沢合宿:岩井俣沢
日時:2004年8月6日~8月11日
8/5
移動、駅の近くで野宿。
8/6
道路が崩れているため、三面川まで歩く。そして入渓。
8/7
イワナを釣りながらのんびりと登る。
8/8
8/9
雪渓をくぐり(!)、ゴルジュを登り、巻きのヤブ漕ぎを終えて倒木の下に泊まる。
8/10
大朝日岳へ。
8/11
ステビバの朝
2004年8月13日金曜日
2004年7月19日月曜日
2004年7月18日日曜日
2004年7月15~7月18日 南ア深南部 栗代川本谷遡行・明神谷下降
南ア 栗代川本谷遡行・明神谷下降
日時:2004年7月15日~7月18日
メンバー:田丸(農4) 久保(農4)
7/15(木)晴れ
5:49東静岡駅=6:40金谷駅=8:09千頭駅=9:15栗代橋、入渓~12:20取水口~12:25八丁暗見~12:50柚葉沢出合~13:40曲り淵鶴の天~15:50ほおしろ沢出合
静岡駅で電車が故障し少し遅れたが予定通り千頭駅に到着。千頭からのバスには僕らしかいなく運転手さんに栗代橋で降ろしてもらう。他の遡行記録では取水口まで河原歩きのように続くとあったが橋の上から見た限り水量が多くほんとに河原歩きなのかと疑う。実際取水口までは楽に進む。天気がよく河原と瀬と淵を好んで水の中にはいりながら進む。途中、壊れた堰堤を取水口到着と間違いその道の長さを思い知る。そのころなぜかカメラが壊れテンションが下がる。取水口はなめ滝のようだがダッシュで駆け上がり越えると、すぐ八丁暗見に入る。なぜか荷物が重く田丸さんに荷あげしてもらい滝を越える。水量が少ないのか底が埋まったのか腰程度の深さをジャブジャブ楽に抜ける。その後は淡々と進み曲り淵に到着。鶴の天は大岩が天然の積み木のように重なりかっこよかった。手前の3m滝のチムニーは岩がはまり楽に越えられたが、奥の3mの滝は泳ぎとつるっとした感じの壁を越えるのが嫌で右岸を巻く。降り口にトラロープがあったので掴まり降りる。その後は釣竿を出して釣りをしながら幕場のほおしろ沢に着く。僕が3匹、田丸さんが2匹釣り上げるが大きさでは完敗。田丸さんが尺上を釣り上げたので刺身にしておいしくいただいた。
栗代川遡行開始 壊れた登山道の橋が川まで落ちていた
7/16(金)晴れ
5:00起床~7:40出発~8:50板屋沢出合~9:00竜言淵の岩峰~10:20竜神の瀬戸の三連滝~11:30コッパ沢出合~(釣り)3:50倉沢橋
朝になったらカメラが復活していてラッキーだった。6:20には出発できたが水が冷たく、釣りの仕掛けを作りながらのんびりしてしまい出発が遅れてしまった。竜言淵につくまでにポイントがいくつかありさおを出すと24cm程度の岩魚を早速ゲット。味噌漬けにして持ってく。板屋沢を左に確認し竜言淵に入る。浸かっても腹程度で難なく過ぎていく。岩峰の下にて休憩をとるとすぐ側の木の枝でオオルリが鳴いていて癒された。一度開けるといよいよ核心の竜神の瀬戸に入る。縦長のトイ状の滝を越え左岸より降ってくる小滝を浴びながら過ぎると三連の滝に入る。今までなんか物足りなさを感じていたが三連の滝の最後の滝は期待を裏切らなかった。滝は小さいが水が淵の中で巨大洗濯機のようにぐるぐる回っていたのが二つ目の滝の上から見えた。流れの激しさに田丸さんも僕もガリー直登で巻きという案で一致。懸垂は丈夫な木を使ったがロープが足りなくピッチをきって途中のハーケンを使って降りた。上から見ると最後の滝は流れさえ克服すれば後は難しくなさそうだがやはり巻いてよかったと思う。降りたとこから前方にきれいな滝が見え終わった感があったがその先にこの沢初の泳ぎを強いられる淵が出現。上の廊下で溺れた僕は泳ぎが下手と思いたくなくて空身でリードするがやはり溺れかける。なんとか小滝に着き滝は簡単に右の方を登る。その後は釣竿を出し釣り三昧。ポイントがほんとに多い。が、餌がわずかしかない。二人で分けて数でなく大きさ勝負にこだわる。もちろん田丸師匠にかなうわけなくまた負けてしまう。それぞれ3匹ずつゲット。昨日燻製にしていた岩魚は防水せずにいたらいつのまにかボロボロになりお持ち帰りできずになっていたので今日も燻製にチャレンジ。昨日今日でだいぶさばくのが上手くなった気がする。
