日時:6月12日(土)
メンバー:A班 CL蓮容、SL増地、和田、生熊、芳村
B班 CL 東、SL金子、飯村、池田、中川
付き添い 宮下、市川、中嶌
行程:
12日:静岡=瑞牆山自然公園-富士見平小屋-瑞牆山山頂-不動沢-瑞牆山自然公園=静岡
記録:
今回は登山とボルダリングを兼ねての瑞牆山へ。人数が多いということで班を二手に分け、それぞれ反対回りの行程でいくプランに急遽決定。引退した4年生の先輩方も登山やボルダーを触りに付き添いとしてご同行していただくことになった。
瑞牆山自然公園の駐車場に車を停め、出発。初手は林道歩きだが長くはない。1年生の様子も見つつ、ペースは抑え気味で歩く。登山口で1年生にコンパスの使い方を再確認させる。登山二回目にしてコンパスが壊れて針が逆を向いている可哀想な後輩もいたが、全員の確認を終え入山。
いざ入山
中盤で分岐を誤りバリエーションルートに行きかけてしまった。振り返ると主将がニヤニヤしながら分岐点で立ち止まっている。「うわ...やったわ...」とか思いながら戻ると、正規ルートにはしっかりと人工物が設置されていた。人工物(ロープなど)の確認や、分岐点でしっかりと吟味、読図していれば防げたミスである。歩いているときに下をむきがちになるという主将の指摘もいただいたので、今後気を付けていきたい。
しばらく歩くと不動滝に到着した。ここで一回目の休憩。各々、滝の写真を撮ったりレーションをかじっていた。写真で滝を確認するとほとんど水が透けていて滝のように見えない。
このまま休憩なしで山頂を目指す。下調べではここから徐々に急登になると書いてあったが、案外そうでもなく安心して登れた。また、各々のメンバーが自分で考え、CLやSLに意見を出すようなコミュニケーションが後半は目立ち、いい収穫となったように思う。
ちょっとした鎖場
山頂に着くとかなりの人混み。「密、密!」とか思いながら頂上でパシャリ。大ヤスリ岩も拝めました。
雑コラ感
下山開始後しばらくするとB班とすれ違い。どうやら序盤で道を間違え1時間ほどロスしたそう。ちょっとしたトラブルもあったため、後日しっかり反省会しました。
桃太郎岩
下山もペースは抑え気味だったが、早めに下山することができた。B班の帰還を待った後、4年生たちが行っていたボルダリングへ合流しにGO。瑞牆には多数のボルダー課題が随所に点在しており、クライマーにとっては天国のような場所なのだ。個人的に岩山のボルダーは久しぶりだったが、やはりジムの課題よりも難易度が上がるのを感じた。
先輩
迫真
色々触っていたらあっという間に時が過ぎてしまい、気づけば下山時刻に。ただ一回生の中で沢山トライした者もいればほとんど触らなかった者もいたことは課題だ。登山後で疲労してモチベーションが上がらないのは十分にわかるが、こういったクライミングは経験を積むことで楽しさ、魅力がわかってくる要素も強いと思うので、なるべく積極的な参加を促したい。
良い充実感と疲労感に包まれながら温泉で疲れを癒し、レバーで精気を回復させて帰宅した。こんなにレバーが美味いと思ったのは初めてである。ほうとうも食いたかった。
まとめ:
今回は登山にボルダリングと、充実感のある1日となった。子連れの登山客も多く、百名山である瑞牆の人気ぶりが窺える。ただ、道は明瞭だったが、現在地の把握に若干苦戦することとなった。A班はコミュニケーションが活発で、終始和気あいあいとしたムードで活動できたのは今後に活きてくるだろう。
...あの5級はクリアしたかった。月パスでジャムに行きまくるしかない...。
...あと帰宅間近で廃道に寄り道したのは本当に謎だった。
(文:増地)