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2025年4月19日土曜日

2025年 新歓山行 越前岳

日時:4月19日(土)

メンバー:菅原、大串、梅田、松田、中村、鈴木(大)、高林、有間、新入生

行程:
19日:静岡=越前岳登山口ー越前岳ー越前岳登山口=静岡

記録:
今年の新歓山行は去年と違って規模が大きくなった。越前岳を登ることになったが、登る高さは満観峰に比べて何倍もある。今年は11人もの新入生が参加してくれて山行は大いに盛り上がった。

朝は8時に集合して、4台の車で移動する。

今年は多いですねぇ

駐車場まで無事に着いたが、駐車場が埋まっていてさっそくその対応に迫られる。話し合った結果、ドライバー以外を駐車場に降ろして、ドライバーは空いている駐車場側の登山口から登ることになった。筆者は新入生と一緒に登ることになった。

SLは梅田さんが担当

新入生とおしゃべりしながら登山道を登っていく。後ろのほうには山岳部出身者が集まっていて、強そうな子がたくさんいた。2時間弱で頂上に到着した。5分後くらいにドライバー組も到着した。いい感じのスペースを見つけたので、焼きそばを作った。

焼きそばを食べながら楽しくおしゃべり

下山も控えているので早めに切り上げて、記念写真を撮って下山を開始する。

みんないい笑顔だね

下山のSLは中村が担当した。下山は少しぬかるんでいて段差もあるところがあったので慎重に歩く。道がたくさんあって歩きやすい道を見つけるのが難しかった。帰りも同じくらいのペースで歩いて、3時半に下山した。

いい景色だね

まとめ:
今年は人数がとても多かったが、みんな楽しそうだったのでよかった。たくさん入ってくれればと思う。
さて、実は登りのドライバーの人たち側で事件があった。山頂でドライバー側の人たちが来たときに、とても喉が渇いたと言っていた。話を聞いてみると、あちら側には水が全くなくて、大変だったそうだ。こちら側のザックに水分がすべて入っていた。いろいろ焦っている中で皆が充分に話をすり合わせずに動いたせいでこうなってしまったんだと思う。今回は新歓で時間もなかったので焦ってしまったが、重要なことなのでしっかりとコミュニケーションを取りながら全体での行動を決定していくのが大切だと思った。
(文:中村)

2023年3月19日日曜日

2023/3/19 毛無山(1回生山行)

日時:3月19日

メンバー:CL有間、SL鈴木、奥津、高林

行程:
19日:静岡=朝霧高原-端足峠-雨ヶ岳-大見岳-毛無山-朝霧高原=静岡

記録:
今回の山行は1回生だけで行う山行であった。やりたいという話は前から出ていたが各々の都合などもありこのタイミングで行うこととなった。他の記録などを参考にしながら自分たちのレベルで行くことが出来、なおかつ登りがいのある山にしたいという考えのもとで毛無山が選出された。


これからは運転要員になるから寝てられなくなっちゃうのかな

計画段階から予想できていたことだが、案の定空模様は微妙である。雨でないだけましだがこのままだと頂上から展望は望めないかも…といった感じだ。

割と仲の良いこの代である

平坦な自然歩道が終わりいよいよ登山開始である。貯水池を過ぎ少しずつ傾斜がきつくなっていく、、、の前にいきなり道迷いが発覚した。まだ歩き始めて10分も経っていない、、、原因は分岐に差し掛かった際にコンパスの向きの確認をしっかりと行いきれなかったこと、そして何も考えずに前の人についていってしまったことにあるだろう。引き返すか悩んだが現在地がはっきりと分かっていること、そして確実に登山道と合流できることから強引に復帰することとした。