竜神の瀬戸入り口 小滝の下で修行 上のガリーをつめる 懸垂後に見える景色 竜神の瀬戸最後の淵 釣りに夢中 今日の釣果
7/17(土)晴れ後曇り時々雨
5:30起床~7:30出発~8:2020m大滝~9:40最後の二俣~11:30尾根~12:00コル~12:40魚無沢入渓~14:00明神谷入渓~14:30西魚岳沢出合~16:00オウダ沢出合
朝、食準中に天から虫が落ちてきたので餌にして田丸さんが一歩も動かず岩魚ゲット。笑えた。 幕場の倉沢橋から最初の分岐を水の少な目の左の本谷をつめる。途中の20m大滝は左岸を巻く。沢に転がる大きな倒木が多く、体力を奪う。最後の二俣は左につめたほうが明神への降り口に近いが傾斜のゆるい右をつめる。水がなくなると左の斜面から樹林帯をつめる。木が多く歩きにくい。しかも結構長かった。尾根沿いは風が強く寒かったのですぐ三方峰方面のコルに向かう。コルから魚無沢に降りていくといきなり大きなガレになる。100mくらい落差がありガレに降りるときが怖かったが降りてしまうと滑りながら降りるのが楽しい。田丸さんが天狗のようにすばやく降りるのを上から見ながら大きな崩れとバランスに注意しながら降りる。魚無沢の途中の河原で幕場にする予定だったが時間に余裕があるのでさらに下り西魚岳沢付近までいくことにした。沢下りの経験が乏しく難しく感じたが魚無沢と明神の合流地点まで順調に進む。すぐに西魚岳沢の出合に着く。広い河原だが幕場にできるとこが見当たらずオウダ沢まで行くことに決定。西魚岳沢を過ぎてからは巨岩の多い滝を降りていく。巻かずに荷物を先に下ろしジャンプする箇所もいくつかあった。天気が変わり寒くなったのと防水が不十分で水に入らないようにへつったりジャンプして下る。一箇所左岸を巻いたがしっかりしたふみ跡が残っている。いたるとこに釣りのポイントがあるのだが神社に山女魚を奉げるために禁漁と聞いていたので我慢して通り過ぎる。オウダ沢に着くと先行パーティーがいて幕場に困る。仕方なく沢に近い河原でいつでも上に逃げられるようにして泊まる。昨日燻製にしていた岩魚をほぐしていただいた。まさか明神で岩魚を食べられると思えず、結局三日間岩魚飯の贅沢をさせてもらった。
幕場から岩魚ゲット 本谷をつめていく 魚無沢に降りるガレ(落差100mくらい)
7/18(日)雨のち晴れ
5:00起床~7:00出発~9:20取水口~9:45赤石温泉=16:00静岡
夜中からパラパラ雨が降り出し増水に注意しながら寝るが朝も雨が続いていた。幸いに増水はわずかだった。田丸さんがすばやく出発準備を完了するが、僕はどたばた時間をかけてしまい7時になってしまった。いきなり左岸を大高巻き強いられるがロープはいらない。途中僕だけへつりが難しそうで巻いてしまい降り口に困り時間をロスしてしまった。それ以外は難なく取水口までたどりつく。取水口より少し上ったとこで三人の沢屋のパーティーと会う。その近くに二人組みの釣り人のおじいちゃんもいて一応つり禁止を伝えたがぼけて聞こえないふりをしていた。取水口の裏山の金網をパワーで乗り越えるが、取水口の少し先の関係者用の扉をこえれば苦労なく帰れただろう。快適な道をヒルにおびえながらこばやしに赤石温泉に到着。山シーズンだからか日曜だからか10時の開店前から人が群がり、その後も駐車場に入りきらず道に駐車する車が並ぶほど混んでいた。レモン石鹸で全身をきれいに洗って硫黄の湯で癒されたあとは12:31のバスまでビールで乾杯。時間がけっこうあったので飲み食いに結構な金を使ってしまい帰りの電車賃がなく田丸さんに借りるしまつ。すいませんでした。
