2016年5月10日火曜日

2015年8月19~22日 信濃俣河内~仁田岳~茶臼岳(夏季合宿)

日時:2015年8月18日(火)~8月22日(土)

メンバー:CL田中、SL高田、若月

行程:
819 晴れのち雨
深夜静岡発=畑薙第一ダム駐車場6:00―信濃俣河内入渓7:15―三俣付近C1 11:30
820 雨
C1で停滞
821 曇り
C1 5:15―オリタチ沢出合745―箒沢出合9:05―西沢出合11:30―大春木沢大ガレ手前
C2 12:10
822 晴れ
C2 6:00―(稜線)8:45―仁田岳9:00―茶臼岳10:00―茶臼小屋10:20―畑薙大橋1320
―駐車場14:15=静岡

<総括>文章:田中
沢で魚を釣りながら泊まり、豊富な水量と適度な登攀的要素がある沢ということで信濃俣河内へ行くことにした。
1年生2人に沢の楽しさを体感してもらうのが目的とした。もちろん釣り竿は持って行った。

1日目:深夜に畑薙第一ダム駐車場に着いて仮眠をとった。600に行動を開始し、信濃俣河内を目指して駐車場から戻って橋を渡り、右手にある林道を進んだ。この林道沿いから河原に降り立つ予定であったが、下降路がひどく荒れていたため、対岸へ渡って上流側へ少し進んだところから河原に降り立った。延々と続くような河原を進むと次第に水量が増してくる。2013年に来た時と比較して水量が多く、流れの速い中での渡渉を強いられた。
1日目の午後から2日目の深夜にかけて雨が降ることがわかっていた。停滞するだろうことは予見していたので、本格的なゴルジュ帯に突入する前に、分岐がある三俣あたりで早々にタープを張って1日目の遡行を終了した。それから各々釣りを始めたのだが一向に釣れなかった。仕掛けに関する記憶があいまいで、てきとうな方法で釣ろうとしていたためだとおもう。結局魚は釣れず、15:00頃になると、小雨が降り始めた。水量の変化や沢の様相の急激な変化はなく、焚火もできずに寝て1日目は終了した。

2日目:強雨が降り続けていたのと、翌日以降は好天だということで、この日は停滞することにした。何度か釣りをしたが、全く釣れる気配がなかった。16:00頃になると、雨が降っては止んでいたのが曇りになっていた。沢で停滞することは1年生2人にとって初めてのことで、不安が大きかっただろうとおもう。それでも明るく振舞っていたので、とても頼もしく見えた。

3日目:5:15に行動を開始し、急ぎ足で信濃俣河内のハイライトである3つのゴルジュを通過することにした。天気は曇りだった。C1からすぐに始まる第一ゴルジュは難しいところもなく、すんなりと通過することができた。水量が特別多くなったわけではなかったのが幸いした。第一ゴルジュをすぎると沢は再びひらけて、直角にカーブしたのち、第二ゴルジュに突入した。第二ゴルジュの景観は見事のもので、短いながらも狭く、小さな滝が階段状になっている。そこを水流伝いに突破できるということも、素晴らしさの大きな要因の一つだろう。第二ゴルジュの出口(6m)は右岸の残置シュリンゲをつかんで突破した。先に進むと第三ゴルジュに突入するわけだが、どこからどこまでがゴルジュに当るのかいまいちわからなかった。それでも登りごたえのある滝が連続して高度を稼いでいった。
廊下帯を抜けてさらに進むと、次第に沢は急になっていく。右手のちょっとした高台に草の生えた快適そうな場所を見つけて、そこを幕営地とした。相変わらず曇っていたが、念願の焚火をしようと準備していると再び雨が降り出した。それでも若月高田の努力によって、雨の中で焚火をすることができた。

4日目:やっと好天に恵まれた。水が少なくなり、急な沢を遡行して高度を稼いでいく。すると、すぐに水はなくなり、遡行は終了して、藪漕ぎになった。上へ上へと進んで行く。そして視界が開けると同時に仁田岳の直下に出た。南アルプスの山の深さを感じる風景を堪能した。一路、駐車場へ向けて希望峰、茶臼岳を経て長い登山道を下った。

まとめ

信濃俣河内は沢登りの楽しさ、縦走の楽しさ、山で生活する楽しさを体感できる沢である。ルート上に特別困難な箇所はない。悪天なのが残念だったが、のんびりと山で楽しめる山行だった。1年生2人は明るく、積極的な姿勢で山行に取り組んでくれとても頼もしく、今後が楽しみである。
(文:田中)

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