底上げに取り組んできた。
この決算合宿に向けての準備も2か月前から始めた。
特に2年生は意識を高く持ち努力してくれた。もちろん1年生も必死にしがみ付いてきてくれたと思う。
もう一つ合宿成功の大きな要因があると思う。個のレベルの高さではなく、1,2年生合わせた「パーティー力の高さ」が秘訣であったと思う。この部のよい雰囲気はそのままに来年度新たな新入生を迎え、更に進化した静大山岳部の活動ができるよう励んでいく。
そしてこの静大山岳部だからこそできるような「冒険ある登山」を来年度も追求していきたいと思う。
(文:髙田)

2017年2月13日月曜日

2月10日 湯川アイスクライミング



日時:2月10日(土)

メンバー:小林、高田、若月、大井

行程:
10日:浜松→長野県湯川の岩場→浜松

記録:

OB小林さんのお誘いで、湯川にアイスクライミングをしに行ってきました。

午前3時に浜松キャンパス前のサークルKに集合し、
小林さんの車で湯川へ向かいました。


8:20 林道途中のスペースで支度して、湯川の岩場へアプローチ。



















道の脇には所々に氷柱がありました。
















今回が初アイスクライミングの現役3人はドキドキワクワクです。


8:45 湯川の岩場の一角に到着。

沢の二俣を左に少し入った所です。



















立派な氷柱に見とれました。

























この後登れそうなところを探索し、右俣の小さな氷柱にトップロープをかけました。

おそらく”乱菊の氷柱”の一部だと思います。

























あとはひたすらトップロープで練習。


























現役の全体的な感想は、
・左手でバイルを振るのが難しい
・思った以上に腕が疲れる
・でも面白い!!

という感じ。


これと並行してアイススクリューを効める練習もしましたが、

不器用な現役勢にはこちらはもっと難しかったです。



左隣の大きめの氷柱にも挑戦。

























トップバッターの麟太郎は、上部の水攻撃と落氷に苦労していました。




















でも楽しそうです。



小林さんも。

























さすがのスムーズな登りでした。




午後1時20分。みんな仲良く濡れたところでこの日は終了。

少し時間が余ったので湯川のクラックを見学してから車へ戻りました。



 




















お疲れさまでした。


まとめ:
アイスクライミングのリードにはかなりの努力が必要だと感じた。
少しずつ慣れていけたらと思う。
また、他のパーティーが登る様子も見ていたが、アイスクライミング中の落氷は日常茶飯事のようである。
かなり規模の大きいものもあったので気を付けなくてはいけないと思った。
アイスクライミング一発目のチャンスをくれた小林さんに本当に感謝である。




(文:若月)

2017年1月22日日曜日

2017年12月28日 阿弥陀岳南稜(冬季合宿)

日時:2017年12月27日(火)~12月28日(水)

メンバー:CL髙田,SL若月,岩城,大井,杉山,橋倉,山本

行程:
27日:静岡(5:00~5:40)=西友富士見店(9:45)=停滞
28日:西友富士見店(2:30~2:45)=舟山十字路(3:20~4:00)-西友富士見店(4:40~5:00)-舟山十字路(5:40~6:10)-広河原橋(6:40)-立場山(8:25)-青ナギ(8:45~9:05)-P3(11:00~12:55)-阿弥陀岳(14:15~14:30)-不動清水入口(16:20)-御小屋山(16:55)-舟山十字路(18:10)=静岡

記録:
27日午前に寒冷前線が通過する予想であった為、
雨が上がり次第青ナギまで入るというのが前日時点での予定であったが…

27日:雨 一時曇

忘れ物がないよう共装は2者によるダブルチェック。
準備を終え、慣れた52号線20号線を経由し八ヶ岳山麓に着くが雨は一向に弱まらない。
13時を過ぎても雨が止まないため、今日は停滞に決定。
諏訪湖の間欠泉を見に行きました。
諏訪湖 間欠泉
雨は次第に雪へと変わり、一向に回復しない天気が心配てある。
19時から明日の行動について細かく(登攀順序、ポイントでのリミットタイム設定)打ち合わせをする。各ポイントでリミットタイムを過ぎていたら引き返す、
万が一の場合もビバークで対応ということで装備を減らし機動力向上を図る。

