メンバー:CL蓮容,SL増地,東,金子,芳村
行程:
12日:静岡=奈良田温泉-ダイレクト尾根登山口-P1932m-P2300m-笹山南嶺-笹山北嶺(幕営)
13日:幕営地-笹山南嶺-窪地-ダイレクト尾根登山口-奈良田温泉=静岡
記録:
先輩達も引退し、いよいよ私たちの代となってしまいました。先輩方がいないはじめての部としての山行には不安がありましたが、だからこそ一度自分たちだけで山に行くことに。
本当は白峰南嶺を縦走し大門沢に降りる予定でしたが、直前に入りやがった就職説明会とやらに阻まれ、ダイレクト尾根のピストンに...。
新年度を迎えるにあたってメンバー同士のコミュニケーションなど様々なことを確認できた山行となりました。
23日
奈良田湖には深夜に到着。車中で仮眠をとる。橋の前の駐車場には工事関係のプレハブ小屋と工事車両があったが、邪魔にならない位置なら駐めてよいようだった。
奈良田湖を渡る大吊り橋 6:00出発 |
ダイレクト尾根取り付き |
ダイレクト尾根の取り付きはなかなかの斜面だが、つづら折りに道がつけられておりすぐに尾根上に乗れる。雪はおろか凍結の気配もなくここを上がるだけですぐ暑くなった。
基本的に展望はないが水場分岐までに1回、雪がついた稜線を拝めた。ただ、道中もそうだが今年は雪が少なそうである。
1932mあたりから雪が多くなり、また凍結箇所が出てきたためアイゼンを装着。アイゼンの素晴らしさを感じながら一歩ずつ登っていく。
説明会が恨めしい。もっとはやく告知してぇ...。
なおこの説明会の後、縦走した方が遙かに有意義だったと後悔したのはまた別のお話。
南嶺と北嶺の間、北嶺直下に幕営適地があり、風が凌げ山頂も近い素敵な場所に宿をとる。
設営後北嶺へ。天気がよく、360度の絶景が広がりなかなかに感動的な光景であった。
その後夕日を見ようと3時間ほど山頂に留まるが、東、金子、増地は寒いやら疲れたやら言ってテントに戻る。芳村は耐性がある模様。
すぐテントに籠もってしまってはもったいないといつも主張するが、なかなか理解されない。まあ、いいんだけどさ...。
たそがれの芳村 |
凍える東。もっと食え! |
これを見ず寝るとは愚かしい... |
すぐテントに籠もってしまってはもったいないといつも主張するが、なかなか理解されない。まあ、いいんだけどさ...。
夕食はすき焼き風鍋。大変美味であった。
24日
今日は下るだけであり、遅めの起床。
奈良田温泉は休館日であったため、少し下流の 湯島の湯 へ。ひっそりとした雰囲気とすばらしい泉質でガッチリ私好みな温泉でした。
まとめ:
本来はダイレクト尾根からぐるっと南嶺を縦走し、大門沢を下る予定でしたが、急に就職説明会とやらが入りダイレクト尾根のピストンに。
まとめ:
本来はダイレクト尾根からぐるっと南嶺を縦走し、大門沢を下る予定でしたが、急に就職説明会とやらが入りダイレクト尾根のピストンに。
ダイレクト尾根はぐんぐん高度を上げてゆけるとても気持ちのよい尾根でした。メンバーも体力や素早い準備が身に付いてきたようでとりあえずは一年を迎えるにあたって一安心です。
それにしても、尾根も山頂も天気も素晴らしかった...!それだけに縦走できなかったことは惜しかったですが、ぜひまたリベンジをしたいところです。
(文:蓮容)
(文:蓮容)
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