メンバー:CL中川,SL中嶌,中村,市川,岡,高橋,宮下,コーチ高田
行程:
16日:静岡=戸中川林道ゲート(7:05)-(矢筈尾根)-1473.7m三角点(10:11)-六呂場山(12:55~13:10)-鹿ノ平(17:06)
17日:鹿ノ平(7:25)-不動岳(8:08~8:20)-鹿ノ平(8:52~9:15)-鎌崩ノ頭(9:56)-(鎌崩尾根)-戸中川林道(12:21)-戸中川林道ゲート(13:55)=静岡
記録:
私が現役として参加する合宿としては最後になるであろう今合宿。
深南部の素晴らしい自然林、笹原のバリエーションを経験してもらいたく、今コースを設定した。
深南部、特にこの水窪山域に入る際には事前に林道情報を確認されたい
・浜松市内林道情報
・静岡県道路通行規制情報システム
16日:晴れ
寒気の入りが遅い今年は、戸中川林道の紅葉が丁度見ごろで美しい。
西面で明け方暗いはずの林道の運転も華やかな気分になる。
戸中川林道ゲート |
ゲートからすぐの橋 |
水が流れている装置の脇を登る |
しばらくは尾根沿いに黒いホース |
合宿中、中村持ち前のコミカルな語り口で指導をしてくれた。
大変ありがたい。
1473m三角点からしばらくは平坦な広い台地となる。
夕飯はシチュー。大好物!美味しくいただきました!
11月は岡、中川、宮下の誕生月ということでお手製ケーキでお祝い。
おめでとう!
翌日午後から天気が崩れる予報だったが、夜中外を見ると満天の星空。
朝。本当に午後から天気は崩れるの?青空×笹原の美しいこと。
帰りの温泉にあった電気風呂で小学生のように騒いでいた声は女子風呂にも響いていたそう…(笑)(中川談)
まとめ:
計画・出発前については、各チーフ・リーサブを中心によく準備できていたと思う。
読図力、各々の主体性については課題が残った。
リーサブ経験の少ない中嶌中川からは、
①先頭を歩くことのプレッシャー
②パーティー人数が多い時、リーサブ間のコミュニケーションをとるのが難しい
③ルート進行(休憩をいつどれくらいとるか、どのルートをとるか等)の意見をメンバーから引き出すこと、まとめることの難しさといった気づき・反省が聞かれた。大変であったろうが、よい経験になったと思う。
今年度1年生は経験が少ない中で今後リーダーをやることになるが、虚勢を張ることなく、仲間で知恵を出し合い、よい登山をしてほしいと思う。
(文:高田)
大変ありがたい。
毎度おなじみの戸中川林道ゲート。
車は他に無く入山しているのは我々のみであるようだ。
車は他に無く入山しているのは我々のみであるようだ。
ゲートを越えてすぐ左手に現れる道に入り橋を渡ると、
矢筈尾根の取り付きだ。
矢筈尾根の取り付きだ。
1412mまでの標高差約800mは急な登りが続く。
1473m三角点、「矢筈山」の標識がありました |
深南部らしい景色が広がる |
更新されていく森林 |
1年生元気! |
定番のこの標識「耳目は欺かない 判断が欺くのだ」 |
六呂場山 |
葉を落とした木々の間から青空がのぞき、
落ち葉の絨毯を歩く。贅沢な時間だ。
落ち葉の絨毯を歩く。贅沢な時間だ。
鹿ノ平に続く主稜線に乗ると尾根は細くなり、
まもなく六呂場山に到着。
まもなく六呂場山に到着。
久しぶりの高橋、中村も含めてみんな好調。
この六呂場山からの下りでルート間違いが起きた。
山頂では全員地図を確認・整置していたが、以下の地図の北東~北に向かって出る尾根に注意が払えておらずそちらに入ってしまった。
どう対処するか気になり指摘せず様子を見たが、リーサブ含めた1年生皆、ルートが誤っていることに気づくものはいなかった。
最終的には標高差約70m(腕時計高度計)誤ったルートで下ってしまった。
原因として以下の2つが考えられる。
①読図経験不足
②リーサブ依存
①に関して。山に入る量が圧倒的に不足している。
山にとにかく入り、何でもないところでも地図を見て、
地形図における見え方と実際の地形の見え方のデーターをたくさん
自分の中にインプットすることが必要だろう。
また、地形の読み方を丁寧にすることが必要だろう。
