2026年7月18日土曜日

7/18-20 明神谷本谷 大無間山 

日時:7月18日(土)~7月20日(月)

メンバー:堀

行程:
18日: 静岡=白樺荘-明神橋入溪-オウダ沢出合−西魚岳沢出合
19日:幕當地点=魚無沢-稜線−大無間山−小無間山−外山沢頭で幕営
20日:外山沢頭-明神橋=静岡
記録:

単独で南アルプスの明神谷に行ってきました。
移動手段は井川地区自主運行バスを利用しました。
定員はmax8名、到着時間と帰りの出発時間が全く山用ではないので帰る時もちゃんと時刻表をみましょう。




白樺荘行きのバスの途中で降ろしてもらいました。
11時発




ヤマメ祭りで奉納されるヤマメを明神谷で取っているので明神谷での釣りは禁止です。僕の体感ではあまり魚を観なかったんですけど僕の実力不足かもしれません



作業道路を進んで入渓します


あまり水量は多くない模様。しかし、登山体系には意外と水量が多く渡渉に苦労する、と書かれていたのでどんなもんでしょうか


取水堰を超えるとこんな感じ

進んでみると渡渉はそうでもありませんでした。
水量にもよると思いますが今回は深いところで小川山の沢を適用に渡渉した時ぐらいでした。
基本的に進むたびに渡渉を強要されたので水量が多ければ面倒くさかったかもしれません。



基本こんな感じ



ヌメヌメ巨岩







こんな感じのが何個か出てきますが、どれも左右から行けるので難しくないです



謎のトラロープ。特に使う必要もない

巻中




腰ぐらい


一度開けました


左岸の支流の滝
結構面白そうで右のやつは階段状に見えました



進むとゴルジュっぽくなってきました。



特に問題無かったが、先が見え無いことにワクワクしてました



小さいCS滝 
左岸が簡単
これを超えると


この沢では一番大きい滝が見えました。これの奥はオウダ沢出合
流芯の右側がホールドがありそうで頑張れば登れそうでしたが、一人なのと登攀道具持ってきてないので一度戻って高巻きしました。



上から見れました

適当に巻くとはっきりした巻き道に合流しました。
結構手前から巻いているのかも
巻いた先に幕営適地がありました。
この時点で2時頃。ほかの記録ではここらへんで幕営していますが明日は大無間より進んで小無間ぐらいに幕営しようと考えていたのでもっと進むことにしました。



踏み跡を進めばオウダ沢に降りれます。
上流側に進めば、小さいコルから元の本谷に戻れました


戻ったらこんな感じ
ちょっと岩岩しくなってきました。これからゴルジュが出てくるので気をつけて進みました



5m程の滝
右岸から巻きました


晴れてきました
沢で日差しが差し込む空間がとても好きです



ここはちょっと悪かったです



これは左岸を巻きました


2時間程進みました
途中幕営できりところはいっぱいありました



無茶苦茶気持ちよさそうなところが!
西魚岳沢出合の広河原に到着
今日はここらへんで幕営。
時間に余裕があればここで幕営するのが最適だと思う。前日に降っていた雨の影響で、見てきた幕営地の薪はほぼ濡れていたが、ここは風通しもよく、日も当たるので結構乾いていた。






