2025年6月1日日曜日

2025/6/1 三階滝沢下降→中ノ沢遡行



日時:
6月1日(日)

メンバー:CL堀、SL菅原、前島、大串

行程:
1日:静岡=三階滝沢下降-中ノ沢出合-中ノ沢遡行=静岡

記録:


1年生が入り慌ただしい中、隙を見つけて今年初の沢へ行ってきました!



緑多め
緑多め

前日の雨の影響で増水してるのではないかと不安の中出発


踏み跡に沿って



ちょっと悪いかも





5分ほどで入渓
思っていたほど増水は大丈夫そう。ラッキー




早速滝行スポットを発見!
おもむろに大串が突っ込む。こいつやりやがる



部長も

結局全員滝行をすることに。朝イチにはこたえる冷たさだった。






穏やかなゴーロを下っていくと突然滝が出現。巻くこともできそうだが練習も兼ねて懸垂下降で下降。菅原➙大串➙前島➙堀の順で下降する。









下から見るとなかなかの迫力!
登っても面白そう






初めての沢登りで余裕の笑み。楽しそうで何より。


数分も歩くと次々と滝が現れる。大体右岸に巻き道があるのでありがたく使わせてもらいます。

巻き中



こんなのがいっぱい

ここでハプニング発生。
上の写真の滝の近くにフェルトソールがプカプカ浮いていた。最初は「なんか浮いてる笑」だったのが大串の沢靴を、見てみるとなんとフェルトが剥がれているでわないか。


こんな感じ



細引きで巻いたりテーピングで巻いたりして応急処置を施す。
歩きながら様子を見ているといつの間にか大串の沢靴のもう片方のフェルトも剥がれていた。応急処置も歩きにくそうだし両足のフェルトがないのでソールなしで歩くことに。部室の沢靴はだめかも





ちょっと開けて良い感じ





短いけど綺麗なナメが広がってた




ナメの横を人工物が通っていてそこを巻き道として使う

意外としっかりしてる




巻いた滝の全容はドドドドスラブ
登れるかな?


沢の住人A

沢の住人B



ドスラブを右岸から巻くとほとんど下降は終了。
導かれるように右岸の踏み跡をたどると中ノ沢に到着する


踏み跡明瞭




やっと遡行開始!
ワクワク


突っ張ったり

好きなところを登ったり

登れそうなところを登ってどんどん進んでいく。




難しそうな滝登場

F1に到着。いろんな記録を見ると右岸から巻いている。巻き道は明瞭で巻いても良かったのだが、堀が登ってみたいというので取り付いてみることに。

ということで堀リード。右側の水が流れていないクラックっぽいところを登ってみる。
プロテクションはカム・ナッツで要所要所取ることができた。しかし上部で行き詰まってしまった。
マントルを返したいのだが良い手がない(城山のブルースカイぐらいのガバが嫌な向きであるくらい)
決死のヒールで更に上部にホールドがないか探すがあるのはスローパーのみ。力及ばず敗退。水線だったら行けたのかな?
カムでセルフを取りながらクライムダウンで帰ってこれました。

滝の難しさを再確認しました。
登れなくても楽しい



くの字のやつ



結構おもろい

ここでくの字の上部のスラブで大串スリップ。靴のせいかな。ケガがなくてよかった。




休む暇もなくどんどん面白そうなのが見えてきます


菅原リード

泳ぎ又はヘツリで取り付いて気持ちよさそう。


ガンバ



ちょうどいい滝がいっぱい


堀がリード。水線上で気持ちよく登れました!



ナイス

ボディービレイの練習も





ハング岩

右側のクラックを菅原くんが登る


悪いらしい

大串はお助けスリングで突破。



その頃堀は

1人滝の左側を登るのであった



余裕そう


すぐに別の滝


堀がリード。スーパーBelieveでスラブを攻略。スラブ力無かったら落ちてたぜ(汗)


表情良き


滝を登ったその先には






癒やしのナメワールド



気持ちよすぎて謎に反復横跳びしだす。



ほんとに謎だが楽しかった。




登れる小滝をどんどん進んでいきます




集合写真

そういえば撮ってなかったので写真をパシャリ。
ついでに堀がリードします。
ガバガバで気持ちいい




最後の登れない滝
ここらへんで適当に左岸を登って尾根に乗ります



終了



お疲れ様です







まとめ:

去年はあまり沢に行くことができず、後輩に沢の楽しさを伝えることができず申し訳なさがあった。しかし今年は沢登りがしたいという1年生が多かったのでこのままではマズイと思い急遽同期を誘い(無理やり)沢へ。
登りごたえがあり初めてだった大串やみんな満足してくれただろう。
個人的にもロープ、ビレー、登攀など積極的に登ることができて満足です。
話は変わるが上級生として後輩のために沢に行くのも良いが自分の登りも充実したものにしたい。目標は赤石沢、誰か一緒に行こうぜ!


(文:堀)



2025年5月17日土曜日

2025/5/17 編笠山西岳 B隊

日時:5月17日(土)

メンバー:CL大串,SL鈴木,前嶋,松原,大門,日々野,杉浦,石田,清田

行程:
17日:静岡=富士見高原駐車場-編笠山(西岳)-青年小屋-西岳(編笠山)-富士見高原駐車場=静岡


記録:
新入生が入部して初めての登山に行ってまいりました!天気が悪い予報で少し心配していたが、思ったよりも雨は弱く少し安心した。いつも通りの3時集合で一年生は驚いていたが、みんな早めに部室に集合していて驚いた。


    朝3時の部室   

今年は入部してくれた一年生が多いので今までとは異なり、部隊を二つに分けて登山することになった。山岳部経験者もいたため、それほど心配はせずに登っていけた。


みんな楽しそう

初心者の子達もついて来れていたし、読図も頑張っていて、これからが楽しみである。樹林帯歩きはそれほど悪くもなく順調に進むことができた。樹林帯を抜ける寸前にはツルツルの氷があり、一年生の様子を見ながらゆっくりと進んだ。


初の岩場でウキウキの一年生たち

樹林帯を抜けるとまあまあ岩場が続いていた。一年生の中には「気持ちー↑!」と叫んでいる子もおり、愉快な状況だった。雨はひどくないが風があったので慎重に山頂に向かった。山頂着いてすぐのところに残雪があり、撤退するか迷った。



どうするか迷う大串さん



これから天候が悪化していくということですぐに撤退を決断。樹林帯までは3点支持を徹底して下山開始。45分ほどかかったが無事に樹林帯までたどり着いた。樹林帯に入ってからは気が抜けてしまい、結構な速さで下ってしまった。また、樹林帯に入ったところで体調は大丈夫なのか聞いておくべきだった。反省である。

最後の方に渡渉ポイントがあったが、上りでは聞こえなかった水の音が聞こえ何事かと思い横を見ると、鉄砲水の要領で沢に水が流れ始めていた!雨の日の登山特有の貴重な出来事を経験することが出来た。林道に入った辺りから晴れ始め、一年生も笑顔になり、会話の数も増えていた。


みんな元気そうで何より
お疲れ様でした


まとめ:
初回にしてはハードな山行だったため、一年生は大丈夫かなと考えていたが、みんな楽しそうに登っていたのが印象的だった。隊を分けるのは不安だったけれど、自分にとって主体的に登るトレーニングとなる良い山行となった。何気に部での日帰り登山は初めてだったので楽しかった。
(文:鈴木)