メンバー:CL若月,SL杉山
行程:
20日:浜松=冬季ゲート(5:15)-桂小場登山口(5:45)-馬返し-大樽小屋(8:05)-テント設営地(9:50)-胸突き八丁の頭(11:00)-将棊頭山(11:55)-胸突き八丁の頭(12:45)-テント設営地
21日:雪訓(8:00~10:00)-大樽小屋-馬返し-桂小場登山口(12:00)-冬季ゲート(12:30)=浜松
記録:
雪を求めて中央アルプスへ
1月20日 晴れ
12時半に浜松を出発.5時くらいに桂小場の冬季ゲートに到着.支度をし,出発.
真っ暗な中林道を歩く.所々凍っているのであまり気が抜けない.30分ほどで登山口に到着.
8時くらいに大樽小屋につく.
小屋で大休憩.本来の予定ならば登れるところまで登ってからテントを張って明日アタックするつもりだったが,予想外に早く登っているので,小屋の近くにテントを張って今日中にピストンをかけることにした.小屋から少し登ったところにテントを張って出発.
幸か不幸か,トレースがあり順調に高度を稼ぐ.
胸突き八丁の頭,この日は天候が素晴らしく,晴天でしかも風が弱く登山日和.稜線上もワカンで進む.
12時前には山頂に着いた.こんな簡単に登れていいのかと思うほど素晴らしい天気.目の前には中央アルプスの山々が広がる.実は,著者は中央アルプスに登るのは初めてであったので,山の名前があまり分からなかったが,中央アルプスもいいなあと思った.
予定であれば茶臼山に行く予定であったが,将棊頭山で満足したのと,2人も寝不足で疲れていたのでテントに戻ることにした.3時くらいから夕食を作り,5時前には就寝.夜は冬用のシュラフでないためか寒さで何回か起きてしまう.
21日
朝は6時に起きた.この日は雪訓をやってから下山することにした.雪訓は滑落停止訓練,スタンディングアックスビレイ,ボラードによる懸垂下降を行った.特にボラードは今まで作ったことがなかったのでためになった.
帰りは,運が悪いのか入ろうと思った店がことごとくやっていない.結局,そばの城というところでソースカツ丼を食す.まあ,おいしかったから良しとしよう.
まとめ:
ラッセルしに行ったはずが思ったより雪がなかった.しかし,天気はピカイチでこんな好条件な冬山はそうそうないと思う.また,今回の雪訓で初めてボラードを作った.思ったよりも信頼できるなあと思った.いずれか使うときがあるかもしれない.いい経験になったと思う.
また2月に嫌になるほどラッセルできればいいな.
(文:杉山)