今回誤った箇所は典型的なルートを誤りやすいポイントである。
尾根の連続性的には誤った尾根に続いていて入って行きやすい。こうした細かなポイントも
準備の段階でメンバー内で共有することが必要かもしれない。
◎印刷の倍率を上げるなどして縮尺を1/25000から1/12500にすると
細かい地形を読みやすい。但し、縮尺を細かくすることのデメリットも
頭に入れておくべきである。
②に関して。リーサブ依存になるのは誰しも経験があるだろう。
山においてこれは危険であるという認識を改めて持ち、それを排除するべくぜひこのテーマは議論してほしいと思う。
最終的には標高差約70m(腕時計高度計)誤ったルートで下ってしまった。
原因として以下の2つが考えられる。
①読図経験不足
②リーサブ依存
①に関して。山に入る量が圧倒的に不足している。
山にとにかく入り、何でもないところでも地図を見て、
地形図における見え方と実際の地形の見え方のデーターをたくさん
自分の中にインプットすることが必要だろう。
また、地形の読み方を丁寧にすることが必要だろう。
今回誤った箇所は典型的なルートを誤りやすいポイントである。
尾根の連続性的には誤った尾根に続いていて入って行きやすい。こうした細かなポイントも
準備の段階でメンバー内で共有することが必要かもしれない。
◎印刷の倍率を上げるなどして縮尺を1/25000から1/12500にすると
細かい地形を読みやすい。但し、縮尺を細かくすることのデメリットも
頭に入れておくべきである。
②に関して。リーサブ依存になるのは誰しも経験があるだろう。
山においてこれは危険であるという認識を改めて持ち、それを排除するべくぜひこのテーマは議論してほしいと思う。
ルートに復帰した後は、鹿ノ平までがんがん標高をあげていく。
途中、腹痛に襲われた中川のため30分強休憩を取ったが、
日没前に鹿ノ平に到着できた。
鹿ノ平直下の藪は濃く高く、苦労している様子も見受けられたが、
「藪漕ぎ超楽しいです」という変態(褒め言葉)もおり、よかった(笑)
途中、腹痛に襲われた中川のため30分強休憩を取ったが、
日没前に鹿ノ平に到着できた。
鹿ノ平直下の藪は濃く高く、苦労している様子も見受けられたが、
「藪漕ぎ超楽しいです」という変態(褒め言葉)もおり、よかった(笑)
鹿ノ平直下 |
鹿ノ平まであとちょっと! |
11月は岡、中川、宮下の誕生月ということでお手製ケーキでお祝い。
おめでとう!
翌日午後から天気が崩れる予報だったが、夜中外を見ると満天の星空。
お手製ケーキ |
いい朝 鹿ノ平 |
不動岳への登り |
不動岳 |
本当にここは天国。テンション高めで不動岳!
下りは早い。鹿ノ平でテントを撤収し、また少し重くなったザックを背負い、鎌崩の頭少し手前から西側に下るトレースに従う。
両手で抱えられないくらいの太い幹がいくつも倒れていた。今年の台風の影響?
登山口手前で少しルーファイミスをしていたが、それ以外は順調に下る。
林道でOBの青木さんとお会いする。消防のパトロールとトレーニングでバラ谷方面に行かれていたようだ。お疲れ様です。
帰りの温泉にあった電気風呂で小学生のように騒いでいた声は女子風呂にも響いていたそう…(笑)(中川談)
まとめ:
計画・出発前については、各チーフ・リーサブを中心によく準備できていたと思う。
読図力、各々の主体性については課題が残った。
リーサブ経験の少ない中嶌中川からは、
①先頭を歩くことのプレッシャー
②パーティー人数が多い時、リーサブ間のコミュニケーションをとるのが難しい
③ルート進行(休憩をいつどれくらいとるか、どのルートをとるか等)の意見をメンバーから引き出すこと、まとめることの難しさといった気づき・反省が聞かれた。大変であったろうが、よい経験になったと思う。
今年度1年生は経験が少ない中で今後リーダーをやることになるが、虚勢を張ることなく、仲間で知恵を出し合い、よい登山をしてほしいと思う。
(文:高田)
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