2021年4月5日月曜日

2021年4月3日 伊豆・仁科川大滝川三階滝沢

日時:4月3日(土)

メンバー:CL高田(OB),SL市川,蓮容

行程:
3日:静岡=大滝歩道入り口-二俣-三階滝-三階滝沢歩道ー駐車スペース=静岡


記録:
高田さんに誘っていただき、昨年より遅めの沢はじめに。遅いと言ってもまだ4月、少しでも暖かいであろう伊豆の沢に向かう。

サクラが咲いていた

入渓点はやや急だが分かりやすく、踏み跡も


車道を少し歩き、看板のある尾根を下り入渓。若干斜度もあるが踏み跡もあり無事到着。
とりあえず水に足を入れて見るが、4月でもそんな堪える冷たさではなく、さすが伊豆といったところ。
市川さんも久しぶりの水にいい笑顔である。

なんだがよい雰囲気

わざわざ浸かりに行く蓮容 水と戯れにきたんだもの

登れる小滝

流水はさすがに冷たい!

あっ  と思った。なんとか耐える。

わざわざ水に浸かりに行かないと濡れる場所は少ない。市川さん達は冷たいやらなんやら言って脇から進もうとするので、水中に引きずり込む。
少しすると登れる小滝が。左右どちらの水流も行けるが、蓮容は最後足を滑らせ腹ばいに。なんとか耐えて這い上がった。無様である。

10m滝 なかなかでかい

巻き道には廃坑が!

ダンジョン探索

さらに進むと10m滝が。小さい沢だが見ていて楽しい景色が結構ある。しならく眺めた後、これはさすがに巻く。
巻きの途中には廃坑が!ここはとりあえず入っておく。市川さんは意外にも怖がりということを以前聞いたので、なおさら突っ込みたくなったというのもある。
巻き道はトラロープも設置されており、比較的よい巻きであった。

ナメ滝 一回触ってみる

 ...なぜ蓮容は先輩を突き落とすのか

この沢、景色のバリエーションが豊富で続いてはナメ滝が。なかなかに楽しませてくれる。
一度触ってみるが、ホールド乏しくこれはすぐ脇を通る木の歩道で巻くが、朽ちていて怖い。なんなら今日1番のスリルであった。
滝を巻くとナメの渓相が。本当にバリエーション豊かである。
ポットホールがあったので、市川さんを突き落としておく。

あえての水線突破




たまには水を浴びながら

きれいな節理

樋状 右岸がいい感じ

その後も、快適に登ることができる小滝がいくつもあり、楽しく登る。
水はほとんど避けられるが、せっかくなので水に浸かりながら楽しむ。
小さいながらも滝のバリエーションが多く、渓相も飽きない。

三階滝 でっかい!

すぐ脇まで行けるのもGood

快適に遡行していると、本日のハイライトである三階滝へ。小さな沢ながら、結構なスケールである。さらに滝の横までいって滝を見上げると飛沫と風をを全身に浴びることになり、なお気持ちがよい。
ここで遡行終了。朽ちてこそいるが歩道があり、簡単に車道にあがることができううえ、上がった先は駐車場所のすぐ近くだった。

まとめ:
昨年より遅い沢はじめとはなったが、今年も沢の時期がやってきた。とはいえ、まずはあったかい場所からということで伊豆の三階滝沢へ。4月といえども水を楽しめる水温で、快適な沢登りであった。

この沢は小さいながらもバリエーションに富んだ渓相であり、登れる小滝も多く楽しかった。アプローチも脱渓も巻きも容易で、また1年を連れてきてもいいなと思える想像以上によい沢だった。
来年以降、沢デビューに使うのもよいかも知れない。


完全な余談だが、この後は沼津観光をした。
高田さん、海鮮丼ごちそうさまでした。またよろしくお願いします!!
(文:蓮容)