・総括
ヒルは明神の取水口までいなかったが栗代にはアブが多少いた。田丸さんも僕も釣りが好きで釣りをしないメンバーがいなかったので十分に釣りの時間を取れたのがよかった。それでもペース的には遅くはなかったと思う。沢好きの二人だけで沢自体も難しくなかったこととロープを出すとこも無いということが理由だろう。しかし沢の持つ雰囲気はとても良く初心者にも登りやすい沢なのではと感じた。ただ、釣りという魅力がさらにその印象を美化していたかもしれないと思うと釣りをしない困難な沢に入りたい人には竜神の瀬戸以外に魅力はあまり感じられないかもしれない。だが、増水時には淵や小滝が難しくなることが予想される。今回はオオルリ、カワガラス、ミソサザイを見ることができ感動することも多かった。特にミソサザイはどの沢でも泣き声がするが実際に見ることはできなかったのでうれしかった。そして「またきたい」と思える沢でした。いつも沢に車で行っていたので電車とバスは新鮮でしたが、やはり交通費は高いなと実感。今回は荷物が大きくなりすぎたためにいつもと同じ行動がつらかった。田丸さんに荷揚げを手伝ってもらったり、バランスを崩したり、ばててしまったりと迷惑をかけてしまうことが多かったので持ち物と体力についてもっと考えて準備をしっかりしようと反省。今年になって地図読みに失敗して迷子になることが2度ほどあったので地図読みには十分注意した。が、栗代をつめて明神に入る箇所で途中どこにいるかわからなくなることがあった。もっと地図読みの知識を学び自分のものにして山に入りたい。
(文責 久保)
日時:2004年7月15日~7月18日
メンバー:田丸(農4) 久保(農4)
7/15(木)晴れ
5:49東静岡駅=6:40金谷駅=8:09千頭駅=9:15栗代橋、入渓~12:20取水口~12:25八丁暗見~12:50柚葉沢出合~13:40曲り淵鶴の天~15:50ほおしろ沢出合
静岡駅で電車が故障し少し遅れたが予定通り千頭駅に到着。千頭からのバスには僕らしかいなく運転手さんに栗代橋で降ろしてもらう。他の遡行記録では取水口まで河原歩きのように続くとあったが橋の上から見た限り水量が多くほんとに河原歩きなのかと疑う。実際取水口までは楽に進む。天気がよく河原と瀬と淵を好んで水の中にはいりながら進む。途中、壊れた堰堤を取水口到着と間違いその道の長さを思い知る。そのころなぜかカメラが壊れテンションが下がる。取水口はなめ滝のようだがダッシュで駆け上がり越えると、すぐ八丁暗見に入る。なぜか荷物が重く田丸さんに荷あげしてもらい滝を越える。水量が少ないのか底が埋まったのか腰程度の深さをジャブジャブ楽に抜ける。その後は淡々と進み曲り淵に到着。鶴の天は大岩が天然の積み木のように重なりかっこよかった。手前の3m滝のチムニーは岩がはまり楽に越えられたが、奥の3mの滝は泳ぎとつるっとした感じの壁を越えるのが嫌で右岸を巻く。降り口にトラロープがあったので掴まり降りる。その後は釣竿を出して釣りをしながら幕場のほおしろ沢に着く。僕が3匹、田丸さんが2匹釣り上げるが大きさでは完敗。田丸さんが尺上を釣り上げたので刺身にしておいしくいただいた。
栗代川遡行開始 壊れた登山道の橋が川まで落ちていた
7/16(金)晴れ
5:00起床~7:40出発~8:50板屋沢出合~9:00竜言淵の岩峰~10:20竜神の瀬戸の三連滝~11:30コッパ沢出合~(釣り)3:50倉沢橋