28日:曇りのち晴

起きると雪は止んでいる。
トイレを済ませ舟山十字路を目指す。
路面はアイスバーンとなっておりスタッドレスとはいえ、よく滑る。怖い怖い。

舟山十字路到着後、準備をするが。一名がオーバーグローブを忘れたことに気づく。
替えもあったが一度西友へゴム手袋を買いに行くことに。
そんなこんなで出発は遅れたが、リミットタイムに変更は無しということを再確認の上出発。
いよいよ出発

広河原橋
駐車場に一台車があったが御小屋尾根方面へとトレースは消えていき、
ここから先は終日ノートレース。楽しい。
南稜取り付きへの分岐点
広河原橋を渡り、数分で南稜取り付きへの分岐点となる。
堰堤の数メートル下流を石伝いに渡渉。夏来た時よりも心なしか水量が多い。
道らしい道がいくつもある斜面を適当に拾って急登を突き上げると南稜に乗る。
朝。待望の青空
旧旭小屋分岐
心配していたようなドカ雪ではなかったようで青ナギ辺りまでは脚が埋まるような積雪は無し。
よいペースで来ていたが、この辺りから岩城のペースが落ちる。体調が悪いわけではないようで
とりあえず青ナギを目指す。

樹氷が美しい
阿弥陀岳。かっこいい
時間を追うごとに天気もどんどん良くなり、気持ちも上がっていく。
青ナギで休憩し、アイゼン・ハーネスを装着する。
青ナギにて。髙田
P3手前トラバース
P1,P2は所々露出している岩に注意しながらピークを左側から巻いていく。
そして本日の核心P3へ。
午前中、P3ガリー取り付き付近は日陰になり寒い。素早く準備し、1ピッチ目は高田がリード。
P3ガリー内部



下部はピッケルが突き刺さらないぐらい硬いバーンとなっている部分もあり慎重に登って行った。
ガリーの中に入ると空気が変わり冷たくピンと張り詰め、取り付きにいるはずの仲間たちの声は一切聞こえず、風と自分の吐息、アイゼンピッケルが氷を刻む音だけが聞こえた。
その時の緊張感がとても気持ちよく、楽しかった。

50mロープほぼいっぱいに使った1ピッチ目終了点は強固な支点は作れず、
後続は1人ずつプルージックやアッセンダーで登ってもらう。
この時、声での伝達が失敗し一時2人同時に登ってしまう状況があった。
長いピッチでのコミュニケーション方法は課題である。
岩城

山本

岩城&山本

杉山

2ピッチ目は若月がリード。終了点は灌木や草付き複数の支点から作ることができ、
同時に何人も登ることができた。

この辺りで後続パーティーを後方に確認する。
2ピッチ目

八ヶ岳山麓。遠方に北アルプス

P3ガリー上部。阿弥陀岳をバックに
ここから先は一箇所トラバースが少し緊張するところ、一箇所明らかな弱層が見受けられる
斜面の上部通過があったが特筆するような困難なところはなく頂上へ。

天気が最高でここの新雪の稜線歩きも最高でした。
権現岳方面。遠方に富士山
登頂の瞬間の顔。
雄叫びを上げる橋倉。

後光付き 岩城

玄人感のある山本

若月 後光付きPart2

喜ぶ大井
みんないい顔をしていました。
阿弥陀岳登頂

写真を撮ったら風が強いのでとりあえず下ります。
不動清水入口手前で休憩。もう一度、短い休憩をとり、舟山十字路へ。

部室へ帰ってきてキムチーズ鍋を食べました。
オフショット


まとめ:
一年生にとっては少し難しい合宿だったようだが、それでもポジティブな感想が聞けてよかった。
また、全体を通してテンポよく行動できており日頃の山行・トレーニングの成果ではないだろうかと思う。春季合宿は修正できる部分は修正し、詰める部分を詰め、準備を進め、今年度の集大成となるような成果ある合宿にしたい。

(文:髙田)