高台に建てました。
薪も多く、快適で最高の場所でした



飯は米と味噌汁。美味い

準備した薪は夜節約して使って、朝にちょうど無くなった。もうちょっと多く作っても良かった




朝

今日は大無間山へ



沢はゴルジュになるらしい


川幅が広いので何も問題なく進める





ゴルジュを抜けるとガレが多くなりました




沢沿いに歩くのではなく適当に歩きやすいところを歩きました



左は大ガレ、右の影ってる所へ行く


小さい滝


伏流する前に5リットルほど水を確保しました。
一気に重くなって稜線まできつかった


尾根に乗れそうなとこで適当に乗った。
乗らないほうが良かったかも


稜線キタ~





三方嶺に到着。
冬以来の深南部で、来たことない稜線が気持ちよすぎてキモい顔しちゃいました




気持ちい




熊の爪痕があったのとバスのおじちゃんに熊に注意されたので登りながらインディアンコールしながら登りました。


10時ごろ大無間山到着!
2年ぶりぐらいでしたが、良い山ですね。



中無間


命よりの小無間



小無間以降は踏み跡が少ないと思っていましたが無茶苦茶踏み跡とピンクテープがありました。


外山沢ノ頭で幕営

焚き火をしようとしましたがある枯れ木が腐ってて水分を含んでいるものばかり。何とか最初の火をつけたがすぐ消えてしまう。
1時間ほど苦労してつけましたが、熾火はできるが火が上がらない。焚き火は難しい。何とか米を炊いてご飯にしました。

そんな火の焚き火ではもちろん夜は越せず、起きたら消えてました。
朝は冷たいお茶漬けで出発







ロープがあったら左に曲がる合図



きれいな看板があります



右側は苔が生き生き


鉄塔があります。
この道も本来は中部電力の見回りの道をでしょう


鉄塔を過ぎてから道路まではまあまあ悪い急斜面を降りるので注意⚠️
ロープがいっぱいあるので大丈夫だと思いますが



明神橋到着

白樺荘まで40分ぐらい
10時に白樺荘着



うまい


風呂に入って飯を食って帰りました

(この後Googleマップでは11時と14時過ぎにバスがあると書かれていたが、呑気に風呂と飯を食べていたら1時頃になり、14時のバスに乗ろうとしたら、実際のところ14時のバスは無く、今日帰る手段が無くなってしまった。仕方ないので田代まで3時間ぐらい歩いて適当に河原で幕営し翌朝8時のバスに乗れて帰ったとさ。)

行き帰りに使った横沢バス停当たりにチョークのついた岩を見かけました。ネットで調べてみたら登られているようです。いずれ機会があれば行ってみたいです。


まとめ:
今回の明神谷は沢登りのお手本のような気持ちいい沢でした。滝は少ないが沢を伝って山頂を踏み、深南部を縦走できる、自然を感じられるルートで、難しいところが少ないのでオススメです。
初めて単独での沢泊でしたが、一人で居ることの静かさが、より自然を感じられて充実した山行になったと思います。単独での改善点はそこそこあるので今後考えていきたい。
今年は無理でも来年は単独で赤石沢に行きたい。



(文:堀)



2026/7/18-19 八ヶ岳 大同心南陵

日時:7月18日(土)~7月19日(日)

メンバー:N村 S木

行程:
18日: 静岡=登山口ー行者小屋ー阿弥陀岳ー行者小屋
16日:行者小屋ー赤岳鉱泉ー大同心取り付きー大同心頂上ー赤岳鉱泉ー登山口=静岡

記録:
夏休み前最後の山行として八ヶ岳の赤岳に行きました。個人的に去年と同じ山行となったので、去年みたく晴れるといいなーなんて思っていると、N村さんから 「大同心行く人いないか」というお誘いが。自分のレベルで行けるのか、不安もありましたが行くことにしました。N村さんは去年雲稜ルートで登攀しているので(そちらも記録残ってますので是非読んでみてください!)、今回は南稜ルートへ。

1日目は本隊と一緒に行動。(本隊の記録はまた別にありますので是非!)ロープなど登攀道具を持っているのでザックが重い...と思っていましたがボッカ大好きマンたちが同じくらいの重さ持ってました。みんな強い。小屋までは4時間ほどでつきましたが、ヘロヘロでした。



雨が降っては止むの繰り返しだったので、晴れることを願いながら就寝。のはずが、テントを立てた場所が悪かったのか、気持ちのいい体制で寝られない。体勢をなおすため動く、隣の人に当たり起こしてしまう、隣の人が動く、それでまた起きるの悪循環で全く寝られませんでした。