朝になったらカメラが復活していてラッキーだった。6:20には出発できたが水が冷たく、釣りの仕掛けを作りながらのんびりしてしまい出発が遅れてしまった。竜言淵につくまでにポイントがいくつかありさおを出すと24cm程度の岩魚を早速ゲット。味噌漬けにして持ってく。板屋沢を左に確認し竜言淵に入る。浸かっても腹程度で難なく過ぎていく。岩峰の下にて休憩をとるとすぐ側の木の枝でオオルリが鳴いていて癒された。一度開けるといよいよ核心の竜神の瀬戸に入る。縦長のトイ状の滝を越え左岸より降ってくる小滝を浴びながら過ぎると三連の滝に入る。今までなんか物足りなさを感じていたが三連の滝の最後の滝は期待を裏切らなかった。滝は小さいが水が淵の中で巨大洗濯機のようにぐるぐる回っていたのが二つ目の滝の上から見えた。流れの激しさに田丸さんも僕もガリー直登で巻きという案で一致。懸垂は丈夫な木を使ったがロープが足りなくピッチをきって途中のハーケンを使って降りた。上から見ると最後の滝は流れさえ克服すれば後は難しくなさそうだがやはり巻いてよかったと思う。降りたとこから前方にきれいな滝が見え終わった感があったがその先にこの沢初の泳ぎを強いられる淵が出現。上の廊下で溺れた僕は泳ぎが下手と思いたくなくて空身でリードするがやはり溺れかける。なんとか小滝に着き滝は簡単に右の方を登る。その後は釣竿を出し釣り三昧。ポイントがほんとに多い。が、餌がわずかしかない。二人で分けて数でなく大きさ勝負にこだわる。もちろん田丸師匠にかなうわけなくまた負けてしまう。それぞれ3匹ずつゲット。昨日燻製にしていた岩魚は防水せずにいたらいつのまにかボロボロになりお持ち帰りできずになっていたので今日も燻製にチャレンジ。昨日今日でだいぶさばくのが上手くなった気がする。
竜神の瀬戸入り口 小滝の下で修行 上のガリーをつめる 懸垂後に見える景色 竜神の瀬戸最後の淵 釣りに夢中 今日の釣果
7/17(土)晴れ後曇り時々雨
5:30起床~7:30出発~8:2020m大滝~9:40最後の二俣~11:30尾根~12:00コル~12:40魚無沢入渓~14:00明神谷入渓~14:30西魚岳沢出合~16:00オウダ沢出合
朝、食準中に天から虫が落ちてきたので餌にして田丸さんが一歩も動かず岩魚ゲット。笑えた。 幕場の倉沢橋から最初の分岐を水の少な目の左の本谷をつめる。途中の20m大滝は左岸を巻く。沢に転がる大きな倒木が多く、体力を奪う。最後の二俣は左につめたほうが明神への降り口に近いが傾斜のゆるい右をつめる。水がなくなると左の斜面から樹林帯をつめる。木が多く歩きにくい。しかも結構長かった。尾根沿いは風が強く寒かったのですぐ三方峰方面のコルに向かう。コルから魚無沢に降りていくといきなり大きなガレになる。100mくらい落差がありガレに降りるときが怖かったが降りてしまうと滑りながら降りるのが楽しい。田丸さんが天狗のようにすばやく降りるのを上から見ながら大きな崩れとバランスに注意しながら降りる。魚無沢の途中の河原で幕場にする予定だったが時間に余裕があるのでさらに下り西魚岳沢付近までいくことにした。沢下りの経験が乏しく難しく感じたが魚無沢と明神の合流地点まで順調に進む。すぐに西魚岳沢の出合に着く。広い河原だが幕場にできるとこが見当たらずオウダ沢まで行くことに決定。西魚岳沢を過ぎてからは巨岩の多い滝を降りていく。巻かずに荷物を先に下ろしジャンプする箇所もいくつかあった。天気が変わり寒くなったのと防水が不十分で水に入らないようにへつったりジャンプして下る。一箇所左岸を巻いたがしっかりしたふみ跡が残っている。いたるとこに釣りのポイントがあるのだが神社に山女魚を奉げるために禁漁と聞いていたので我慢して通り過ぎる。オウダ沢に着くと先行パーティーがいて幕場に困る。仕方なく沢に近い河原でいつでも上に逃げられるようにして泊まる。昨日燻製にしていた岩魚をほぐしていただいた。まさか明神で岩魚を食べられると思えず、結局三日間岩魚飯の贅沢をさせてもらった。
