メンバー:CL高林,SL増田,増地,有間,菅原,堀,前嶋,大串,渡邊,松田,梅田
行程:
3日:静岡=藤原岳登山口(7:00)-藤原山荘(9:05)-藤原岳(9:20)-治田峠(11:14)-竜ヶ岳(13:30)-三池岳(17:10)
4 日:三池岳(5:30)-釈迦ヶ岳(8:13)-猫岳(8:43)-羽鳥峰(9:35)-根の平峠(11:21)-御在所岳(13:33)-国見峠(14:00)-杉峠(16:35)
5 日:杉峠(4:00)-雨乞岳(4:34)-武平峠(7:12)-鎌ヶ岳(8:15)-水沢岳(10:12)-入道ヶ岳(12:05)-椿台神社バス停(14:14)-藤原岳登山口(15:50)=静岡
こんにちは。現主将です。
個人的にここ一ヶ月は激動の一ヶ月でした・・・。色々ありましたが感情を失うこともなく楽しくやっております。
今回は私の地元でもある三重の鈴鹿セブンマウンテンへ。鈴鹿セブンマウンテンとは、鈴鹿山脈の藤原岳、竜ヶ岳、釈迦ヶ岳、御在所岳、雨乞岳、鎌ヶ岳、入道ヶ岳の7つを繋ぐ縦走路の総称です。地元ではありますが訪れるのは初めてで、前々から行ってみたかった山域の一つです。秋晴れの中、紅葉で色とりどりに染まる鈴鹿の山々を堪能してきました!
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3日:天候 快晴
今回のルートは、3日間合わせて30時間(1日平均約10時間)のCT設定のため、日没が早いこの季節でそこそこシビアな時間管理が求められることを皆念頭に置いた上で行った。
高速を使い7時前に藤原岳登山口へ
いざ、出発
読図練習のため、1年生主体で先頭を交代していく。先発は1年梅田。梅田の後先考えないナイスペースにより、予定より1時間強巻いた状態で藤原岳に到着。
先頭を菅原に交代し先へ進む。この区間は全体的にザレており落石注意。三点支持を交えつつ丁寧に下る。3日間通してザレ場、砂礫が多かった。
多志田山での尾根の方向転換にも1年生はきちんと対応
振り返る
治田峠。アップダウンばっか
治田峠から少し進んだピークで先頭を渡邊にバトンタッチ。渡邊家の家訓は「急登は一気に登れ」だそうです。
いい雰囲気が続く
この辺で小さいながらも二重稜線地形を発見。ちょうどよかったので1年生に説明しておく。
飲むには不適かな?
2. 竜ヶ岳
竜ヶ岳は開放的な笹原。もうここにテント張ってしまいたかったが進みます。
石榑峠に降り立ち少し上がった広場で休憩するが、高林の様子がおかしい。今朝から言っていたが頭痛がひどいらしい。鎮痛剤を飲んでしばらく休むとのことで、その間他のメンバーで水場へ水補給しに行った。今回は全員6Lの水を持って来たが、このペース、この暑さ、水の消費が激しく水場の存在は非常にありがたかった(7Lの水と2Lの三ツ矢サイダーを持って来た堀くんは病気だと思います)。
ここでテント張るか、否か
日没も迫っているが、高林が復活したので進むことに決定。先頭を自分に代わってもらい日没に間に合うようペース調整した。
渡邊がバテてキツそうだったが、松田は「段々元気になってきました」と言っていた。怖い
日没ギリギリで幕営予定地に到着できました。
6人テント❎2をギリギリ張れるスペースを見つけそそくさと設営。
夕食は鍋。食担の1年の気合が入っておりかなり具沢山、豪勢な鍋を堪能できた。しゅ、しゅごい、、、
明日も行程時間が長いので4時起床5時半発に設定して就寝。
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4日:天候 晴
おはようございます。目覚ましを止めようと手を伸ばしたら高林の顔を鷲掴みしてしまい割と本気の「ごめん」が出た。
出発から1時間たち休憩をとっていたところ、松田が幕営地にスマホを残置して来たことが判明。急遽自分と二人で往復1時間のトレランが始まりましたがその後の行程に概ね支障はありませんでした。
トラブルで遅れましたが釈迦ヶ岳到着。今日も天気が良く気持ちいい。
羽鳥峰からの登り返しでスズメバチの大群を発見。藪を漕いで登山道を迂回する羽目に・・・通行の際はお気をつけて。
国見峠で荷物をデポし御在所岳へ。
御在所岳、自分の母が山岳競技をやっていた頃トレーニングでよく通っていた思い出の場所になります。山岳競技をやっていたことを知ったのは自分が山岳部に入った後ですが・・・血は争えないようです。
国見峠近くの沢で再び水補給。煮沸するか悩んだが味に問題なく時間もなかったのでみんなそのまま飲んでいた。
さすがに皆疲労の色が見えてきたが、再び日没時間が近づいて来たのでもう一度先頭を代わってもらい、早足で杉峠を目指す。
杉峠には先客が。杉峠から少し北へ上がった適地に幕営しました。
本日は梅田、堀、大串が外で寝たいとのこと。今年の代はテント外で寝たい勢がちらほらおり、テントが広く快適になってありがたい!冬もお願いします!
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5日:天候 晴れ時々曇
バスに乗りたい関係で4時に出発。暗闇の中、しょっぱなから急登をこなし、笹藪をかき分ける。
東雨乞岳〜1026m分岐間の下りがぬめっていて歩きにくかった記憶があります。
予定ではバスと電車を乗り継ぎ車へ帰還するつもりでしたが、たまたま近くにきていた自分の母が運転組を車まで送ってくれることに!親は偉大です。
お疲れ様でした
まとめ:
深南部、冬山に向けての読図練習、体力錬成・・とか言いつつ個人的にただ行きたかっただけの山行。地元にこんないい山があるとは!日本アルプスだけでなく、他の山域にももっと足を伸ばしてみたいと思うこの頃です。
(文:増地)
深南部、冬山に向けての読図練習、体力錬成・・とか言いつつ個人的にただ行きたかっただけの山行。地元にこんないい山があるとは!日本アルプスだけでなく、他の山域にももっと足を伸ばしてみたいと思うこの頃です。
(文:増地)