登山道への復帰を急ぐ

無事に復帰できたがいきなり猛省すべき点が出来てしまったスタートとなった。

今回のSLは鈴木である。序盤からかなりのペースで進んでいく。進んでいく。進んでいく。…前を歩いていた高林と目が合った。丸1年の付き合いだ、お互いの考えは言わなくても分かる。「え、マジか」「早くね」「鈴木にペース落としてとはいえない」「マジでやべぇ」、、、。人のことをとやかく言うことではないかもしれないが、この1年間で一番成長したのは間違いなく鈴木だと(多分みんなが)思っている(はず)。

かなりのペースで進むSL鈴木、続く高林

端足峠まではほんと順調である。ペースも非常に良く、コースタイムをかなり巻きながら進むことが出来ている。

楽しんでおります

天気は微妙である

傾斜が緩やかな箇所を超えた1500mを超えたあたりから凍ってる箇所が目立つようになってきた。今回の山行における一番の懸念点はこの凍結である。アイゼンを付けるかどうかとこの先の展開について予測しつつ歩を進める。
 余談だが、ここでの上りでじいちゃんばあちゃんを追い越した。かなりのご高齢カップル(のように)見えたが、今回の山行では今後も登場することとなる。

晴れ間が見えた(時もあった)
富士山が見える(心の綺麗な人には

何事もなく雨ヶ岳をとれた。案の定?景色は良くない。ここでペースも悪くなかったことから普通に休憩を取った。その最中、先ほどのじいちゃんばあちゃんが目の前を通過。ほんの一瞬の休憩を挟み、僕たちよりも先に動き出す。

ちらほら雪が

歩き始めてすぐにじいちゃんばあちゃんに追いつき、ごめんねぇって言われながら先を譲って良いただいた。登山をしていて割とよくあることだが同じ人を抜いたり抜かしたりを繰り返すのはあまり好きではない。(個人的に)

もう手慣れたものです

ちらほらと凍っている箇所が目立ち始めすれ得違う人たちの足にはチェーンスパイクが。
出来れば使う機会がないことを祈っていたがそうもいかず、アイゼンを装着。少し判断が遅く着けにくい場所での作業となってしまった。で、手間取ってる間にまたまたじいちゃんばあちゃんと遭遇。道の譲り合いになったが、すぐには付け終わらなかったことから先に行っていただいた。

これで3月中旬です
余談だが、毛無の山頂までの間に再びじいちゃんばあちゃんを追い抜いた。度々すみませんでした。
......休憩時間を長く取ると次の動き出しが地味にきつく感じることがある。じいちゃんばあちゃんにならって、ちょうど良いペースで歩き続けて休憩時間を短くしていくのも正解の1つかも?と勝手に感じていた。

まだまだ余裕の表情

あとは天気さえ、、、

ちゃんと食べます
みんな大好きお団子標識
相変わらずの良い笑顔

毛無の山頂を取った後、アイゼンをどうするか話し合った。この後は標高を下げて行くだけだがどのくらい積もっているか分からないため近くの展望台まで様子をみようということになった。この判断が良かったのかは分からない。
その後下りに入ってから、展望台の手前で鈴木がアイゼンを引っかけて転倒。山頂を出てから雪も見当たらずアイゼン外してても良かったかもしれない。判断することの難しさを感じた瞬間だった。

倒れ込む鈴木、助ける高林(気にせず写真を撮る奥津)

アクシデントはあったものの、その後は順調に下山していく。

名前の由来について考える


某高校伝統のヘリポートでの腕立せ伏せ

やれやれ

鈴木の転倒以外には特にこれといったこともなく順調に下山。景色こそ見れなかったものの1回生だけで楽しく行ってこれた。

まとめ:
山岳部に入部して1年が経つ前に1回生だけでの山行を行うことができて良かった。先輩方がいないことで自分たちで全ての判断を行う必要性があり、来年度上級生になったときに向けた課題も確認することができた。天気こそ悪かったものの非常に充実したものであった。

気が付けば入部してもう1年である。山行中もその話題で持ちきりだった。楽しかった山、きつかった山、来年度入ってくる部員の数や男女比、等々。もう次の年度になり、上級生となる。頑張っていくぞ。

(文:奥津)