幕場から岩魚ゲット 本谷をつめていく 魚無沢に降りるガレ(落差100mくらい)
7/18(日)雨のち晴れ
5:00起床~7:00出発~9:20取水口~9:45赤石温泉=16:00静岡
夜中からパラパラ雨が降り出し増水に注意しながら寝るが朝も雨が続いていた。幸いに増水はわずかだった。田丸さんがすばやく出発準備を完了するが、僕はどたばた時間をかけてしまい7時になってしまった。いきなり左岸を大高巻き強いられるがロープはいらない。途中僕だけへつりが難しそうで巻いてしまい降り口に困り時間をロスしてしまった。それ以外は難なく取水口までたどりつく。取水口より少し上ったとこで三人の沢屋のパーティーと会う。その近くに二人組みの釣り人のおじいちゃんもいて一応つり禁止を伝えたがぼけて聞こえないふりをしていた。取水口の裏山の金網をパワーで乗り越えるが、取水口の少し先の関係者用の扉をこえれば苦労なく帰れただろう。快適な道をヒルにおびえながらこばやしに赤石温泉に到着。山シーズンだからか日曜だからか10時の開店前から人が群がり、その後も駐車場に入りきらず道に駐車する車が並ぶほど混んでいた。レモン石鹸で全身をきれいに洗って硫黄の湯で癒されたあとは12:31のバスまでビールで乾杯。時間がけっこうあったので飲み食いに結構な金を使ってしまい帰りの電車賃がなく田丸さんに借りるしまつ。すいませんでした。
・総括
ヒルは明神の取水口までいなかったが栗代にはアブが多少いた。田丸さんも僕も釣りが好きで釣りをしないメンバーがいなかったので十分に釣りの時間を取れたのがよかった。それでもペース的には遅くはなかったと思う。沢好きの二人だけで沢自体も難しくなかったこととロープを出すとこも無いということが理由だろう。しかし沢の持つ雰囲気はとても良く初心者にも登りやすい沢なのではと感じた。ただ、釣りという魅力がさらにその印象を美化していたかもしれないと思うと釣りをしない困難な沢に入りたい人には竜神の瀬戸以外に魅力はあまり感じられないかもしれない。だが、増水時には淵や小滝が難しくなることが予想される。今回はオオルリ、カワガラス、ミソサザイを見ることができ感動することも多かった。特にミソサザイはどの沢でも泣き声がするが実際に見ることはできなかったのでうれしかった。そして「またきたい」と思える沢でした。いつも沢に車で行っていたので電車とバスは新鮮でしたが、やはり交通費は高いなと実感。今回は荷物が大きくなりすぎたためにいつもと同じ行動がつらかった。田丸さんに荷揚げを手伝ってもらったり、バランスを崩したり、ばててしまったりと迷惑をかけてしまうことが多かったので持ち物と体力についてもっと考えて準備をしっかりしようと反省。今年になって地図読みに失敗して迷子になることが2度ほどあったので地図読みには十分注意した。が、栗代をつめて明神に入る箇所で途中どこにいるかわからなくなることがあった。もっと地図読みの知識を学び自分のものにして山に入りたい。
(文責 久保)
2004年6月28日月曜日
2004年6月23日水曜日
2004年6月23日 カラビナ破断事故について 鳳来 鬼岩
フリークライミング 鳳来 鬼岩
カラビナ破断事故について
2004年6月23日
記: 青木睦佳
2004年6月23日(水)、鳳来鬼岩のアフターザレイン(12a)をトライ、 フォールした祭ヌンチャクのハンガー側のカラビナが破断した。
幸いかぶったルートであり、ランナウトもしていなかったため次のボルトで止まり無事であった。