2日目は朝から別行動。本隊より早めに起き、2人で朝食をたべました。夜の間、雨はあまり降ってなさそうで一安心。


贅沢にチャーシューとメンマを添えて

4時過ぎに行者小屋を出発して赤岳鉱泉へ。30分ほどでつくはずでした。はい、道を間違えました。去年N村さん行ってるし大丈夫だろうと思っていたのですが、ありえないほど登る。二人ともコンパスが壊れていました。結局30分ほどロス。

赤岳鉱泉でデポし、大同心のとりつきへ。5時過ぎに出発しました。途中休憩をはさみつつ、6時頃に到着。アプローチの急登きつかった。

で、でかい

1P目:N村さんリード 
特に難しいところはない階段のような感じでした。N村さんはなんと登山靴で。さすがです。前日の雨の影響か、下のほうはかなり濡れていました。取り付きからみえるところでピッチを切ったのですが、そこからさらに一段上がるとより良い終了点がありました。


2P目:S木リード
S木マルチ初リード。とにかく気持ちのいいホールドが続く気持ちのいいピッチでした。これまた微妙なところでピッチを切ってしまいました。


3P目:N村さんリード
トラバース気味に雲稜ルート最終ピッチの取り付きまで。特に言うことがありません。



ここで雲稜ルートの最終ピッチと合流しました。N村さんは去年フォローで登ったルート。N村さん人生最高レベルに緊張しているとのこと。ここで長めに休憩しました。

緊張

一方のんきな奴

晴れていればそろそろ本隊が見えるころ。今年の一年生はクライミングに積極的なため我々の姿を見せておきたい、というN村さん。しかし全く見えません。定期的にインディアンコールのようなものが聞こえていて、試しにかえしてみると大盛り上がりの声が。姿は全く見えませんが。視界が晴れそうで晴れないのであきらめて登ることに。

4P目:N村さんリード
N村さん、登り切りました。さすがです。私はここまでのピッチとはけた違いに難しいと感じました。とにかく手がない。いやあるのかもしれませんが素人・S木にはあるように思えない。何とか掴めるやつを握りこんでいるとすぐにパンプしてきて、無様に落下。フォローだからよかった。いやあんまりよくない。グレード的には5.9くらいだそうで。N村さんに引っ張り上げてもらいました。

必死にホールドを探す

N村さんのリード中、なんか晴れそう。と思っていたら晴れました!本隊も視認できたとのこと。みんなに見られながらのリード、N村さん特大ボイスで「ビレイ解除!!!」しびれました。

本隊からのN村さん

S木の無様な姿も目撃されたそうです。ガスってほしかった。
なにはともあれ、大同心の頂上。N村さんはとにかくうれしそうでした。S木は満身創痍。

大同心頂上にて

にっこり

ヘロヘロ

我々の荷物は軽いため追いつけるだろうということで、本隊には先に行ってもらうことに。大同心の頂上でのんびり準備し、本隊を目指して稜線歩き。そんなつもりはなかったのですがアドレナリンがドバドバだったせいか、爆速になってしまいました。硫黄岳で休憩中の本隊と合流し、下山しました。

まとめ:
とにかく楽しかったです。リベンジしたい気持ちと、もう一度あれをのぼるのはちょっと...という気持ちが半々ですが。マルチ・アルパインの経験不足が如実に表れました。量も質も足りませんでした。自分では精一杯やってるつもり、なんですけどね。身の丈を知らされました。クライミングをしっかりやっていないと、登れないのはもちろん、こうも言語化できないのかと嘆いています。ただでさえ文章力がないというのに。内容の薄い記録ですみません。
一年生たちにN村さんの雄姿を見てもらうことができたのは、本当に良かったです。僕・私も行きたい!と思ってくれている人も多いようでうれしい限りです。今後が楽しみです。ぜひ行ってみてください。普段の山行以上に得られるものがあります。高ければ高い壁のほうが登ったとき気持ちいいですからね。登れてない私でも気持ちよかったんで。「S木さん!連れていってください!」という声もありますが、努力はします。

(文:S木)