メンバー:CL増地、SL池田、東、鈴木、高林、富沢、犬塚、有間、蓮容
行程:
21日 静岡=桜平駐車場-オーレン小屋
22日 オーレン小屋-赤岩の頭-硫黄岳-夏沢峠-根石岳-天狗岳-オーレン小屋-桜平駐車場=静岡
22
記録:
21日:天候 雨
21日:天候 雨
新入生を迎えはじめての山行は、みんな大好き八ヶ岳にすることにした。例年に漏れず初山行は雨であり新入生は可哀想である( ◠‿◠ )。車の人数関係で池田がバイクでアプローチすることになった。本人は出発前は乗り気だったが、登山前から雨風に晒され着いた頃には坂本慎太郎ばりの渋い顔をしていた。
唐沢鉱泉起点で1日目から天狗を取る予定だったが、雨の稜線を歩くには条件が悪かったため桜平駐車場発でさっさとオーレン小屋へ行ってしまうことにした。
楽しみだね!
読図しながら
!?
オーレン小屋着
時間が余っているので駄弁ったり、昼寝したり、ココアを飲んだり、本を読んだりと各々が自由な時間を過ごしていた。オーレン小屋にあるトイレはSSランク級の綺麗さで感動した。
カレーは、美味しい
今回食糧係も担当したが肉を持ってきすぎて肉丼カレー味みたいになった。
22日:天候 曇り
去年より残雪が多い!
登る1年と東
樹林帯はずっと残雪が続いており、1年生は初山行で雪上の歩行をするいい機会となった。程よく締まった雪で歩きやすい。しかし体重のある1年生の1人は何度も雪を踏み抜いており、そのたびに前の方から「ああっ」とか「ほおっ」とか聞こえてきた。
稜線に出る
1年 元気のTK林
一休み
20分ほど歩けば
硫黄岳 着
個人的にはこれで5回目の硫黄岳である。実家へ帰省するのと同じ頻度で来ているので実質帰省かもしれない。
爆裂火口はガスで見えず...
一旦下ります みんないい笑顔
サクサク歩きます
この辺りはずっと蓮容さんと喋っていた記憶しかない。気持ちの良い樹林帯を抜けると根石岳が見える。
この登りいいですよね
ナチュラルに「写真の質が下がる」とか言って
すみません蓮容さん
上級生は気持ち良くなってしまったのかこの登りをダッシュしていた。やっぱ山といえばダッシュですよね(一年生は笑いながらそれを眺めていたが次の鳳凰三山では君たちが走る側になることをこの時はまだ知らない)。
数十分の間だが青空が迎えてくれた。さっきは見えなかった爆裂火口もチラリと見えて満足である。一年生も喜んでいた。
根石岳 着
天狗へ向かいます
この稜線は貫禄があり本当に素晴らしいが、去年に八ヶ岳全山縦走をやった時にはここを通過する際にすでに体力が限界を迎えており、登りが本当にキツかった記憶があるので色々と噛み締めながら登った。
東天狗手前
東天狗を取り、西天狗まで行ってから記念撮影。
フレッシュ新入生
モッサリ上級生
山頂でしばらく待ってみたが晴れる気配もないので下山を開始する。オーレン小屋まで戻ってテント撤収し登山口へ。
疲労のTK林
同期
14時前に下山。お疲れ様でした。下山してから天気が良くなるところも含めて山岳部らしい。しかし写真を見る限り稜線上は雲に覆われてそうだった。
帰りのご飯屋さんを検索していると、何やらお腹いっぱいにしてくれそうなところがヒットしたので行ってみることにする。楽しみだ。
!?
!!?
!?!?
一瞬カバの餌が出てきたのかと思ったが人間用だった。フードファイター御用達の量の料理が私たちの胃を蹂躙する。しかも女子2人の頼んだ料理が抜きん出て量が多く、みんなで手分けしても手も足も出なかった(腹は出たが)。完全敗北した私たちは仕方なくフードパックを購入しみんなで持ち帰った。
そんな1コマが山岳部LINEのプロフィール写真に決定
まとめ:
新入生初山行だったがみな足取りがしっかりしていて今後に期待が持てる山行だった。雪上や岩場でも転倒する場面がほとんど見られなかったので、体力さえつけば部としての行動の幅はグッと広げられるだろう。また今回来れなかった新入生も含めて、よく喋りよく笑う子が多くコミュニケーションが活発である。去年度はメンバー間のコミュニケーションがマチマチだった印象が拭えなかったのでこれは非常に良い傾向ではないかと思う。
(文:増地)