落ちたのは5本あるボルトの一番上、5本目で、ヌンチャクの位置は膝くらいだった。
ムーブを起こすとき、足がロープに入らないようヌンチャクの下から足を出したのだが、この時膝の上にヌンチャクが乗り、横向きになった。
この状態でフォール。
一瞬動きが止まった様な気がしたが、パキン!と音がして気が付いたらロープにぶら下がっていた。
落ちた瞬間は何が起きたか分からなかったが、ロープにハンガー側のカラビナがないヌンチャクが付いていてカラビナが壊れたことが分かった。
落ちたときビレイしていた中岡さんが「何か落ちてきた!」と言っていて、初めは中岡さんも何が起きたか分からなかった様だ。
こういう事故はロクスノやフリーファンで紹介されていて読んでいたので知っていたが、自分が経験するとは正直驚きである。
カラビナはゲートオープン強度や横方向の強度が弱いが、こんなに簡単に破断してしまうとは。
落ちたといっても腰より少し下、膝くらいの高さからだ。
これからは特にカラビナが横に向いた時はアゴが当たっていたりしてテコの力が掛かっていないか、ボルトに変に引っ掛かっていないかをより注意しようと思う。
限界グレードで余裕がない時ほど確認出来ないだろうから普段からカラビナが引っ掛からない様に足出しやムーブを意識しなければいけない。
今回は運良く一番上のボルトだったためグランドフォールにはならなかったが、一本目、二本目では確実にグランドだ。
どの様に破断したのか、フォールした瞬間カラビナがどの様な状態になっていたのか詳しくは分からないが、カラビナは絶対ではなくこの様な事も起こる事を心に留めておきたい。
カラビナ破断事故について
2004年6月23日
記: 青木睦佳
2004年6月23日(水)、鳳来鬼岩のアフターザレイン(12a)をトライ、 フォールした祭ヌンチャクのハンガー側のカラビナが破断した。
幸いかぶったルートであり、ランナウトもしていなかったため次のボルトで止まり無事であった。
落ちたのは5本あるボルトの一番上、5本目で、ヌンチャクの位置は膝くらいだった。
ムーブを起こすとき、足がロープに入らないようヌンチャクの下から足を出したのだが、この時膝の上にヌンチャクが乗り、横向きになった。
この状態でフォール。
一瞬動きが止まった様な気がしたが、パキン!と音がして気が付いたらロープにぶら下がっていた。
落ちた瞬間は何が起きたか分からなかったが、ロープにハンガー側のカラビナがないヌンチャクが付いていてカラビナが壊れたことが分かった。
落ちたときビレイしていた中岡さんが「何か落ちてきた!」と言っていて、初めは中岡さんも何が起きたか分からなかった様だ。
こういう事故はロクスノやフリーファンで紹介されていて読んでいたので知っていたが、自分が経験するとは正直驚きである。
カラビナはゲートオープン強度や横方向の強度が弱いが、こんなに簡単に破断してしまうとは。
落ちたといっても腰より少し下、膝くらいの高さからだ。
これからは特にカラビナが横に向いた時はアゴが当たっていたりしてテコの力が掛かっていないか、ボルトに変に引っ掛かっていないかをより注意しようと思う。
限界グレードで余裕がない時ほど確認出来ないだろうから普段からカラビナが引っ掛からない様に足出しやムーブを意識しなければいけない。
今回は運良く一番上のボルトだったためグランドフォールにはならなかったが、一本目、二本目では確実にグランドだ。
どの様に破断したのか、フォールした瞬間カラビナがどの様な状態になっていたのか詳しくは分からないが、カラビナは絶対ではなくこの様な事も起こる事を心に留めておきたい。
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