メンバー:高田,若月,杉山,田中
行程:
6日:静岡(5:15)=興津=西沢渓谷駐車場(9:10)ー二股吊り橋(9:40)ー鶏冠谷出合(9:55)ーホラの貝ゴルジュ(12:50~13:55)ー二股吊り橋(14:50)ー西沢渓谷駐車場(15:20)=静岡
記録:
名渓であると有名な笛吹川東沢釜ノ沢。
上流部も魅力的であるが、今回はホラの貝ゴルジュ以下下流部を遡行した。
なお当初今週は赤石沢に行く予定であったが、天候不良により中止となった。
西沢渓谷駐車場 |
二股吊り橋 |
駐車場からは広葉樹の並んだ素敵な涼しい道だ。
入渓地点である二股吊り橋までは30分もかからず着いた。
吊り橋を渡り切ったベンチのところで沢仕様に装備を変え、堰堤の上から入渓。
入渓地点 |
河原を遡ること直ぐに鶏冠谷出合を見送る。水がとにかく透き通っていて綺麗!
もう少し気温が高ければずっと泳いでいたいのだが、今日は泳ぐところが
先にたくさんあるので体温を温存。
6m滝 |
6m滝は底の見えない釜を持つ。いわゆるエメラルドグリーン的な色をしていて綺麗。
本当は右岸の斜上するクラックを登りたいのだが水量が多く取り付きが白濁しており厳しそう…
ということで、左岸のルンゼを登り巻く。
6m滝を上から見る。中央下の右上に伸びる狙っていたクラック |
足のつかない瀞 |
この足のつかない瀞は左岸の側壁をロープを出しながら通過したので時間がかかった。
ここは泳ぎで突破し、泳げないメンバーはザックピストン法で引っ張った方が早いと思う。
2条CS滝 |
2条CS滝左岸チムニー上より |
チムニーはザックを背負っていると挟まり少し難しい。チムニー上は滑りやすいが
手掛かりは多くあり、登りやすい。
杉山が泳ぎで一回流される。見ている側としては面白いが本人は怖いだろう。
後続はザックを先に上げたり、お助けロープを出しながら通過した。
これを通過すると、流れの速い深い淵の横断がある。
流れの速い淵 |
杉山 ジャンプ!! |
ちょこちょこ泳ぎながら綺麗な水を楽しんでいると…
ホラの貝ゴルジュ入口に着く。中からは冷たい風が吹いてくる。
水がきれいすぎて深い淵の底まで見え、底に落ちてる落とし物なんかも見える(笑)
(某山岳会の手ぬぐいゲット)
先が見えず、ドキドキワクワクする。
ゴルジュ突入前に休憩し、冷えた体を温める。
若月 |
青空が少し顔をのぞかせたり |
身体が温まったところでいざ突入!
わお。
凄いところに来てしまった。自然の造形美に息を飲む。
この滝は左岸を自分がフリーで登った。当たり前だが濡れているのでドキドキするが
落ちても釜なので緊張しすぎず、いい状態で登ることができた。
4m滝 滝上から |
4m滝 上流側 |
滝上から見たゴルジュの形、釜の美しさも素晴らしい!
上流側の狭くなっているところは次突破しよう!
帰りは釜に飛び込み。めちゃくちゃ気持ちぃい!
ゴルジュからの脱出。帰りは楽~ |
田中さん!前が見えてませんよ!! |
6m滝は懸垂下降で下りたり、釜に飛び込んだり。
心霊写真みたいになっちゃった |
こーゆーの見るとすぐ登ってみようとする辺り、いい感じに山岳脳になってますNE☆
まとめ:
ホラの貝ゴルジュが素晴らしかったのは言うまでもないが、その下部もとても面白く
豪華で充実した沢であった。
ただ、泳ぎ系の沢の経験不足感は否めなく、赤石沢・栗代川に備えてこの系統の沢も
練習していこうと思った。
(文:高田)
突然失礼します。東沢下流部に興味を持っております。写真を見る限り救命胴衣を着けているように見えますが救命胴衣は着用したほうがよさそうですか?
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